人気ブログランキング | 話題のタグを見る

歳末たすけあい

 羽後町カラオケ同好会(会長代行・阿部角栄さん)が主催する、「第5回記念・歳末たすけあいカラオケチャリティー公演」がきょう、羽後町活性化センターで行われ、会場いっぱいの500人を超えるお客さんが集まり、大盛況でした。

 出演したのは町内外のカラオケ愛好家や踊りの名手たち。お客さんとも顔なじみとあってか、一曲終わるごとにお花(ご祝儀)がステージに殺到するなど、アットホームな舞台。さらには、進行役を務めたABS秋田放送ラジオ「歌謡曲ふれあい電話リクエスト」(毎週月曜日午後6時30分から生放送中)のパーソナリティー・阿部十全さんと民謡歌手・浅野保子さんの軽妙な司会で、爆笑の連続です。

 私は午後からお邪魔しましたが、「挨拶よりも、きょうは一曲」と誘われて、十全さんと保子さんの3人で、北島三郎さんの「北の漁場」を熱唱?。素晴らしい音響や照明、演出に魅せられてスッカリその気になってしまいました。

 カラオケ同好会では年2回のチャリティー公演を行っており、入場料金(1,000円)や出演者のカンパから、今までに総額100万円もの寄金を町内の保育所などに贈っています。出演する方がカンパをして舞台に登場しているのも嬉しいですね。

 町内では先々週の日曜日、7日にも羽後町なつめろ同好会(会長・矢野恒夫さん)が主催する「第3回歳末たすけあい・歌と踊りのチャリティーショー」が開かれており、今回と同様に多くのお客さんで賑わいました。双方の事業とも出演者の大半は平均年齢が60歳?前後ながら、それぞれのチャリティー終了後には皆さんから、「羽後町の皆さんは温かいですね」という声が寄せられています。そんな話を聞いて、私も心が温かくなった一日でした。

# by shouichiro_sato | 2008-12-21 22:45 | 今日の出来事 | Comments(1)  

ブルーメッセ

ブルーメッセ_f0081443_162345100.jpg

 潟上市にある「ブルーメッセ・あきた」は、クリスマスの雰囲気に包まれていました。(写真・温室の中には、1000鉢のポインセチアを使った巨大なタワー?煙突が・・・・)

 訪問した時には平日だったにもかかわらず、多くのお客さんで賑わっていました。直売コーナーでは、季節を彩るシクラメンやポインセチアが特別価格で売られていたほか、温室内には様々な品種のシクラメンが展示されているなど、寒い外とは別世界。しばし心の和む時間でした。

 クリスマスの特別企画では、ポインセチアタワーの他に「サンタの部屋」もあり、毎日午後4時からはライトアップもされているとか。特に、23日~25日は午後9時(通常は午後6時)まで見学が可能です。年内は30日まで開館していますので、ご家族やお友達と一緒に、是非ともお立ち寄りください。

# by shouichiro_sato | 2008-12-20 16:27 | 産業振興 | Comments(0)  

今年のニュース

 今年も残すところ10日あまり。新聞紙上では年末恒例の、「今年の十大ニュース」の募集が行われています。皆さんにとってはどんな一年だったのでしょうか。

 先週に町内で行われた北都銀行の会合、「羽後町北都会」に来町した銀行幹部は、「羽後町の今年のニュースは、何んと言っても『萌え米』の大ヒットでしょう」とのこと。町内にあるうご農協(代表理事組合長・越前芳博さん)が9月22日からインターネット限定で発売した「あきたこまち」が、若者たちを中心に人気を呼び、1ヶ月余のうちに昨年実績(JAうごが独自に行ってきた通信販売)の2倍を越える約2500件、30トンの販売を達成していることが、話題になりました。

 6月に西馬音内盆踊りをテーマにして行われた「かがり美少女イラストコンテスト」に、ゲストで来町したイラストレーター・西又葵さんが描いた「市女笠の美少女(秋田おばこ)」デザインを、コメ袋に印刷して高品質の「あきたこまち」を販売したところ、全国から注文が殺到し、一時は受付を中止するほどの騒ぎ?になった出来事です。

