「あやめ」が満開

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 家の玄関先にある「あやめ」が満開になりました。(写真) 母が貰ってきて植えていたもので、今では家の周りに増えていき、紫や白の花が咲き誇っています。

 この季節は横手市浅舞(旧平鹿町)のあやめ公園など、県内では季節の花が見頃です。美郷町では千畑のラベンダー園が多くの観光客で賑わっているように、花を見て怒る人はいませんから、やっぱり花の魅力は「心の安らぎ」ですね。我家のあやめにもそんな気持が湧いてきます。家の周囲では春から「桜」に「ツツジ」、そして「あやめ」。この後も「アジサイ」や「ダリヤ」、「ユリ」、「ひまわり」と季節の花が続きます。田園地域だからこそ感じられるこうした季節感にホットする時間もあり、この価値観はコンクリートの住居に住む皆さんには理解できないだろうと、自己満足しています。

 今夜は11時過ぎから雨が本降り。ここでは被害が出るような豪雨ではありませんが、梅雨特有のジメジメした空気が漂っています。こうした季節だからこそ、庭に咲くあやめや夜に乱舞する「蛍のあかり」に元気をいただいています。美しいものを美しいと思える、純粋な気持を持ち続けたいと思っています。

# by shouichiro_sato | 2007-07-04 23:36 | 家族・仲間 | Comments(0)  

「しょうがない」防衛大臣の辞任

 当然といえばそれまでですが、アメリカの原子爆弾投下を「しょうがない」と発言した久間章生防衛相が、きょうの午後になって(突然)辞任しました。目前の参議院選挙への悪影響を懸念して、早期の幕引きを図る狙いがあるのでしょうが、安倍内閣にとっては発足約9ヶ月で3人もの閣僚が交代する異常事態です。

 久間防衛相は30日(日)、千葉県柏市内で講演した際に第2次世界大戦でのアメリカの原爆投下について、自らが長崎県出身でありながら「あれで戦争が終わったんだという頭の整理で、しょうがないなと思っている。それに対して米国を恨むつもりはない」と発言。安倍首相もこの発言について「米国の考え方について紹介したと承知している」と、問題視していませんでした。しかし野党は「防衛相としてふさわしくない。あるまじき発言だ」(民主党・菅代表代行)、「不用意な発言であり、罷免要求までいく話だ」(国民新党・亀井幹事長)と、猛反発。与党内にも参院選への影響を危惧する声が出始めました。

 その後の動きです。1日、久間防衛相は朝のテレビ番組で「別に訂正する必要はない。誤解を与えているとすれば丁寧に説明しなければいけない」と述べたものの、批判が拡大したことで正午過ぎに行なった長崎県島原市での記者会見で、前日の発言を事実上「撤回」。安倍首相は小沢民主党代表との党首討論会で「国民に誤解を与える発言は厳に慎まなければならない」と、ようやく適切でなかったとの認識を示しました。

 2日、安倍首相が「厳しく久間防衛相に注意」して事態収束を図ろうとしましたが、被爆者団体などが抗議集会を開いて「大臣辞任」を求める運動が起こったのをはじめ、長崎市議会では「原爆投下容認発言撤回を求める意見書」を全会一致で採択。3日に田上市長が上京して久間防衛相に直接抗議することにしました。f0081443_23231147.jpg

 きょうは連立与党の公明党からも辞任を求める声が強くなり、結局は「選挙優先」で大臣交代。政権のダメージ拡大を恐れて「かばい続けて」きたことも、安倍首相の決断力不足を露呈することになりました。(写真・辞任を伝える今夜のテレビ朝日「報道ステーション」) こうなるのであれば、問題発言があった時点で厳しく問いただし、罷免するぐらいのリーダーシップがあれば国民の信頼回復につながったでしょうが、今更悔やんでも「しょうがない」話です。安倍首相の「ひ弱さ」「軽さ」だけを印象付けた結末となっています。

 会期を延長して数の力で強引に法案を通してきた手法も、良い印象ではありません。久間発言の時期(6月30日と7月1日)に行なわれた共同通信社の世論調査(3日付・秋田魁新報)では、安倍内閣の支持率は32・0%で昨年9月の内閣発足以来、最低を更新。参議院の議席でも「与党が過半数を割ったほうがよい」が52・4%で、「過半数を維持したほうがよい」32・5%を大きく上回っています。まさに崖っぷちに立つ安倍首相、起死回生の秘策はあるのでしょうか。

