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再修正

 「高額医療費制度」の利用者負担上限額を見直すことにより、2025年度予算案は再修正される見通しです。参議院で予算案が修正され、再び衆議院で可決されて成立すれば、現行憲法下では初めて例になるようです。

 石破政権は少数与党であるため、予算案の衆議院通過にあたっては日本維新の会が求めた高校授業料の無償化などに譲歩し、原案を修正しています。参議院は与党が多数のためにそのまま通過するものと思われていましたが、今夏の参議院議員選挙を前にして利用者負担額を引き上げるのは難しいと判断したのでしょう。

 ただ、再び衆議院で審議されるとなれば、野党からの要望が再び議論の対象になってくるでしょう。所得税が生じる「年収103万円の壁」やガソリンの「暫定税率廃止」などは、複雑な所得要件がつけられたり先送りされていましたので、参議院選を考えると新たな展開が始まるかもしれません。

# by shouichiro_sato | 2025-03-07 23:21 | 国政・時事 | Comments(0)

 

佐竹知事が挨拶

 2月県議会はきょうが最終日。本会議で議案の採決が行われた後、4月19日の任期満了で退任する佐竹敬久知事が発言を求め、「県民の皆様の温かい協力に感謝しています」と述べています。

 一般質問や予算特別委員会の質疑では、佐竹知事の4期16年の県政運営を総括する発言が多くありました。リーマンショックによる県内経済の立て直し、洋上風力発電などの再生可能エネルギーへの取り組み、企業誘致、コメ依存からの脱却を目指した農業振興、東日本大震災や新型コロナ禍への対応・・・・などを評価。一方で、人口減少は加速しており、目指した「高質な田舎」になった実感は余りありません。不見識な言動で「陳謝」することも度々ありましたが、憎めない?人柄で議会との関係も良好でした。

 本会議終了後、佐竹知事は議会の各会派控室をまわり「挨拶」。議員の皆さんも知事の労をねぎらい、花束を渡すなどして16年間の職務に感謝しています。私も16年前の知事選挙に立候補した一人でしたので、感慨深いものがありました。

# by shouichiro_sato | 2025-03-06 22:30 | 秋田県議会 | Comments(0)

 

備蓄米放出

 コメの価格が高騰しているため、政府は「備蓄米」を放出しますが、価格抑制の効果はどうなのでしょうか。

 農林水産省によると、去年収穫されたコメは前の年より18万トン増えたとみられるものの、JAなどの集荷業者が集めた量は前年を21万トン下回っており、このコメ不足が値上がりの要因だとして、同量の21万トンを備蓄米の放出で補い、コメ価格の抑制を図る狙いです。先月7日に放出の方針を公表し、昨日は放出する銘柄や産地、数量を発表、10日から入札が始まります。

 今までは21万トンのコメが「通常の業者でないところが集荷し、価格の高騰を待っている」と言われており、備蓄米を放出する方針を示すことで隠れている?コメが出回り、価格が下がると期待されていました。ただ、具体的に放出量や時期が発表されても、店頭での価格に変化は見られません。

# by shouichiro_sato | 2025-03-05 23:54 | 国政・時事 | Comments(0)

 

佐藤氏も立候補?

 秋田県知事選挙に秋田市のアルバイト・佐藤琢磨氏(49歳)が立候補するため、7日に記者会見すると表明しました。前県議会議員の鈴木健太氏、前副知事の猿田和三氏に続いて、3人目の候補予定者です。

 一方、昨年4月に立候補の意思を表明していた沖縄県の男性(秋田市出身の会社経営・47歳)は、その後の動きが全くないことから、立候補は断念したものとみられます。

# by shouichiro_sato | 2025-03-04 23:09 | 25秋田県知事選 | Comments(0)

 

辻立ち

 秋田県知事選挙の告示まであと16日。各候補予定者を応援する活動も目立ってきました。

 秋田市の主要道路の交差点では、鈴木健太氏を応援する県議会議員の有志が早朝から「辻立ち」して挨拶運動を始めています。一方、猿田和三氏を応援する県議会議員も地元で「辻立ち」をして、挨拶運動を展開しています。告示前からこうした動きをするのは、秋田県知事選挙では初めてのことで、双方の応援団の動きは活発になってきました。

 両氏の選挙に向けた事務所も設置され、告示後のポスター掲示、選挙用葉書、県内全域で行う遊説計画の調整など、準備活動も進んでいます。

# by shouichiro_sato | 2025-03-03 22:36 | 25秋田県知事選 | Comments(0)