 輸入したコメの事故米騒動があり、そのうえ消費が減退している中で、西又さんのファンである20~30代の若者たちが「おコメは美味しい」とのメッセージを発信するキッカケとなったこの取り組み。新聞やテレビでも紹介され、特に日本農業新聞の「産地便りアクセスランキング」ではいまだにトップを独走するなど、全国に知られることとなりました。

 一昨日も、朝日新聞夕刊・社会面で紹介されたらしく(ただし、秋田では夕刊は発行されていません)、夕方にインターネット「asahi.com」にも掲載されると、ブログなどの書き込みとアクセスが急増しました。

 イラストの素晴らしさと袋の中味(美味しいおコメ)がマッチして、大ヒット。プランを発想した青年や応援した関係者、実際に採用したJAうごの英断・・・など、羽後町のチームワークで作り上げた、今年一番の明るいニュースです。 

# by shouichiro_sato | 2008-12-19 23:51 | 羽後町 | Comments(0)  

非常事態

 米国発の金融恐慌は世界中の景気を大きく後退させ、自動車や電化製品が売れなくなり、世界のトップ企業は減産シフト。その結果、日本国内では自動車や電子部品関連などの製造業の現場で、派遣社員などの非正規雇用者の解雇が続出しています。

 そうしたリストラの影響は県内でも顕著になり、自動車関連企業の多い横手市では年末までに400人以上が解雇される見通しとか。身近なところでも、年末年始の休みを大幅に延長して生産調整をする企業も多く、雇用の現場は非常事態です。

 企業の資金繰りを強力に支援して、経営危機を乗り切る対策の強化。仕事を失ってしまった方への経済支援や住居の斡旋と新たな就労先の確保など、一刻の猶予も許されません。

 国会ではきょう、参議院厚生労働委員会で民主党・社民党・国民新党が共同提出した雇用対策4法案が、与党と共産党が退席した状態で(強行)採決されたものの、会期末まで1週間しかない中で、実効ある政策となるのか、先行きは見えません。

 師走の寒い空の中で、路頭に迷う人も出てきた今日の状況について、速急に「スピード感のある対策」を行わなければ、社会不安が膨らみます。国も地方も、与党も野党も知恵を絞って、政治主導で難局に対処しましょう。

 例えば、国の追加経済対策に関わる補正予算が何時成立するのか分かりませんが、地方にあっては財源の見通しさえあれば、前倒しで失業者の緊急雇用事業を計画するなど、機敏な対応が可能でしょう。国もそうした取り組みを支援するメッセージを、強力に発信するべきです。

# by shouichiro_sato | 2008-12-18 22:18 | 国政・時事 | Comments(0)  

たけのこ

 今度は「たけのこ」の偽装が発覚しました。中国産を国産と偽り、生産者の顔写真をつけた包装パックで売っていた業者が摘発されました。あろうことか、生産者とは関係のない加工業者の社員の写真を使っていたことが判明。生産者や消費者をも愚弄する、悪質な行為です。

たけのこ_f0081443_23313627.jpg
 (写真・昨夜のNHKニュースで紹介された生産者の顔写真。偽装されていました)

 「スーパーなどから国産を要望されたが、原料の調達が間に合わなかった」「生産者の写真をつけると、消費者に良い印象を与えることができる」・・・・、呆れてしまいました。

 その後の調べで、愛知県一宮市の農産物製造卸会社「たけ乃子屋」は、5年前から熊本県の業者に産地偽装を指示し、使用している原料の99%が中国産であることも明らかになりました。偽りの写真も一昨年4月から116万袋余に使われており、ビックリです。

 農林水産省は日本農林規格(JAS)法に基づいて、「不当表示」で是正を指示したとのことですが、「消費者をだまして利益を上げようとする行為」は詐欺そのものであり、食料加工品への信頼を失墜させた責任は大きいと思います。

 コメや牛肉・豚肉・鶏肉、ウナギなどに止まらず、これだけあらゆる食べ物での食品偽装が続くと、「まだまだ他にもあるのではないか?」との疑いもでてきます。農水省のGメンには様々な内部告発などの情報提供があるとか。この際、農林水産物の加工に関わる経営者は、「儲ける為に、騙していないか」と、今一度、胸に手を当ててみてください。

# by shouichiro_sato | 2008-12-17 23:37 | 社会・話題 | Comments(0)