# by shouichiro_sato | 2007-07-03 23:48 | 国政・時事 | Comments(0)  

ありがとう、菅原賢太郎さん

 回復されるものと信じていたのに、羽後町田沢の菅原賢太郎さんは57歳の男盛りでありながら、帰らぬ人となってしまいました。

 私が高校を卒業して農業に従事した頃、最初に出会った先輩は羽後町農業近代化ゼミナールの皆さんです。3歳年上の菅原さんは兄貴分のような存在で、会合の度にお世話になり、お宅にも時々泊めていただく程の関係でした。既に和牛の繁殖経営に取り組んでおりましたが、誠実で優しく、怒った顔など一度も見せたことがありません。

 しかしながら昭和50年代、町内の畜産農家の皆さんの経営が危機的状況になり、事業から撤退する人が多くなってきた時に、菅原さんは肥育部門に事業転換。それからは幾多の困難を乗り越えて、今では秋田県内屈指の肥育牛生産農家として県指導農業士にも認定されています。県内の肉牛業界では、「羽後の菅原賢太郎」を知らない人はいないといっても過言ではないでしょう。経営が軌道に乗ってからは社会奉仕活動にも積極的で、「西馬音内ロータリークラブ」の会員としても頑張っておりました。

 また、菅原さんは出会った当初から私にとって応援団長のような存在で、町議会議員選挙に初めて立候補した時からきょうまで、「いい町をつくろう」と一緒に戦ってきた仲間であり、心の支えでもありました。「秋田、これでいい会?」にも設立当初から特別会員として参加しています。「うご牛(べご)まつり」実行委員長や「羽後町肥育牛組合」組合長なども歴任し、横浜の食肉市場へは何度も一緒に足を運んでいます。物静かでどっしりしたタイプ。お酒を愛し、歌を愛し、いつまでも付き合ってくれる同士であり・・・・・思い出は尽きません。

 昨年の7月に病気が見つかり入院。10月には退院して仕事に復帰したものの、今年3月始めに再入院し、そのまま6月30日午後10時前に逝去されました。奥さんの話では病気のことは菅原さん自身が一番良く知っており、再入院してからは家庭のことや今後の畜産経営のことについての指針を示していたとのこと。いかにも実直な菅原さんらしい生き方です。今朝、菅原さん宅で最後のお別れをしてきましたが、安らかなお顔でした。「二人で頑張ってきたから、本当にご苦労さんと言ってあげたい。父さんありがとう」という奥さんの言葉に、私も同じ想いでした。

 神葬祭は午後3時から湯沢グランドホテルで行なわれ、羽後町肥育牛組合の和泉嘉郎組合長(羽後町議)が弔辞を述べました。羽後町の畜産発展のために苦楽を共にしてきた農家の仲間の皆さんの沈痛な想いが伝わってきて、目頭が熱くなりました。

 どうかこの上は、天上から残されたご家族や仲間の皆さんを見守ってあげてください。心からご冥福をお祈り申し上げます。菅原賢太郎さん、誠にありがとうございました。 合掌。

# by shouichiro_sato | 2007-07-02 22:09 | 産業振興 | Comments(1)  

男子・準優勝、女子は第3位

 宮城県栗原市で開かれていた東北社会人ホッケー選手権大会は、きょう決勝戦と順位決定戦が行なわれ、秋田クラブチームは男子が準優勝、女子は第3位と健闘しました。

 この大会は今年10月に大分県で行なわれる全日本社会人ホッケー選手権大会の北海道・東北予選会も兼ねており、国体に向けて選手強化を図っている秋田県チームにとっては、競技力を確認する絶好の機会。秋田クラブは昨日の予選で頑張っていたこともあり、私も早朝に出発して応援に駆けつけました。

 午前9時からは女子の3位決定戦。秋田クラブは地元の宮城クラブとの対戦です。前半は共に決め手を欠いて0-0。後半も一進一退の攻防が続きましたが、終了間際に秋田が押し込んで1-0で勝利し、第3位となりました。決勝戦は岩手クラブと1-1で引き分けながら、PK戦を制した山形県チームが優勝。秋田は昨日、岩手と対戦して2-1で敗れたものの、試合内容では押し気味だったようですから、上位の4チームは実力伯仲の感じでした。

