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町を明るく

 《 カメラスイッチ・羽後町役場 》

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 日暮れが早くなり、冬が近づくこの季節の町を明るくしようと、羽後町役場職員有志によるイルミネーションが先週末から点灯されています。

 職員から寄附を集めて2006年から行っているもので、5階建ての庁舎西側壁面に設置。高さ25m、約3000個の発光ダイオード(LED)が赤や青、緑などの6色に点滅しています。今年のキャラクターは風船を持った熊の「プーさん」でした。時間は午後4時30分~10時15分で、来年の1月10日まで。

 省エネのLEDが普及してきたためか、町内の各地(家庭)でイルミネーションが輝いており、暗くなりがちな社会に明るい光を放っています。皆さんの町はいかがですか。

by shouichiro_sato | 2009-11-30 20:06 | 羽後町 | Comments(0)  

茅葺き民家

 昔ながらの茅葺き民家が最も多く残っている羽後町。この秋からは「茅葺き職人」の養成事業に取り組むなど、伝統的な生活文化を活かす動きが目立ってきました。

 その仕掛け人の一人であり、テレビ番組「田舎に泊まろう」でも紹介された茅葺き民家に住む阿部久夫さん(田代・書店や学習塾経営・町議会議員)と先日、意見交換。田代地区の入口・七曲峠から由利本荘市との境界にある集落・軽井沢まで、茅葺き民家や旧長谷山邸などを組み合わせた「田舎暮らしのルート(道)をつくりたい」と、意気投合しました。

 その上、「外国人のお客様も受け入れよう」と話がはずみました。何故かというと、田代地区には中国やフィリピンなど海外から来ているお嫁さんが多く、中国語、英語など外国語を話せる人がいるからです。「外国人優先」の農家民宿、それも茅葺き屋根の伝統的な民家となれば、まだ日本国内には存在しないかも知れません。

 ところで、茅葺き職人の志願者2人は茅の刈り取りなど、材料にかかわる基礎知識を習得中ですが、これからの冬季間は道具作りなどの基本を学び、来春からは本格的な葺き替え作業を体験します。この機会に茅葺き屋根の構造や伝統的な技法をしっかりと記録し、是非とも古民家の再生に取り組んでもらいたいものです。

 美少女キャラクターに続いて、今度は茅葺きで町興し。足元に眠っている宝物に光を当てる羽後町の活動は、さらに発展しそうです。

by shouichiro_sato | 2009-11-29 23:45 | 羽後町 | Comments(0)  

平野政吉美術館

 東京文化財研究所の近・現代視覚芸術研究室長、山梨絵美子さん(秋田市出身)のギャラリートーク「平野政吉コレクションの魅力について」がきょう開催され、久しぶりに秋田市千秋公園にある平野政吉美術館に出かけました。

f0081443_20463339.jpg 同美術館は秋田市の資産家・平野政吉が蒐集した美術品を公開するために1967年(昭和42年)に設立されましたが、最大の魅力はパリを中心に活躍した藤田嗣治の代表作が展示されていること。特に1937年に平野家の米蔵で描いた世界最大の壁画、「秋田の行事」(365×2050)は圧巻です。

 (写真・美術館入口。館内は撮影禁止)

 「秋田の行事」が常設展示されている大ホールは平野氏と藤田画伯の意向を汲んで設計され、天井のデザインや色調も素晴らしいものでした。平成の時代になってから内装もリニューアルされており、移転改築しなければならないほど老朽化した建造物には思われません。しかし今、秋田市中心市街地の再開発計画により、日赤・婦人会館跡地への建設計画が進められています。。

 課題があるとすれば、最新の耐震補強工事やエレベーター設置などを行い、施設の機能を充実することで、さらに魅力あふれる美術館になります。千秋公園の緑豊かな環境にあり、アトリオンにある美術館とは趣が全く違います。山梨さんのお話を聞きながら、この美術館には平野氏や藤田画伯の思いが詰まっているようで、ますます好きになりました。

 無駄を排除する「事業仕分け」の手法でみると、多額な費用を掛けて移転改築するより、「施設や展示作品の充実にお金をかけた方がいい」という思いを強くして、家路につきました。

by shouichiro_sato | 2009-11-28 20:43 | 秋田県 | Comments(1)  

「知らんぷり」

 鳩山由紀夫首相は今夜、自らの資金管理団体を巡る偽装献金問題について、重ねて関与を否定しました。全てが「会計責任者の判断で行われている」というのです。

 すでに明らかになっている問題は、氏名が公表される個人献金(5万円以上)に故人や実際には献金していない人の名前が使われていた。公表されない匿名献金(5万円以下)の大半も偽装であり、パーティー券収入も1億円以上を偽装。それらの総額は過去4年間で3億円を超えていること。さらに、その原資は鳩山氏個人のカネと説明していたのに、鳩山氏の母親が昨年までの5年間で9億円を超える資金提供をしていたことが判明しました。

f0081443_19382940.jpg それらに対する鳩山首相のコメントは、「私の知らないところで何が行われていたのか。事実かどうかも含めて、大変驚いている」(25日夕方)。
 
