さとう正一郎日記 「元気な秋田」を創造しよう!!

「やや不良」

　農林水産省が３０日に発表した８月１５日現在の２０１７年産水稲の作柄概況によると、秋田県は「平年並み」ながら県南部は１１年以来６年ぶりとなる「やや不良」となっています。

　田植え後の６月上旬から中旬にかけての低温により、生育遅れが発生。その後は平年並みの天候になったというものの、７月２２日からの記録的な大雨の影響も出ています。県南ではこの夏、野菜や果菜類にも生育の遅れや着果の減少がありました。

研究交流大会

　平成２９年度北海道・東北六県議会議員研究交流大会が各議会から約１５０人が参加して秋田市で開かれ、「人口減少対策」「医療提供体制の確保・充実」「地域産業の競争力強化」の各分科会でそれぞれの取組を報告し、意見交換を行いました。

　「地域産業の競争力強化」の分科会で紹介された主な取り組みは・・・・

　北海道ー「全員参加による人財力の向上、地域（ふるさと）産業の付加価値向上、ものづくり力・発信力の向上、健康長寿・医療関連産業の創造、新しい環境・エネルギー社会への挑戦、食の可能性を最大限に発揮した輸出拡大、インバウンド加速化による稼ぐ観光の確立」
　青森県ー「青森県中小企業振興基本条例、青森県基本計画未来を変える挑戦（Ｈ２６～３０）、まち・ひと・しごと創生青森県総合戦略・同長期人口ビジョン」
　岩手県ー「国際競争力の高いものづくり産業の振興」

　宮城県ー「地元企業の自動車産業参入について、みやぎ自動車産業振興プラン」
　山形県ー「山形県ものづくり産業の発展の方向性、小規模事業者の振興」
　福島県ー「成長分野への事業展開、再生可能エネルギー・医療・ロボット・航空宇宙の関連産業の育成と集積」
　秋田県ー「あきた未来総合戦略～産業振興による仕事づくり～、成長分野への参入促進（航空機・新エネルギー）、地域経済を牽引する中核企業の育成、事業承継の推進」

Ｊアラート

　午前６時過ぎ、警告音とともに携帯電話・スマートフォンには緊急速報メールで「ミサイル発射」の連絡があり、テレビのスイッチを入れると「国民保護に関する情報」を緊急放送中。　（写真・ＮＨＫ総合テレビ）　何事かと、緊張した朝でした。

　これは全国瞬時警報システム（Ｊアラート）によるもので、大規模なテロや巨大地震、大津波、噴火などが想定される場合に利用され、２００７年から運用されているとか。私自身は５月に秋田市で行われた雄物川総合水防演習で試験受信したことはありましたが、テレビや防災行政無線からも一斉に伝えられるのは初体験。どう対応すればいいのか困惑してしまいます。

　そうしているうちに、１２分後には「この地域の上空を通過したもようです」との送信あり。この間は（だまって部屋にいるだけで）何も対応できないままに過ごしてしまいました。

全国学力テスト

　今年４月に小学６年と中学３年の全員を対象に実施した「全国学力テスト」の結果が公表され、文部科学省は地域差が縮小して下位層の底上げが続いていると説明しています。

　都道府県別の平均正答率の上位は秋田県や石川県、福井県、富山県などで今までと変わらなかったものの、初めて公表された政令指定都市は多くが全国平均を上回っていました。

　ただ、このテストも今回で１０回目。一部にはテスト対策のための過度な取組？がみられることから、対象や方法も含めて、在り方を問う声も出ています。

当番集落

　きょうは快晴の中、第４４回上到米地区住民運動会が旧上到米小学校グランドで開かれ、約３００人の老若男女が集いました。この運動会は上到米地区振興会（会長・長谷山弘行さん）が主催する行事で、実行委員会を組織して準備に当たっています。

　今年の当番は下唐松集落で、実行委員長は常会長（行政連絡員）の佐藤一さん。集落の有志が今まで敷地内の草刈りなどを進め、昨日は時折降る雨の中で、グランドの整備とライン引き、テント設営などを行い、準備に当たってきました。

　（写真・開会式では手づくりの聖火？が入場。集落対抗では「縄ない競争」が人気です）

大曲の花火２０１７

　第９１回全国花火競技大会「大曲の花火」がきょう開かれ、素晴らしい光と音　　の競演に感動しました。

　それにしても、２４日からの豪雨で花火会場の雄物川河川敷が冠水し、開催が危ぶまれましたが、昨日午後から今朝まで、不眠不休で会場の復旧と清掃等に当たった皆さんのご苦労があって、無事に大会が行われたことに、感謝の気持ちで胸が熱くなりました。

　大曲の花火に期待する多くのファンに対して見事に応えた、その準備と運営に当たる主催者や関係機関の皆様。そして参加された２７企業の花火にかける技術の向上と見事な作品の数々。

　素晴らしい「大曲の花火」、誠にありがとうございました。

再び大雨

　秋田県内は昨日から再び大雨に襲われており、仙北市田沢湖高原では２４時間の降雨量が２００ミリを超えるなど、県内の６地点で８月の降雨記録を更新。大仙市や秋田市、仙北市などには昨夜から避難勧告や避難指示が出され、雄物川など７月に氾濫した県内の河川が再び溢れ、床上・床下浸水の被害も出ています。

　明日２６日に予定されている「全国花火競技大会」の会場となる大仙市大曲の雄物川河川敷も冠水。水位の低下を待って今夜は懸命の準備作業が行われています。

ドローン

　ドローンの製造と教習所がある東光鉄工株式会社（大館市・虻川東雄代表取締役）の雪沢テクノパークを訪問し、同社のＵＡＶ事業部が開発したドローン（ＴＳＶ－ＡＱ１）について説明を受けました。

県内調査

　県議会建設委員会（原幸子委員長）はきょうから３日間、県内調査で鹿角、北秋田地域振興局管内に出向いています。

　鹿角地域振興局では管内の説明を受けた後、鹿角市花輪にある一級河川福士川の河川改修事業現場と地方街路交付金事業で進めている都市計画道路久保田古舘線（横丁工区）を視察。

　明日は東光鉄工（株）のドローン製造工場を訪問するほか、北秋田市で大館能代空港西線「鷹巣西道路」の事業現場、大館市で土地区画整理事業「御成町南」工区などを視察。２５日には建設業に関わる若手経営者や社員、女性技術者などと、「地域を支える建設業の担い手確保・育成について」のテーマで意見交換を行う予定です。

０１５７

　埼玉県熊谷市で２１日、量り売りの「ポテトサラダ」を食べた８人が、腸管出血性大腸菌０１５７の食中毒にかかっていることが分かりました。

　このポテトサラダは工場で基本になるポテトを加工した後、さらに次の加工過程（惣菜店等）でリンゴやハムなどの様々な具材が添加されて店頭に並べられているもの。それ故にどの段階でＯ１５７の菌が感染したのか・・・・？。最近では食品でも製造過程が複雑になってきており、原因の解明が必要です。