 一方、男子の決勝戦は午後2時30分から。秋田クラブの相手は東北大会で負け知らずの強豪・岩手クラブです。岩手は開始早々から速攻が冴えて見事なシュートの連続。前半は5-0の一方的な試合展開となりました。「秋田どうしたの?」と、応援団も元気を失ってしまいましが、後半は秋田のボールが繋がるようになってきて2点を先取。その後に1点を許したもののすぐ取り返して3-1。終わってみれば6-3の敗戦で準優勝。もっと早くにエンジンが全開していれば「十分に勝機があった」ゲーム。いよいよ常勝・岩手を脅かす存在になってきました。

 全国大会の出場枠は男子が2チーム、女子は1チーム。男子の秋田クラブは出場権を獲得しましたが、会場は大分県。参加経費も多くかかりますから、県ホッケー協会としては派遣できるかどうか、これから検討しなければなりません。(「国体の頑張り次第だ」という影の声もあります)何はともあれ、着実に競技力が向上してきた秋田県チームです。
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 (写真・秋田国体成年の部のメンバーとなる秋田クラブの女子チーム・男子チームの皆さん。宮城県栗原市築館の多目的グランドにて)

# by shouichiro_sato | 2007-07-01 22:11 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)  

「三大踊り夜会」

 心配された雨も上がり、午後6時30分から羽後町活性化センターで行なわれた「三大踊り夜会」は大盛会でした。全国の夏祭りが本格化する前に、一足早く熱のこもった踊りが見れる催しも4回目。今回は地元の「西馬音内盆踊り」と毎回ゲスト参加している富山県の「おわら風の盆」に加え、初めて来町した岩手県の「盛岡さんさ踊り」の皆さんがエネルギッシュな踊りを披露してくれました。

 過去3回は本町通りや総合体育館での無料公演でしたが、今回は主催している町観光物産協会への支援や開催経費への協力をいただくため、お一人様2000円の入場料をいただきました。会場が狭くてよく見えなかった上に、公演時間も短く物足りないお客さんもいたと思いますが、これを機会に各地の踊りに興味をもっていただき、実際の祭りを訪ねるなどの交流が進めば幸いです。ご来場の皆様には心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
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 ところで、本番前の午後4時30分から西馬音内本町「西馬音内盆踊り会館」に隣接する「かがり火広場」では、1000人を超えるお客さんの前で夜会に出演する3団体の発表が行なわれました。(こちらは無料・自由に観覧できます) まだ明るい時間であり本場の雰囲気には程遠いものだと思いますが、目の前で行なわれる踊りには何ともいわれぬ迫力がありました。(写真・太鼓のリズムで軽快に踊る「盛岡さんさ踊り」)

 「三大踊り夜会」には、1泊2日の日程で参加している県外からのお客さん80名もおり、終了後は五輪坂温泉・としとらんどに会場を移して、出演した3団体の皆さんとの交流パーテーが開かれています。この企画がまた大人気で、郷土の伝統を受け継ぐ皆さん同士はもちろんのこと、お客さんも交わってのお話は尽きることがありません。

 (ただし、私はブログの書き込みがあるために後ろ髪をひかれる想いで帰宅しました。実はきょうの午後、宮城県で行なわれている東北社会人ホッケー選手権大会で秋田県男子チームが決勝進出を決めたのです。明日は5時に起床して応援に行ってきます。)

# by shouichiro_sato | 2007-06-30 22:02 | 羽後町 | Comments(0)  

県議会中継

 6月定例県議会はきょうが最終日。昨日の予算特別委員会と常任委員会では、焦点となっている森林環境税「秋田県水と緑の森づくり税」の関連条例案と県職員給与削減の条例案を継続審査に決めたことから、きょうの本会議が注目されました。

 議会傍聴できなかった私は、県議会のホームページから本会議のインターネット中継を見させてもらいました。午後1時の開会冒頭に、中田潤議員(みらい21)が一般質問での発言の一部を取り消す申し出をし、続いて「副知事の選任」が案件となりました。記名投票で白票(賛成)と青票(反対)を使って採決が行なわれます。画面からは緊張して登壇する議員の皆さんの表情も伝わってきました。結果は、西村・現副知事は41対2で同意。渡部・知事公室長には19対24で不同意。「継続審査とすべき」とした案件も、常任委員長の報告通りに決まりました。

