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西馬音内盆踊保存会

 西馬音内盆踊保存会(会長・佐藤寛悦さん)の定期総会と懇親会が今夜、西馬音内中野にあるコプニ巨福で開かれました。同保存会は西馬音内盆踊りを伝承する羽後町内の組織で、子供の時から盆踊りに親しんでいる囃子方や踊り手、若手からベテランまでの男女、80余名が加入しています。

 保存会は終戦後の昭和22年(1947年)、西馬音内町で行われてきたお盆の行事・盆踊りの伝統の灯を絶やさず継承しようと、大地主だった本町の柴田家などが支援して結成されました。初代会長は故黒澤圭助氏で、故柴田与太郎氏、故柴田貞一郎氏と続いて、来年は80周年です。

 日頃は町内の小中学校や羽後高校、毎月行われている練習会での指導に当たっているほか、「国民文化祭」や「ふるさと祭り東京」など全国的な行事へ数多く出演。アメリカやフランス、ハンガリー、北欧、韓国、モンゴル、タイなどで国際交流事業にも参加してきました。名実ともに、西馬音内盆踊りの普及・発展に大きく貢献しています。

 西馬音内盆踊保存会は平成11年(1999年)に地域伝統芸能大賞保存継承賞、同15年(2003年)にはサントリー地域文化賞を受賞しました。

# by shouichiro_sato | 2025-05-03 22:26 | 羽後町 | Comments(0)

 

風車の羽根落下

 きょう午前10時過ぎ、秋田市新屋の雄物川河口にある「新屋海浜公園」内に設置された風力発電の風車の羽根(ブレード)が落下しているとの通報があり、近くには81歳の男性が頭から血を流し意識不明の状態で倒れていました。男性は市内の病院へ搬送されましたが、その後に死亡が確認されています。

 事故があった風力発電の事業者は東京都の「さくら風力」。風車はドイツ・エネルコン社製で、羽根の長さはおよそ40m、地面から最高到達点までの高さは約120m。2009年11月に運転を始めていました。

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 (写真・3枚の羽根のうち1枚が折れ左下に落下しています。NHKニュースより)

 今朝の秋田市は最大瞬間風速23.0mの強い風が吹いていましたが、この程度の風で羽根が折れるとはビックリです。ニュースの映像を見ると風車は通常の回転で運転中に、一枚が折れて飛んでいく様子が確認できます。

 県内には多くの風力発電の風車があり、さらに運転開始から20年以上の施設もあることから、今回の事故原因をしっかり解明し、住民の皆さんが安心できる対応を求めたいと思います。

# by shouichiro_sato | 2025-05-02 21:40 | 事件・事故 | Comments(0)

 

4600万円

 大館市に住む80代の女性が、警察官だという男からの電話で犯罪に巻き込まれる可能性を指示され、数回にわたって玄関先に置いた4600万円の現金がだまし取られていたことが明らかになりました。

 県内では連日確認されている「特殊詐欺」。最近は大手の電話会社や全国の警察署の刑事、検察庁の検事、弁護士などを名乗るところから電話があり、「口座にあるお金が危ない」などという話を信用して現金を用意。そのまま持ち去られる事案が増えています。

 「オレオレ詐欺」から「投資詐欺」、そして次には「ロマンス詐欺」と、どんどん巧妙化する詐欺の手口。お金に関わる電話があった場合は、いったん立ち止まり、家族や知人・友人、警察署に相談するなどして下さい。

# by shouichiro_sato | 2025-05-01 22:51 | 事件・事故 | Comments(0)

 

所信表明

 鈴木健太知事は就任後初めて本会議に臨み、「寛容と挑戦に満ちあふれ、偏りやしがらみのないニュートラルな秋田を作り上げる」「思い描く秋田県の将来像は、日本一持続可能な県だ」と県政運営への所信を表明しました。

 重点とする施策では人口減少対策、産業・雇用、観光・文化・スポーツ、防災・安全安心、医療・福祉、農林水産業、教育、中小企業支援の8分野にわたって方向性を示しています。

 それらの施策の成果を県民が実感できる形で積み上げるため、県庁の意識改革に取り組むと強調。職員との対話を重ねながら、「成果を出すことにこだわる成果追求型のマインドに改革していく」「限られた行政資源を効果的に活用するため、マーケティングの手法を取り入れ施策の解像度を上げていく」と述べています。

 県民や県議会には、人口減少と地域の衰退という「県民共通の敵」に向かい、今こそ反転攻勢に出る時だと確信する。多様な意見に耳を傾け、新しい秋田を切り開いていこうと呼びかけました。

# by shouichiro_sato | 2025-04-30 20:32 | 秋田県議会 | Comments(0)

 

「道の駅うご」

 秋田魁新報社がゴールデンウィーク(GW)前の4月16日~20日に、ウェブや交流サイト(SNS)で実施した秋田県内の道の駅34カ所の人気投票によると、逸品では羽後町の「西馬音内そば」がダントツの得票数で1位に輝きました。さらに、ソフトクリームやジェラートで「うご・じぇら」が3位。全体の集計による一推しの道の駅では、「道の駅うご・端縫いの郷」が同紙が調査を開始してから3年連続でトップとなっています。

 うごのダイニングで提供している西馬音内そばは「冷やがけ」が特に人気で、フノリをつなぎに使った喉越しの良いそばを甘めの冷たいつゆで食べる地元の名物。うご・じぇらは町内産の新鮮な牛乳と青果物などが原材料となっており、こちらも大好評です。

 今年のGWはきょうまでの前半と5月3日からの後半に分かれて?おりますが、是非とも羽後町にご来遊ください。

# by shouichiro_sato | 2025-04-29 22:27 | 社会・話題 | Comments(0)