 (写真・25日夜のAAB秋田朝日放送「報道ステーション」より)

 偽装献金は政治資金規正法に違反していますし、政治家個人であれ母親であれ、政治団体へは年間150万円を超える寄附はできません(ただし、自らの資金管理団体への政治家自身の寄附は、年間1000万円まで可)。元公設秘書が説明している「借入金」だとしても、毎年1億円を超えるお金ですから、借用証書や返済記録がなければそれも詭弁、息子への贈与と思われます。

 こうした事実を全く知らなかったという鳩山首相。これを「恵まれた家庭に育ったから」と言うならば、「国民生活が第一」という看板も虚しく、生活感や金銭感覚が全くない人としか思えませんネ。

 もっとも、政治資金報告書に記載されていた内容を了解していたとすれば元秘書と同罪。母親からの資金提供を知っていたとすれば(贈与税の)脱税の疑いもありますから、首相は「知らんぷり」を通すしかない、大変な事態です。

 「検察の捜査が真実を明らかにしてくれる」(鳩山首相)前に、すでに「崖っぷち」です。

by shouichiro_sato | 2009-11-27 23:19 | 国政・時事 | Comments(0)  

秋田工芸展

 プロ・アマを問わず、方向性を限定せずに公募した創作性あふれる作品を、広く展覧することによって秋田県の工芸を発展させようという「第1回秋田工芸展」が、きょうから30日(月)まで、秋田市のアトリオンで開かれています。主催は秋田県工芸家協会(会長・齋藤國男さん、会員42人)。

f0081443_22521960.jpg  出品されたのは金属、漆、木竹、染織、陶芸、七宝、などの91作品。出品者は一般56人、工芸家協会会員14人です。

 これまでは会員による協会展と一般の公募展を別々に審査していましたが、創造性あふれる作品を募集し、同じ基準で審査されました。結果、「バリエーションあふれる作品が集まりとても良かったと思う反面、受賞作品では会員と一般の方との技術的な開きが感じられた」(審査員総評)とか。

(写真左・秋田工芸大賞に選ばれた鎌田俊弘さんの「鍛鉄器布目象嵌『宙』」)

f0081443_232961.jpg 会場では「第48回秋田県工芸家協会展」も同時に開催されており、陶磁・ガラス・漆・染織・七宝・木・樺・彫金・鍛金の9部門に、協会に加盟する作家25人が61点を出品しています。

 (写真右・ステンドグラス作家、油井日出男さんの「百椿衝立」とLEDランプの「オベリスク」)

 さらに、企画展 ~染織と樺細工の世界~ は、日本現代工芸美術展や日展に何度も入選している染織家・林清江さん(秋田市)と、第45回秋田県工芸家協会展工芸大賞を受賞している樺細工師・小笠原豊さん(大館市)の作品が展示されています。

by shouichiro_sato | 2009-11-26 23:19 | 今日の出来事 | Comments(0)  

JA再編

 秋田県内にある16農協(JA)を5JAに再編する方針が、24日に開かれた第27回県JA大会で承認されました。

 全県で進められたJAの広域合併から10年が過ぎたものの、農業の衰退が農家のJA離れを加速し、「経営規模の拡大と財務基盤の安定を図らなければ、将来にわたってJAを磐石な組織にすることはできない」という判断です。

 確かに、組合員の減少と出資金の目減り、事業の3本柱である信用、共済、購買事業の収入減が著しく、職員の縮小や不採算部門の廃止などによる経営管理費の削減を進めても、今後の展望は開けず、(まさか、こうなるとは)苦渋の選択にほかなりません。

 しかし、農家の相互扶助組織である農協の原点を思うと、大規模化することで金融機関や保険会社、民間の農業関連資材会社と何ら変わらない存在になりそうで、心配です。その上、地域の特色ある生産(営農・技術指導)、販売を展開してきた農産物が生き残れるのか。「市場原理主義」の見直しが叫ばれている中で、さらに組織が大型化することへの懸念もあります。

 JA秋田中央会は今後3年間で5JAへの再編を進めることになり、組合員との具体的な協議はこれから。「このままでは、やっていけない」ではなく、「新しいJAを創る」という意気込みで、農家の意見を十分に吸収してほしいと思います。

 ただ、鷹巣町(北秋田市)、大潟村、おものがわ(横手市)、うご(羽後町)の各JAは、先の広域合併に参加せず、単独か近隣JAの合併で誕生した組織であり、経営的にも頑張っているJAです。こうしたJAの経営努力が活かされるものになるのか。私も一組合員として、合併計画を精査してみたいと思います。

by shouichiro_sato | 2009-11-25 23:26 | 産業振興 | Comments(0)  

ハタハタ

 先週末、町内のスーパーでハタハタが入った箱が山積みされているのを見つけ、いよいよ今年も「ハタハタの時期がやってきた」と、嬉しくなりました。秋田県民が愛する魚「ハタハタ」は、県外産や底引き漁などで一年中販売されていますが、産卵のために秋田県沿岸に近づいた時に捕獲される季節ハタハタは、ブリコも大きくて最高です。