 特に職員給与の削減案については、石田寛議員(社民)が原案否決の立場から反対。淡路定明議員(いぶき)が継続審査に賛成。山内梅良議員(共産)も原案反対の討論を行なうなど、真剣な議論の様子が伝わってきました。県議会に関心があっても議場まで出向いて傍聴することが困難な人には、インターネットで生中継(今のところは本会議のみ)されていることをもっとPRしたいものです。

 ところで、議会終了後に行なわれた寺田知事の記者会見(これも県のホームページで生中継しています)での発言には驚きました。副知事人事について「多数の横暴だ、いじめですよこれは。人事のことで手足縛って仕事をせよといっても・・・・・・私はベストだと思ってお願いした。正常じゃない採決のしかただと思う」と述べ、反対した24人の議員の姿勢を批判しました。自民党会派は2月議会で(財政難の状況で)2人の副知事は必要ないと主張していたことや、2人配置する場合の役割分担が明確でないという意見があったことを考えると、提案する前に議会との意見調整をしておくべきでした。議会前には政党との協議の場がありながら、提案権を強調して議会の声に耳を貸さない姿勢では、今後の県政運営も波乱含みでしょう。

 NHKの記者が「自民党が過半数を占めている中で、今後は議会に対してどう説明を尽くすのか」と質問すると、寺田知事の答えは「NHKの解説委員さんのように、(説明を)上手になるよう頑張ります」でした。新聞やテレビのニュースで伝えられるのはほんの一部であり、こうしてインターネットを開くと(表情も含めて)全てを知ることができ、いい勉強になりました。

# by shouichiro_sato | 2007-06-29 22:52 | 秋田県 | Comments(0)  

バス路線の廃止

 少子化や過疎化が進む地域から、利用者の減少を理由にした「バス路線廃止」のニュースが目立ってきました。道路運送法の改正によって、事業者が路線を廃止する時は6ヶ月前までに国土交通省に届ければよいことになったこと(事前届出制)や、生活バス路線の赤字補填に補助金を支出してきた自治体の財政事情が厳しいことから、県内でも急激に進んできています。

 羽後町にも羽後交通㈱から3月28日付で路線の一部廃止の申出があり、町は6月定例町議会で町内の交通手段を検討する機関(羽後町地域公共交通会議)の設置に必要な予算を可決しています。f0081443_22355238.jpg対象は湯沢営業所から羽後町方面に向かう全路線で、特に新成・明治、田代(私の住む上到米も含まれます)の両地域内は完全廃止の方針であり、今夜から住民への説明会が始まりました。(写真・田代農村総合センター)

 乗車状況調査によれば利用者が少ないことは一目瞭然であり、今までも(日中などに)誰も乗っていないバスが走っていることについて、「補助金を出してまで必要なのか」という声もありました。しかし、地域には高齢者や車を運転できない人も多くいる訳で、「病院」に通う人などにとっては欠かすことの出来ない交通手段でもあります。出席者の意見交換では、「廃止は止むを得ないかもしれないが、代わりの手段について考えてもらいたい」「この機会に、新しい地域の交通システムをつくろう」など、地域の将来を心配する声が多く出されました。

 人口の将来予測では日本一の減少率となる秋田県にあって、地域の過疎化はさらに進むでしょう。しかしながら、これからもその地域に住み続ける人々がいる以上、安心して暮らせる社会システムは絶対に必要です。費用対効果や採算性を重視する民間事業者に代わって、新たな公共サービスが可能かどうか。他人任せではなく、そこに住む人たちが一緒に知恵を絞っていく必要を感じた説明会でした。 

# by shouichiro_sato | 2007-06-28 23:16 | 羽後町 | Comments(0)  

屋根の上に「スギッチ」?

 秋田市仁井田から空港道路を通って雄和方面に向かっていたら、雄和市民センター(旧町役場)の手前1キロメートル位の所で、屋根の上で花を植えている皆さんに目が留まりました。以前からこの建物の屋根には芝生が張られていて、環境に優しい斬新なアイデアだと感心していましたが、きょうはいつもと違う作業のようで、車を止めてしまいました。

 ここは秋田市雄和平沢の伊藤工業株式会社(代表取締役・伊藤満さん)の事務所。作業している人に聞くと、屋根の上には秋田わか杉国体のマスコットである「スギッチ」の花壇を作っている最中でした。
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 作業を始めたばかりで全体像はわかりませんが、お話しによると屋根の右半分ほどにマリーゴールドなどを植えて、巨大なスギッチの花壇が完成する予定とか。使用される苗ポットは1000個以上で、4人の作業員の方がバケツで土を運び上げながら、丁寧に植えていました。(写真)
 
