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早く梅雨明けしてほしい

 甲信越から西日本一帯で豪雨災害が拡がっています。夜のニュースでも、明日にかけて九州北部や山陰地方、それに中部地方で大雨の恐れがありそうですから、まだまだ心配です。今回の災害の特徴は、局地的な雨でありながら、長時間にわたって降っているため、土中の水含量が多くなり、今後、少量の雨でも土砂災害の危険性が高いこと。実際、長野県岡谷市では土石流が発生している他、予想だにしていない場所での土砂崩れ、突然の河川の増水による被害が各地であり、すでに8府県で17人の死亡が確認されています。

 数日前から、気象庁はここ数年で最も土砂災害が発生しやすい状況だとして、注意を呼びかけてきていましたが、残念な結果となっています。そして、改めて自治体の緊急時の情報伝達の在りかたや避難誘導、状況を軽んじた住民の無理な行動など、多くの教訓を私たちに示しています。警戒に当たっていた消防団員にも犠牲者が出てしまいましたが、雨と泥にまみれながら、必死で救出活動をしている姿をテレビで見ていると、胸の詰まる思いがします。

 「災害時にどう対応するか」 大雨や大雪などの気象災害はもとより、地震、火災、事故、そして先般のミサイル脅威など、いつ、どこで、何が起きるかわからない世の中です。それ故に、万が一の場合に備えた危機管理は重要です。行政は常にさまざまな想定をもとに訓練を重ねておく必要があります。当然、(住民の負託を受けた)為政者は24時間休みなし。そして住民の皆さんも、災害に対する心構えをもっておくことが大切です。今は全てにおいて便利な世の中ではありますが、災害時はそうした便利さ、快適さは全く通用しません。日頃から安全な行動を心掛けるなど、「備えあれば憂いなし」です。

 それにしても、早く梅雨明けしてほしい。日本全国、カラッとした真夏の空を待っています。

# by shouichiro_sato | 2006-07-20 23:54 | 社会・話題 | Comments(0)  

寺の境内で「西馬音内盆踊り」

 私は秋田魁新報夕刊に、毎月第2・第4金曜日に掲載される「石川好の『眼』と『芽』」の大ファンです。石川さんは秋田公立美術工芸短大学長ですが、本職の作家としての豊富な知識で、秋田県民に示唆に富んだ提言をされるなど、今や秋田県を代表する顔(本当は東京都の出身なのですが)と言っていいほどの存在。毎回どんな話題が登場するのか楽しみにしています。

 先週は「秋田夏祭り改造私案」。「秋田に来て5年半の間に県内各地のお祭りを見学したが、秋田は祭りの宝庫だと思う半面、その運営やプロデュース力においていくつも改良の余地がある」として、秋田に観光客が一番多くやってくる竿灯祭りの機会に、県内の多くの祭りを紹介する場を設けることを提案されていました。さらに、西馬音内盆踊りについても、狭い路地に拘らず、一日ぐらいは会場を移し、誰一人いない田圃の畦道で、松明の明かりを頼りに踊っている盆踊りにしたらどうだろう、とも提言されています。「伝統を重んじることは大切だが、ちょっとした工夫をすれば、秋田の祭りは観光客の拡大に大きく貢献するだろう」という視点は、祭りの当事者には気がつかない部分です。

 「文化」と「交流」がこれからのキーワードだとすれば、祭りも貴重な地域の資源。さまざまな創意工夫があってしかるべきです。そう思っていたところに、興味をそそる案内が届きました。西馬音内盆踊りの起源とも言われる、西馬音内城主・小野寺氏の悲運の終焉から今年で405年。菩提寺である西蔵寺(羽後町西馬音内堀回)の境内で、8月19日(土)午後7時から、西馬音内盆踊りや元城獅子舞などが披露されるというのです。境内にある全ての墓石にはローソクを燈し、落城した城主や地域の先祖を慰霊しようと、堀回コミュニテー推進委員会が準備をしています。

 西馬音内盆踊りは8月16日~18日の3日間、羽後町の中心部にある本町通りで行われますが、戦前までは20日までの5日間だったり、また古くは、寺の境内で踊られたとの歴史もあります。流麗で優雅な踊りは妖しいまでの雰囲気を醸し出し、最近では秋田を代表する盆踊りとして、県内外はもとより国際交流にも務めるなど、日本の文化の紹介に貢献しています。そうした中で、あえて故郷に拘った今回の試み。西馬音内盆踊りにとっては新たな歴史の始まりになりそうです。

# by shouichiro_sato | 2006-07-18 22:46 | 羽後町 | Comments(0)  

拝啓 山内貴範 様

 拝啓 今日は「海の日」。真夏の太陽が輝く季節というのに、秋田では梅雨空。気温も低くなり、とても海に出かけるような状況ではありません。お住まいの愛知県の方はいかがですか。大学はもう夏休みでしょうか?
 
