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続、気になる話です

 大潟村で認定農業者取り消しに向けた聴聞を実施したところ、「オーガニック・ファーム・大潟」の涌井徹会長は「他の7人は私の誘いで米作付けに取り組んだだけ。会長の自分だけを取り消しの対象にしてほしい」と語ったといいます。これはおかしな話です。(5月16日の日記を参照)

 畑作を行うことを条件に県畜産農協連合会(県畜連)から土地を購入し、その取得資金に認定農業者が利用できる「農業経営基盤強化資金(スーパーL資金)」を充てておりながら、水田に転用して米を作付けしているのですから、ルール違反は明確です。県も6月議会に同資金への利子補給停止を提案しますし、村も当然、認定農業者を取り消して同様の措置を取るでしょうから、該当する農家にとっては死活問題です。しかしながら、県内の農家や農業団体からは彼らへの応援メッセージも同情の言葉も聞かれません。当然です。大半の農家は米作経営を守るために、泣く泣く生産調整に協力して必死で地域農業を維持しているのですから。

 大潟村にはかつて、「過剰作付け問題」や「ヤミ米騒動」などがあり、村を二分する時代がありましたし、国と農家が争った裁判では、結局、離農した事例もありました。そうした苦難を乗り越えて、ようやく一体感が醸成されつつある時に、今回の問題です。「取り消された場合の裁判の準備を進めている」という強気な会長の言葉に、つい、ホリエモンや村上ファンドの姿を思い浮かべてしまいます。

 確かに「作る自由に売る自由」。規制緩和は農業の分野にも否応なしに迫ってきていますし、競争も激しくなるでしょう。しかしながら、自分だけが良ければそれでいいというものでもないでしょう。有能な経営者ならなおさら倫理観が必要です。「驕る平家久しからず」、犠牲になる人が出なければいいのですが・・・・・・

# by shouichiro_sato | 2006-06-08 22:26 | 社会・話題 | Comments(6)  

チョッと気になる話です

 「人の足を引っ張る」と思われそうで嫌なのですが、朝刊にチョッと気になるニュースがありましたので書かせてもらいます。県は来年の「秋田わか杉国体」と「わか杉大会」を成功させるために、「非常勤のアドバイザーを置きたい。候補者はこの春に辞任した前教育長を充てたい」として、月額30万円の報酬などを補正予算に計上しました。任期途中(あと2年ありました)での教育長の辞任もその理由がよくわかりませんでしたが、人件費の節減に努めているこの時勢に、敢えてアドバイザーを設置する必要があるのか?。 前教育長は国体の誘致から施設整備、選手強化まで積極的に推進してきた功労者ではありますが、自ら県民にはボランテアでの協力を求めておきながら、チョッと変な話です。国体に関わっていたいと言うならば、黙って任期いっぱい務めていただければ何も問題はなかったと思いますし、退任したのであれば一県民の立場で積極的に地域でご活躍することもできるでしょう。この経緯はどういうことなのか興味があります。

 また、昨日開かれた「県総合政策審議会」は新しい会長に前東大学長・佐々木毅先生(美郷町出身)を選任し、これからの秋田県の課題解決について専門的な審議を始めることになりました。県内外の各界を代表する顔ぶれですので、県民の期待は大きいものがあります。秋田県の発展のために各委員の英知を結集して、今後の秋田の進むべき道をご提案いただきたいと思います。ただ、気になったのは、役員の選任で会長と会長の職務代理者は必要としても、設置条例には定めのない名誉会長も選出したといいますから、これはどういうことでしょうか?。この種の審議会に名誉会長が必要な訳がわかりません。前会長への配慮だとしても、任意の団体と違ってチョッと変ですね。

 「人材を育てる」ためには、多くの県民が参画する機会をつくり、知識や経験を豊かにしていくことが重要だと思いますが、このところの人事や委員構成などを見ていると、公募形式を取り入れてはいるものの、一方では「いつもの顔ぶれ」が多くなったという思いがします。
 
 そうした声を払拭するためにも、皆さんのご活躍を期待しています。 

# by shouichiro_sato | 2006-06-07 14:11 | 秋田県 | Comments(1)  

多発する事件に思う

 山本郡の藤里小学校1年の男児が殺害、死体遺棄された事件は同じ団地に住む33歳の主婦が4日夜に逮捕され、本格的な取調べが続いています。今朝の秋田魁新報も特集記事や写真グラフまで企画して、今までに県内であった殺人事件では異例の扱いで報道しているように、県民の関心も高く、「一体何があったのか? 動機は何か?」などの真相究明に、捜査本部は一層の努力をしてほしいと思います。そして1日も早く、住民生活に平穏な日々が来ることを祈っています。

 一方、時代の寵児のようにもてはやされた投資会社「村上フアンド」の46歳の代表が昨日、東京地検特捜部に証券取引法違反(インサイダー取引)の疑いで逮捕されました。逮捕前には異例の記者会見を行い、「聞いちゃった」「儲け過ぎたから嫌われているんでしょ」などと、いつもの冗舌でまくし立てていましたが、ライブドアのホリエモンより悪質な行為だという声もあり、今後の捜査の行方が注目されます。

 先頃は山形県の農村で、早朝に隣家へ押し入った殺傷事件がありましたが、隣近所でも信頼関係が損なわれてきたり、ヒルズ族に代表される「濡れ手に粟」の金儲けがもてはやされたり、何ともおかしな世の中になってきた感じがします。情報化の進歩や高速交通体系の整備は、事件・事故をも一緒に全国に拡散し、これには地域差がない時代になりました。「所得が低くても人間関係を大切にし、少しは不便でも豊かな自然環境を活かして頑張っていこう」と格差社会を乗り切る策を思考しているときに、何とも皮肉な事件が多発しているものです。

 もう一度、社会生活のルールや経済活動の倫理が尊重されるように努める必要があります。「道徳」とか「倫理」という言葉を使うことが躊躇されるのも変ですが、このままでは大切なものがヒラヒラ落ちていくようで心配です。

# by shouichiro_sato | 2006-06-06 16:39 | 社会・話題 | Comments(0)  

いよいよ私も、歌手デビュー?

