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対日感情

 日本の非営利団体「言論NPO」と中国国際出版集団の調査によると、日本に「良くない」印象を持っている中国人は、前年比9.9㌽減の66.8%で、2012年の日本政府が沖縄県・尖閣諸島国有化に中国が猛反発した以前の水準に回復したと、共同通信の記事が伝えています。

 一方、中国に「良くない」印象を持つ日本人は3.3㌽減ながら88.3%と高く、日本人の対中感情が改善されていないことも明らかになりました。現在の両国関係については、「悪い」とした日本人は27㌽減の44.9%で7年ぶりに50%を下回り、中国側も14㌽減の64.2%で、改善の兆しが見られます。

 相手国に良くない印象を抱く理由は、日本側は「尖閣周辺の日本領空、領海への侵犯」が56.7%で最多。中国側で最多だったのは「侵略の歴史を謝罪、反省していないから」で67.4%でした。

 今年は両国の国交正常化45周年。来年は日中平和友好条約締結40周年です。

# by shouichiro_sato | 2017-12-25 21:51 | 社会・話題 | Comments(0)  

キタサンブラック

 きょう午後に行われた競馬の第62回有馬記念(中山競馬場11R・芝2500m)。一番人気のキタサンブラックがスタートから先頭に立って逃げ切り、引退レースに勝利しました。キタサンブラックはG1での勝利が7勝となり、ディープインパクトなどと並んで歴代1位タイ。中央競馬の獲得賞金額ではテイエムオペラオーを抜いて歴代トップとなり、有終の美を飾っています。2着は1馬身半差で(やはりこのレースで引退する)クイーンズリング、3着は鼻差でシュヴァルグランでした。

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  (写真・有馬記念を制覇して引退するキタサンブラック。「NHKニュース7」より)

 キタサンブラックのオーナーは歌手の北島三郎さん。騎手は2006年の同レースでディープインパクトに騎乗して勝利している武豊さん。このレースを最後に引退し、種牡馬になることを表明していたキタサンブラックは、一度も先頭を譲ることなく快勝。ファンの圧倒的な支援に、見事に応えています。
 
 馬券を買うことはありませんが、今年の有馬記念はキタサンブラックの話題で盛り上がっていただけに、家族でテレビ観戦。「一気に先頭になった」「このままいけるかな?」「ほかの馬も出てきた」「強い、強い」「勝ったー!」と、歓声を上げてしまいました。テレビでは放送されませんでしたが、レース後のセレモニーでは、北島三郎さんが歌う「まつり」で盛り上がったことでしょう。

# by shouichiro_sato | 2017-12-24 20:57 | スポーツ | Comments(0)  

雪下ろし

 21日午後5時頃、羽後町新町で所有する空き家の雪下ろしをしていた男性(63歳)が、軒下に積もった雪に埋もれて死亡しました。県内で除雪や雪下ろしに伴う死亡事故は、今冬初めてです。

 羽後町内ではこのところ、雪下ろしで屋根から落ちる事故が続いています。田代や軽井沢という山間部で60代と70代の男性が、平野部の西馬音内では80代の男性が腰の骨を折るなどの重症になっています。

 22日朝の田代の積雪は90cm、仙道で107cm、西馬音内では62cm。この時期としては多い降雪量であり、これからが心配です。町の防災放送は朝から「雪下ろしをする際はヘルメットや命綱の使用、二人で行う」などと呼び掛けています。くれぐれもご注意ください。

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 (写真・我が家の屋根から滑り落ちた雪。正月前に排雪作業をするのは初めてかも?)

# by shouichiro_sato | 2017-12-23 21:44 | 事件・事故 | Comments(0)  

イージス・アショア

 県議会12議会は最終日のきょう、この夏の大雨被害の復旧費などを盛り込んだ補正予算などを原案通り可決して閉会しました。一方、政府が導入を閣議決定した「イージス・アショア」について、配備先の候補地に秋田市が検討されていることから、導入撤回を求める意見書案が提出されましたが、賛成したのは社民党、次世代につなぐ会、共産党の3会派7議員だけであり、否決されました。

# by shouichiro_sato | 2017-12-22 23:19 | 秋田県議会 | Comments(0)  

ひばり野オクラ

 JAうごの新成園芸組合(高橋和幸組合長)が生産している「ひばり野オクラ」が、地域の農林水産物や食品をブランドとして保護する「地理的表示(GI)保護制度」に登録されました。県内でのGI登録は、「大館とんぶり」に続いて2品目です。

 同園芸組合は7人の農家で1976年に生産を開始。寒冷地でありながらハウスでのきめ細かな温度管理などを行うなどして、栽培技術を確立。生産者たちがスーパーで試食販売を行うなどして、消費拡大にも努めてきました。

 GIに登録されるには「おおむね25年以上の生産実績があること」など多くの項目をクリアする必要がありますが、40年以上にわたって着実に生産を拡大し、春から夏にかけての県内のスーパーには「ひばり野オクラ」が並んでいます。現在は16人の生産者が、計178アールのハウスで栽培しており、メガ団地の整備にも取り組んでいます。

# by shouichiro_sato | 2017-12-21 23:01 | 羽後町 | Comments(0)