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おみくじ

 正月2日は、横手市にある妻の実家に新年の挨拶に行っています。結婚してからというもの欠かしてはいけない婿の務め(?)と思っていますが、元気なご両親に接することで安心する年の初めです。私たち夫婦も50代。それぞれの親も80歳前後ですから、何とか元気に過ごしてもらいたいと願うばかりです。

 平城の実家から帰る途中に、市内にある息子のアルバイト先(焼肉店)を通ったら、目前に「横手神明社」がありました。「そうだ。今年の初詣はここにしよう。」と車を止め、早速、お参り。今年一年の無事と繁栄を祈りました。お札所には多数のお守りやお札、おみくじ等が並んでいましたが、事務所の神棚に供える「天照皇大神宮」のお札を買って、神社を後に。

 国道107号線沿いにあるJAのガソリンスタンド(旧雄物川町)で給油をしたら、いつもはセルフサービスなのに職員が出てきて「記念品」のプレゼント。「テッシュ」と「招福・梅茶」です。梅茶には「あなたの元に福が訪れますように・・・」との言葉が添えられ、「開運おみくじ」がついていました。

 家に帰って、不安な気持ちで開いてみると、何と「大吉」ではありませんか。「雪中の花、春を告げる」とありました。「自分のリズムで確実に結果を出せるでしょう。他人の評価を気にすることなく今は焦らずに、地道な努力を持続していきましょう。そうすれば、やがて多くの人から認められるようになるでしょう。」という、有難い言葉が書かれています。

 占いやおみくじに頼ったりすることはありませんが、「吉」であれ「凶」であれ、そこにある言葉を自分に言い聞かせることで、気をつけたり励みにしたりしますから、おかしなものです。正月早々に、お宝にめぐり合えたようで嬉しくなりました。(もっとも傍にいる家族いわく、「スタンドのおみくじだったら全部が大吉じゃないの」と笑っていましたが、それはそれでいいじゃないですか。)

 今年は皆さんにも、この幸運をお分けします。

# by shouichiro_sato | 2007-01-02 21:10 | 今日の出来事 | Comments(0)  

元日の朝

 新年明けましておめでとうございます。

 雪も止み、穏やかな天気の中で新しい年が始まりました。いつも巡りくる朝なのに、元日の朝は格別。袋に入って配達された「秋田魁新報」を読んで、「今年はどんな年になるのかな」と思ってみたり、テレビのチャンネルをイジッテは賑やかな「お笑い系」ばかりの番組に、多少はウンザリしても「新年の恒例行事」と思って消すわけでもなく、のんびりとしています。家の中そのものが、普段の休日と雰囲気が違う時間です。

 そんな形でそのまま一日を過ごすのもいいでしょうが、「何となく物足りない」し、「ムラの会合も少なくてはコミュニケーションが希薄になってしまう」という声があったため、私の住む上到米下唐松集落(26世帯、代表・佐藤一郎さん)では10年程前から、世帯主や後継者が在宅している元日には、午前11時30分から集落の生活改善センター(集会所)で「常会と新年会」を開いています。今年の集落の行事予定や町の動き、課題などについて意見交換し、楽しくお酒をいただくのです。

 (私もこれから参加しますので、書き込みは中断します)

 夕方、ほろ酔いかげんで家に帰ってひと休み。夕食の後にテレビをつけたら、NHKスペシャル「お正月ふるさとからのメッセージ」。大分県日田市大山町や高知県馬路村、長野県泰阜村などの、元気あふれる農家・農協、地域の頑張りが紹介されていたので、思わず見入ってしまいました。かつて、地域興し運動に没頭していた頃にお世話になった、「一村一品運動」の代表的指導者である八幡欣治さん(現・大山農協組合長)の声も放送されていて、疲弊していく地方が多いといわれる中で、「知恵を出して皆で頑張ろう」という声が聞こえてくるようで、元気を貰った番組でした。

 紹介されたそれぞれの地域は、必ずしも農地や交通などの条件に恵まれているとはいえない環境のようでしたが、個々の農家はもちろん、集落や自治体の前向きな姿勢が表れていて、嬉しくなりました。他人に頼ったり、責任転嫁することが多い社会の中で、その地域に根ざした取り組みが成功していることに、夢が広がるヒントを得た感じです。

 「一人では何も出来ないが、一人ひとりがやらなければ何も出来ない。」という言葉があります。ムラや地域の振興も同じでしょう。今年はそんな想いで、足元から「秋田の魅力」を掘り起こしていきたいと考えています。

# by shouichiro_sato | 2007-01-01 11:12 | 地域活動 | Comments(1)  

大晦日

 大晦日の夜、我が家ではやっぱり「NHK紅白歌合戦」を見ながら、家族団らんの時間を過ごしています。ただ、千葉の大学に行っている娘は年末年始はアルバイトが忙しいということで、帰ってきません。昨年末に帰省した時に、大雪で難儀をした記憶が残っているのでしょう。「春休みには帰るよ」と、あっさりしたものです。

 そう言えば、昨夜の忘年会に参加していた仲間も3人の子どもの父親ですが、「今年は誰も帰ってこない。東京にいる長女の所へ、大学生の妹も息子も行くみたいだ。初めて自分たち夫婦と祖父ちゃん祖母ちゃん、4人の正月だ。」と言っていましたから、子どもたちが自立してくると、正月の光景も変わってくるもんだと思いました。チョット寂しいものですね。