 田植えも終わって、農家の皆さんも一息ついているこの頃、羽後町では歌や踊りの愛好者による催しが盛りだくさんです。5月28日には羽後町なつめろ同好会(会長・矢野恒夫さん)が主催して「第1回歌と踊りのフェステバル チャリテイーショー」が西馬音内盆踊り会館で行われ、大盛況でした。

 以前から羽後町は民謡・民舞の盛んな所で、近年では王藤正蔵さん、小沼芳之助さん、和賀由里子さんなどの民謡日本一が誕生していますが、カラオケが普及するにつれ、演歌から歌謡曲まで幅広く楽しんでいるグループが多くあります。特に最近では、人情芝居を中心に、本格的な歌謡・舞踊ショーを展開する劇団「まどか」(座長・斎藤昭子さん)が結成され、旗揚げ公演も13日に同会館で行われ、超満員のお客さんを魅了しました。斎藤さんは2年前まで町の保育士でしたが、新舞踊の世界では東北チャンピオンのタイトルを持つ実力者。娘の恵理子さんや孫の水涼(みすず)ちゃんも団員で町の人気者ですから、将来が楽しみです。

 そして今月4日の日曜日には午前10時から、羽後町カラオケ同好会(会長・佐藤久男さん)が主催する「第2回さなぶりチャリテイー公演」が町活性化センターで開催されます。ゲストに名司会・名演技の梅丸たまこさんを迎え、歌と踊りの60番組で5時間余り。町内外ののど自慢や斎藤昭子さん他の踊り上手が多数出演します。実は私も、47番目に「お楽しみプログラム」でマイクを持つことになっています。昨年の舞台では北島三郎の「山」を歌いましたが、選挙の演説とは勝手が違って震えが止まらずに足がガクガク、冷や汗を流してしまいました。(やっぱり)今年も心配です。

 チャリテイーですので入場料は当日券で1200円。収益は町の福祉事業に寄附されます。私を除けばとても素人とは思えない熱演の数々(衣装・照明・音響も超一流です)。是非とも皆さん、応援にご来場ください。

# by shouichiro_sato | 2006-06-02 23:47 | 地域活動 | Comments(1)  

無料開放の駐車場を利用しました

 県が無料開放を始めた秋田市中心部の日赤・婦人会館跡地駐車場、初日に利用しました。
 
 砂利を敷き詰めてロープで区割りした簡易駐車場。すぐ近くのお店に用事があったので便利だと思いましたが、そのついでに仲小路通りを歩いてみると、「う~~ん」と考えてしまいました。確かに、「普段は駅前の公営駐車場(有料)を利用しているが、無料なのでここから歩きます」という人もいました。ただ、それはお金のかからないところを選びたいという利用者の本音であり、街の賑わいには直結しない現象です。事実、通りに面した立派な立体駐車場など、近隣の有料駐車場はガラガラ。大きな欅の新緑がさわやかな雰囲気を醸し出して、つい誘われるように覘いたお店もありますが、どうも全体的には、通りそのものが裏通りのようで楽しくありません。

 何故そう思うのか。それは、県都・秋田市の顔でもあるべき駅前から旧産業会館跡までの街づくりのコンセプト、イメージが感じられないからです。街を歩くワクワクするものがないからです。こうした状況からすると、施設整備などを核とする日赤跡地などの再開発計画を進めるだけでは、抜本的な街の活性化にはつながらないと思います。広小路から中央通りまでを含めた街のビジョンを示す必要があります。県庁内の若手によるプロジェクトでは、市役所や美術短大の移転などが提案されているといいますが、これも従来の発想から脱皮できない意見です。ここは、もっともっとさまざまな意見を出し合い、県民的議論を展開したらどうでしょう。その間に、県と秋田市は遊休用地をどんどん取得して、思い切った構想が描けるようにする。ここまできた以上はこれ位の腹構えで望みたいものです。秋田湾の埋め立てや南が丘の宅地造成に費やしてきた巨額の経費を考えれば、できないことはありません。

 経済産業省は30日、空洞化に悩む全国の商店街の参考にしてもらおうと、「がんばる商店街77選」を公表しました。にぎわいあふれる商店街には、盛岡、仙台、山形の各市。まちづくりと一体となった商業活動では青森市。アイデア商店街では東北で9ヵ所。秋田県ではこの部門に唯一鹿角市が紹介されていますが、山形県からは4ヶ所ありました。秋田県における中心市街地のまちづくりがいかに手薄だったかがわかります。

 などと考えながら食べた、「さかいだ」さんのテイールームのランチ(650円)はおいしかったです。ご飯もお替りしてしまいました。無料駐車場の近くには、そばの本場・西馬音内の分家筋に当たる「弥助そば」や素敵なイタリアンレストランもあります。無料駐車場を利用してどうぞご利用ください。お薦めです。

# by shouichiro_sato | 2006-05-31 11:29 | 産業振興 | Comments(2)