 そんな期待を抱いていると、きょう男鹿市北浦漁港で約100kgの季節ハタハタが初水揚げされました。資源管理のために漁獲枠を設定している効果もあり、確実に資源は回復していると思われますが、昨年は1~2歳魚の小型が多くて「大漁貧乏」(漁協の話)だったとか。しかし今年は3歳魚が中心で、大きさは例年並みが期待できそうです。

 ただ、今年の漁獲枠は昨年より400トン少ない2600トン。定置網の網目を拡大し、大型のハタハタをブランド品として販売するなど、資源の増加とともに漁業者の所得確保を図る新たな取り組みも進められています。

 一時は県民の食卓から消えたハタハタ。これからは、大切に、美味しくいただきましょう。

by shouichiro_sato | 2009-11-24 21:44 | 産業振興 | Comments(0)  

「がん」と生きる

 今夜のNHKスペシャルは、自ら膀胱がんを患ったことをきっかけにがんの謎の解明に挑むジャーナリスト・立花隆さんの思索ドキュメント、「がん 生と死の謎に挑む」。

 世界の最前線の研究者を取材したところ、がんという病は生命の誕生と深く結びついており、がん遺伝子は生命の誕生から成長までに不可欠の遺伝子であること。小さな哺乳類から恐竜まで、がんは多細胞生物の宿命ではないか――――。立花さんは「がんを克服・根絶する対策は見つからないだろう」「人間は死ぬまで生きる力をもっているので、人生のクオリティーを高めたい」と述べていました。

 今や日本人の「2人にひとり」はがんを患い、「3人にひとり」はがんで亡くなる時代です。3年前には父が大腸がんで亡くなり、その時に看病していた母には喉頭がんが見つかりましたが、幸いにも早期に治療できたおかげで日常生活に問題はなし。身近なところで多くのがん患者と接してきましたので、しっかり視聴しました。

 最新の治療薬といえども万全ではなく、副作用があること。早期に発見して早期に治療できれば生存率も高い。がんは人間の宿命と思うと納得できそうで、普段から「がんと共に生きる」心構えが大切なのではないか・・・などと感じました。

by shouichiro_sato | 2009-11-23 23:53 | 社会・話題 | Comments(0)  

MIHATAみかん

 今年も瀬戸内海に浮かぶ小さな島、佐木島で育った美味しい「みかん」が届きました。生産しているのは広島県認定農業士・御畑完治(みはたかんじ)さん、略して「みかん」さんです。

 御畑さんとは昭和52年から2年間、アメリカで農業研修をした同期生。帰国後は広島と秋田に離れていても、毎年この季節になるとお互いの産物を交換してきました。秋田からは(当時、デビューしたばかりの)有機栽培「あきたこまち」が、広島からは御畑農園の減農薬・ノーワックスの「温州みかん」が宅配されると、一足早い年の瀬を感じます。

 10年程前に、一度だけ佐木島を訪ねたことがあります。広島県三原市からフェリーに乗り、遠くに「瀬戸内しまなみ海道」の因島大橋を見ながら約20分。島の人口は1287人(2000年現在)。きれいな海とみかん畑が印象的でした。

 「瀬戸内海からの あたたかな太陽の照りかえしと ふりそそぐ太陽の光。二つの太陽と 豊かな自然の中で 家族みんなで 心をこめて育てました」というメッセージが添えられたMIHATAみかん。ホームページも開設しており、ファックスやEメールでも注文ができます。

 温州みかん(早生、希望くん、太志くん)は2月中旬まで。その他に完熟ネーブル(2月上旬~3月中旬)、完熟紅八朔(2月中旬~3月下旬)、レモン(11月中旬~3月上旬)も栽培しており、それぞれに5㎏箱と10㎏箱がありますから、是非ともご賞味ください。

by shouichiro_sato | 2009-11-22 23:40 | 家族・仲間 | Comments(0)  

法事

 きょうは親戚のお祖母さんが亡くなって一周忌の「法事」。氷雨の中でお墓参りをし、故人を偲びながら法要に参加してきました。

 親戚では、長男家族は西馬音内に新居を構えており、今ではご夫婦だけの二人暮らし。地域の中を見てみると、そうしたご家族や高齢者だけの家庭も多くあり、生活環境も大きく変化してきました。

 過疎地であっても医療や福祉のサービス態勢はしっかり整備しなければなりませんが、供養の席での話題はもっぱら「ここで暮らせる仕事をつくること」。基盤整備が完了した水田でも耕作放棄地が広がり、各集落にあった工場などの閉鎖も目立ちますから、「地域の再生」こそ喫緊の課題です。故人が生きてきた苦難の時代を振り返りながら、さらに努力しなければと誓った次第です。


 ――――― 思えばこの一年、お世話になった多くの人が永眠されました。そうした皆さんを思い出しながら過ごした一日でした。

by shouichiro_sato | 2009-11-21 23:39 | 今日の出来事 | Comments(0)