 秋田わか杉国体まであと3ヶ月。スギッチマークの入った幟やステッカーなどが目立ってきていますし、県内各地から「花いっぱい運動」のニュースも聞こえてきますが、このように民間サイドで取り組んでもらえることは嬉しいですね。日本一に輝いた人気のキャラクター「スギッチ」ですから、大いに活用して盛り上げていきましょう。

 ところで、9月29日に秋田市雄和の「県営陸上競技場」で行なわれる総合開会式の一般入場券(無料)はただ今、申し込みを受付中です。県や市町村の窓口にある所定の用紙かインターネットで申し込むことが出来ますが、締め切りは今月29日必着。郵送の場合は明日中に投函しなければ間に合いません。是非とも開会式の感動を現場で体験したいものですね。皆さんも申し込んでみませんか。(ただし、既に定員を大きく超えており、抽選となりますのでご了承ください)

# by shouichiro_sato | 2007-06-27 19:22 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)  

イチゴ

f0081443_2341519.jpg 今夜遅く家に帰ったら、玄関先に摘んだばかりのイチゴがありました。この時期のイチゴはケーキなどの業務用で、日本国内では秋田県湯沢市秋の宮や羽後町田代・仙道地区がシェアを独占している品目です。

 我家でも私が12年前に町の仕事に就くまでは、30アールもの転作田でイチゴを栽培しておりました。その後は隣家の従兄弟に全ての水田の農作業を委託していますが、イチゴの親株だけは今でも畑に残し、大切にしてきました。ですから、このところの好天で毎日が収穫期。妻が朝夕に摘み取ってはお土産にしています。(写真・Mサイズの高級品です)
 
 例年ですと6月中旬から収穫が始まり7月10日過ぎまで続くのですが、今年は雨が降らずに粒も小さくなっており、出荷量も少ないとのこと。しかしながらその分、値段は高値で推移しており、生産者の皆さんも(早朝の)4時頃から出荷作業に頑張っています。

 この時期の湯沢・雄勝地方は日本一の品質を誇る桜桃(サクランボ)や特産のイチゴなど、地域の自然条件を生かした品目が農家経済を潤しています。ここまで来るには先人の弛まぬ努力があった訳ですが、折角築いた蓄積を無駄にしないよう、何とかこれからの農業振興に結び付けていきたいものです。

 真っ赤に熟した我家のイチゴは、とろける様な味わいです。栽培等に興味のある方はご連絡ください。

# by shouichiro_sato | 2007-06-26 23:52 | 産業振興 | Comments(0)  

えっ!「2㌔入りで2500円以上」

 今朝の秋田魁新報の小さな記事「ニューススポット」に、ビックリする話題がありました。

 「中国へコメ輸出、第1便が出港」の見出しで、約4年ぶりに再開された日本から中国へのコメ輸出の第1便が24日午後、横浜港から中国の上海などに向けて出港したことを伝えています。中国へのコメ輸出のことは、先の日中首脳会談で合意されたと知っていましたので、「いよいよ始まったか」という程度の気持で読んでいたのですが、販売予定価格を見て仰天しました。

 今回輸出されたのは、新潟県産コシヒカリと宮城県産ひとめぼれで計24㌧。今週中には現地に到着し、7月中に上海と北京の高級スーパーの店頭に並ぶとか。その価格はなんと、2㌔入りで2500円以上。中国産の10倍以上で、現地の富裕層向けに販売されるといいます。(間違い?ではないでしょうね、魁さん)

 この販売価格は日本国内と比較しても驚きです。例えば、(インターネットで検索してみると)秋田を代表する大潟村産の「あきたこまち」無洗米は2㌔で1280円。新潟県魚沼産のコシヒカリは2㌔で1,680円。中国での価格はこれらの2~1.5倍です。今までは中国産の安い農産物が大量に輸入されているイメージしかありませんでしたが、日本の優れた品質の農産物が富裕層の目に止まるとすれば、新たなビジネスチャンスとして期待されます。

 リンゴなどの果物や高級住宅向けの秋田杉など、国内需要が伸び悩んでいる秋田県の農林業にとって、中国市場の開拓は「願ってもないチャンス」。こうした経済動向にアンテナを張って、農産物の輸出戦略を積極的に展開しましょう。

# by shouichiro_sato | 2007-06-25 23:46 | 産業振興 | Comments(0)