 私は、今朝までかかってようやく書き上げた年賀状を郵便局で投函した後、家の前にある松の木の枝を切って門松に仕立て、昨夜から30センチは積もった雪を(除雪機で)吹き飛ばして玄関前を清掃。仏壇や神棚に手を合わせた後、父母や息子と一緒に座敷で昼食をいただく年越し行事となりました。父母の入院と手術のことや息子が帰って来たことなど、我が家の一年間を振り返りながら、こうして家族で食卓を囲める幸せ、健康でいれる喜びを皆で確認しました。

 元気なときには当たり前のことでも、80歳を超えて身体が不自由になってきた父を見ていると、つくづく「健康でいれる」ことのありがたさが身に染みます。誰でも健康で長生きすることを望んでいますが、年を重ねれば身体が不自由になってくることも避けられません。こんな時こそ家族の力が支えになるはず。そうした支え合いこそ「家族」の役割でもあります。

 少子化が進む中で、秋田を離れた子供たちも帰ってこなくなったら、お正月も寂しくなってしまいます。「家族の笑顔」を取り戻すためにも「元気な秋田」を創造しなければなりません。華やかな「紅白」のステージを見ながら、どこの家庭にも一家団らんの幸せがあるようにしなければならないと思いました。

 さて、いよいよ今年も残すところ1時間半。3月から始まったブログ「さとう正一郎日記」も今日で第197号。ここまで続いてきたのもご愛読いただいている皆さんのお蔭です。心から感謝するとともに、皆様にとって新しい年が良い年になりますように祈念申し上げ、今年の締めくくりと致します。

# by shouichiro_sato | 2006-12-31 22:30 | 家族・仲間 | Comments(0)  

今夜は「大忘年会」

 毎年の晦日に必ず行われている行事があります。羽後町田代の有志で組織する「田代後継者会(会長・阿部則夫さん)」ではこの日、一年間の出来事や自分の想いを語るために「大忘年会」を開催しています。

 今夜の会場は、五輪坂スポーツガーデンの前にある「ロボハウス」。この施設は町内で土木・建設業を営む藤原建設工業(有)が地域に貢献しようとして造ったもので、秋田杉の香りが漂う素敵な建物。20人余が参加して楽しい時間を過ごしてきました。

 実は、毎年の会場探しが担当役員の課題です。最近では、国の重要文化財である飯沢の「鈴木家」をはじめ、NHKの「行く年くる年」で生中継された仙道の「地蔵院」。一昨年には「三輪神社」の社務所で開催するなど、羽後町内の魅力を再発見する会でもありますから、毎年、新しい出会いがあって楽しいのです。今夜は同社の藤原信一社長も参加して、自分の地域づくりにかける夢を語ってくれました。

 今年の羽後町では、4月から行政防災無線システムの運用が始まり、朝夕には素敵なチャイムが地域に流れているほか、こども達への呼びかけや町からの案内放送が随時行われています。こども達に関わる事件や事故が多発してきた矢先でしたので、「地域と行政との一体感がでてきた」と、好評です。国体のリハーサル大会の開催や盆踊り交流会等の事業も無事に終わり、来る年への期待が膨らむ年末だ・・・・・・などと、皆さん前向きに一年間を振りかえりました。

 午後10時過ぎ、帰り道に役場の前に行って、職員有志が始めたイルミネーションを見学。「スギッチ」や「賀正」の文字も鮮やかで、微笑んでしまいました。世の中全体では暗い話題が多かった一年でしたが、町民に明るい素敵なプレゼントをしてくれた皆さんに、感謝です。 

# by shouichiro_sato | 2006-12-30 23:14 | 地域活動 | Comments(0)  

久しぶりの「秋田」です

 昨夜から今日にかけて我が家のあたりも雪になり、「秋田に帰って来たんだ」という実感が湧いてきましたが、昨年末には家でも二度目の雪降しをした記憶がありますから、雪の少ない年末でホッとしました。スキー場にはチョッと気の毒なものの、今後も穏やかな日々であってほしいと願っています。

 昨日は秋田空港から秋田市山王にある「秋田、これでいい会?」の事務所に直行し、午後には山村会長、原事務局長、事務局のスタッフと私が帰省中のスケジュールについて打ち合わせ。1月6日(土)午後に役員会を開催して、2月25日(日)に同会の「平成19年通常総会」を開く準備をしてもらうことにしました。

 夜には、昨年12月に発足した大潟村の後援会(会長・土田章悟さん)が主催する「正一郎を囲む会」に参加。これからの政治活動についての助言や激励をいただきました。「もっと目に見える活動をやるべきだ」「マニフェストを作成して配布したほうがいい」「ブログをもっと宣伝したらいい」「若い人たちへのアッピールをするべきだ」等々のご意見など、もっともな事ばかりであり、新しい年の活動に取り入れていきたいと思いました。

 さらに、私がこの冬は季節労働者として岐阜県で働いていることについて、「一生懸命にやることはいいことだ。庶民の生活を肌で知る政治家が必要だ」と、皆さんが理解を示してくれたことは、嬉しいことでした。 中締めでは同後援会顧問の松岡正樹先生が、NHKの番組で放送されたシベリアからインドへ向けて飛んでいく白鳥の話題を紹介して、「厳しい逆風に挑戦しては山麓で羽を休めてエネルギーを蓄え、ヒマラヤの高峰を一気に飛び越えていく」ように、頑張ってもらいたいと挨拶してくれましたので、私も決意を新たにした次第です。

 羽後町の家に帰ったのは午後11時過ぎ。大潟村を出るときには雨でしたが、やがて霙になり、国道398号線の東由利松沢・夫婦坂付近には雪が積もっていました。

# by shouichiro_sato | 2006-12-29 21:22 | 政治活動 | Comments(0)