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敬老の日

 総務省が発表した人口推計(9月15日現在)によると、70歳以上の人は前年より100万人増えて2618万人となり、総人口の20.7%となりました。また、65歳以上となる高齢者は3557万人で、その割合は過去最高の28.1%。イタリア(23.3%)やドイツ(21.7%)などと比べても高く、世界でも突出しています。

 一方、秋田県内での100歳以上は642人(9月1日現在・男性80人、女性562人)。2002年の調査では100歳以上の県民は149人でしたから、4倍以上になっています。

 長寿社会が当たり前になり、一方では少子化が進むという日本。就労や社会保障、生活スタイルなど様々な分野でのさらなる改善・改革が必要になってきました。「敬老の日」の意味を心に刻みながら、社会の大きな変化に思いをはせた一日でもありました。

# by shouichiro_sato | 2018-09-17 23:00 | 社会・話題 | Comments(0)  

八幡神社

 きのう15日は、県南部一帯にある八幡神社の祭典。我が集落にある小さな社にも、朝から御旗が掲げられていました。

 横手市の増田や浅舞、大仙市の神宮寺などでは地域の中心に構える八幡神社があり、こちらは神輿や山車が町内を巡るなど、地域を挙げての秋祭り。14日夜には宵宮もあり、中でも増田では「第95回増田の花火」、神宮寺では「第39回神岡南外花火大会」という、大規模な花火大会も開催されました。

 地域の祭りも、人口減少や後継者不足で従来の形を維持できなくなっているところが多くなりましたが、長年にわたって伝承されてきているものだけに、(創意工夫をして)何とか継続していってほしいものです。

 ところで今日は、友人のご子息の結婚式。早朝の新幹線で上京するため、間もなく自宅を出発します。

# by shouichiro_sato | 2018-09-16 04:39 | 地域活動 | Comments(0)  

成瀬ダム

 《 カメラスケッチ・着工式 》

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 成瀬ダムは東成瀬村椿川(成瀬川上流)に建設される洪水調節やかんがい、水道、発電などの多目的ダム。台形CSG構造(砂礫をセメントで固めてつくる)ダムとしては日本最大の規模で、ダム高114.5m、堤頂長755m。総事業費は約1530億円で、2024年の完了をめざす。

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  昭和58年に秋田県が実施計画調査を開始してから35年。平成9年に建設事業着手、21年には政権交代により検証対象となるダム事業とされ、一時は足踏み(25年に継続が決定)した事業でしたが、26年に基本計画が告示されて事業費と工期が決定。きょうは待望の着工式となりました。 (写真・関係者による鍬入れ式。工事着工号令が出されると、巨大なダンプが動き出しました)

# by shouichiro_sato | 2018-09-15 18:10 | 今日の出来事 | Comments(0)  

一般質問

 県議会の一般質問が始まり、自民、みらい、社民、つなぐ会の4議員が、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を陸上自衛隊新屋演習場に配備する問題について、質問主意書を提出しています。

 きょうは自民の議員が「イージス・アショアはミサイル攻撃の抑止力になるが、新屋演習場は住宅地に近く問題がある」。みらいの議員は「このまま強行に配備される可能性があるのか」と質しました。これに対して佐竹知事は「地元の理解がないままに強行することがないよう申し入れている」「データに基づく具体的な説明がなく、安全対策も明確でないので厳格に対処する。今のままで強行することはないと思う」と答弁しています。

# by shouichiro_sato | 2018-09-14 23:40 | イージス・アショア | Comments(0)  

再入札?

 防衛省が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場などに配備を計画している、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の土質調査や測量調査、電波影響調査に関する入札が12日に開札されました。しかし電波影響調査には応札した業者がいませんでした。・・・これは、当然のことと思われます。

 今回配備される(といっても、配備完了は2023年です)レーダーは従来のSPY-1ではなく、ロッキード・マーティン社製の「SSR」を採用する方針を固めたとの報道がありました。ただし、このレーダーシステムは現時点で完成しておらず、詳細な仕様は公表されていません。海上自衛隊がイージス艦で使用しているレーダーの倍以上の性能を持つと言われていますが、どんなレーダーでどんな電波を発するのか分からなければ、調査は不可能です。

 こうした状況下で、イージス・アショアの電波影響調査などできるわけがありません。新屋演習場に隣接している地域の皆さんが心配している強力な電波について、「影響があるのか、ないのか」と判断する調査そのものが無理なのではありませんか。

# by shouichiro_sato | 2018-09-13 21:14 | 国政・時事 | Comments(0)