 先日、ガロアの阿部先生から山内さんのメールを受け取りました。山内さんが大学で、湯沢市に現存する建築家・白井晟一氏(1905~1983)の建造物、例えば秋ノ宮村役場や稲住温泉などを文化遺産として後世に残す運動に取り組んでおられることを知り、嬉しい気持ちになりました。「文化財はただ有難がって保存するのではなく、そこから学んで今後に活かしていかなくてはならない。これが私の信念です」との力強い文面からは、山内さんが既存の文化と最新の文化の融合を目指している気持ちが伝わってきました。郷土・秋田県のもつ素晴らしい文化に着目し、秋田をもっと魅力ある都市にしたいというご意見、しっかりと受け止めて、私も頑張りたいと思います。

 ただ、秋田の県民性なのかもしれませんが、自己PRや自慢することが苦手な人が多いような気がします。逆に、「人の足を引っ張る」「隣りに蔵が立てば腹が立つ」ことに代表されるような、後ろ向きの姿勢がまだまだ目立ちます。そうではなく、私たち県民自身がもっともっと秋田を知り、秋田に誇りをもち、積極的にPRしていくことが重要です。たぶん、山内さんも秋田を離れてみて初めて気が付いた秋田の魅力もあるはずです。確かに高速交通体系や情報発信などに出遅れた感じはありますが、その分、開発や破壊を免れた自然や文化が生き残っているのも事実です。そうした秋田の宝物を大事にしたいものですね。

 お盆には帰省されますか? 機会があったら、山内さんの運動に協力している県立大学の安原盛彦教授も紹介してください。皆で力をあわせて、秋田の魅力を向上させましょう。     敬具

# by shouichiro_sato | 2006-07-17 17:41 | 今日の出来事 | Comments(0)  

NHK教育TV「未来人」を見ました

 夕食の後に新聞のテレビ欄を見たら、長谷川岳さんの名前がありました。NHK教育テレビ「ビジネス未来人」は、今年で15回目となった「YOSAKOIソーラン祭り」の生みの親であり、現在も祭りの組織委員会(NPO法人)専務理事として運営に全精力を傾けている長谷川さんをゲストに、「イベントを地域経済活性化の起爆剤にするにはどうしたらよいのか」を探る番組でしたので、久しぶりに教育TVにチャンネルを合わせました。

 毎年6月に札幌で行われる「YOSAKOI ~ 」は、今では踊る人4万5千人(350団体)。観客は200万人。経済効果は230億円という、地域活性化イベントの成功モデルとなっている存在です。祭りのきっかけは、当時、北海道大学2年生だった長谷川さんが高知県の「よさこい鳴子踊り」に感激し、札幌でもやってみようと市内の大学生に呼びかけたのが始まりとか。最初は市の補助金や企業の協賛金で運営していましたが、その後は不況の嵐にもまれて二千万円の赤字を抱える財政難も経験したとか。しかし、国内外の祭りから市民を巻き込むアイデアや経営手法を学んで困難を克服し、今や北海道の初夏の文化と言われるまでに成長しています。

 世界に名高い「リオのカーニバル」を実際に体験して、市民が運営に参加することで実行委員会そのものは小規模でも祭りが出来ること。秋田の竿灯祭からは市民の協力でトイレ問題を解決していること(札幌ではトイレボランテアがいるのです)。クレームを成功のノーハウに変えて自信をつけてきたことなど、実践者だらこそ語れるお話に、思わずテレビの前で身を乗り出してしまいました。

 道内180ある市町村のうち160の自治体から参加しており、過疎で悩む地域が祭りで輝いてきた(祭りが縁で結婚された人もいます)と言いますから、各地域に活気を与えていることも事実です。そして今では、長谷川さんの指導のもと、秋田を始め国内各地に同じような祭りが誕生しています。「YOSAKOI ~ から新しい文化を創造し、さらには音楽や振付け、衣装の職業人もつくっていきたい」と語る長谷川さんに、(自称)仕掛け人の私も共感した次第です。

# by shouichiro_sato | 2006-07-15 00:03 | 社会・話題 | Comments(1)  

大玉スイカの出荷が始まる

 明け方から昼過ぎまで時折強い雨が降り、近くの川も泥水が流れています。テレビのニュースでも7月になってからの県内、特に湯沢雄勝地方の日照時間が平年の2割程度だと伝えていますから、このような天気が続くようだと、農作物への影響が心配です。

 冷夏の場合は農作物の生育は勿論、価格にも大きく響くことが有ります。特に、スイカの消費量は気温の変化に敏感です。生育は順調でも、いざ販売される時の消費地の気温や天候が悪ければ価格は暴落。寒いのは勿論ですが、35℃以上の暑過ぎる天気が続く場合も、お客さんは清涼飲料水にばかり手が伸びるとかで、おもわしくありません。スイカ栽培の盛んな羽後町や横手市雄物川町では、これから、消費地の天気予報が気になるところです。(参考までに、メロン類は糖度が高いため、スイカよりも暑さに弱く、30℃を超えると消費が減少すると言う人もいます。ですから、メロンは冷夏に強いとか?)

 そうした農家の不安と期待をのせて今日の午後、大玉スイカの出発式が行われました。こまち農協のスイカ集出荷所(羽後町)では、早速、試食会を開いて今年の出来ばえを確認した後(糖度は充分、良いものが出来ました)、テープカットをして初出荷のトラックを送り出しました。先月中旬からは小玉スイカが出荷されていますが、やはり大玉が出荷されてきて産地も活気付いてきます。これから来月のお盆頃まで、スイカの名産地は賑やかです。

 全農秋田・県南園芸センター(横手市十文字町)によると、このところの青果物の価格は平年より良い状況とのこと。当地でもこれから主品目であるキュウリやトマトの出荷も本格化するだけに、「安全と安心」を心がけ、今まで以上に栽培管理に気を使っている昨今ですから、生産者の皆さんの努力が報われる価格形成がされるよう願ってやみません。

  そしてもう一つ。消費者の皆さんにはそうした青果物の集出荷の現場も是非とも見ていただきたいと思います。上記2施設の他、県内唯一の光センサーによる全自動スイカ出荷所(羽後町・うご農協)も見事ですヨ。

# by shouichiro_sato | 2006-07-13 18:21 | 産業振興 | Comments(0)