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金山神社

 《 カメラスケッチ 》

 湯沢市院内の国道108号を矢島方面に向かうと、周囲は緑豊かな森になります。その中に「院内銀山跡」の案内標識があり、左折して石橋を渡るとすぐ右手に番所跡。杉木立の中を進むと古い墓石が並ぶ共葬墓地があり、さらに行き着くところが「金山神社」前広場。

 この一帯が江戸時代から大正時代まで、山の最盛期には4000世帯、1万5千人が暮らしており、久保田城下(現在の秋田市中心部)よりも栄えていたという日本最大の銀山――――。そんな面影は何処にもなく、静寂の中に史跡が残っているだけですが、眼を閉じると当時の人びとの声が聞こえてきそうです。是非ともお薦めしたいポイントです。

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  (写真・苔が生した神社の参道には、秋の陽が差し込んでいました) 

 

by shouichiro_sato | 2009-09-30 23:01 | 秋田県 | Comments(0)  

自民党総裁選

 先の総選挙で大敗して野党に転落した自民党は28日、国会議員と党員・党友による総裁選挙を行い、第24代総裁に谷垣禎一元財務相(64歳)を選出しました。投票したのは国会議員が199人全員だったものの、地方票の投票率は46.7%。国民の関心も低く、秋田県連の投票率も43.70%(過去最低?)でした。

 確かに民主党政権が誕生してから毎日、鳩山首相の動向や新閣僚の言動がニュースの主役になり、総裁選挙の話題がすっかり吹き飛んでしまっていたことや、出馬している顔ぶれにも注目される候補者がいなかったこと。民主党の政策批判や党内の派閥解消・世代交代を主張しても新鮮味がなく、投票権を持つ党員・党友でさえもシラケテしまった状況のようでした。もっともこれは、(私は党員でも党友でもなく何の権利もないので)身近にいる党員の話です。

 しかし、政権交代になったとしても、政治的に成熟した二大政党時代を迎えるには、自民党のこれからが重要です。4年前の小泉劇場で圧倒的な支持を得ながら、たった4年間で逆転した要因は何なのか。政党や国会議員の視点からではなく、国民の側からの検証をしなければなりません。例えば民主党が主張する「脱官僚政治」は、そもそも今までの自民党の政権運営が官僚に依存したものであり、国民目線とかけ離れていたことに他なりません。

 自民党には政権を担ったことがある経験豊富な野党として積極的に政策論争を展開し、より良い社会を目指す国民の期待に応えていただきたいと思います。谷垣新総裁には民主党を超えるほどの斬新な発想で、魅力ある自民党になるように頑張ってもらいたいものです。

 尚、公認候補が県内の3小選挙区で敗れた自民党秋田県連では、来月3日に総務会を開いて衆議院選挙の総括を行います。県議会議員選挙では躍進し、久しぶりに過半数を大きく超えている自民党ですが、国会議員は東北比例区で復活当選した金田勝年氏ひとりだけ。歴史的にも厳しい状況です。

 この際は党の政策はもとより、候補者の選任や日常の政治活動について徹底した総括をし、「議員のための政治や選挙」ではなく、県民の立場から期待される「政党」「選挙」になるよう、総務会の皆さんの意識改革も希望します。「党員でないのに何を言うか」という声が聞こえてきそうですが、あえて一言申し上げます。

by shouichiro_sato | 2009-09-29 23:30 | 国政・時事 | Comments(0)  

朝青龍

f0081443_23214218.jpg 久々に、強い朝青龍が復活しました。

 大相撲秋場所千秋楽は、14日目まで全勝の横綱・朝青龍と1敗の横綱・白鵬が直接対決。本割では鋭い出足で一気に踏み込んだ白鵬が寄り切りで勝ち、優勝決定戦へ。大相撲ファンが期待する展開となり、国技館はもちろんテレビ桟敷も拍手喝采です。

 決定戦では気持を切り替えた朝青龍が、立会いに集中して左から踏み込みまわしを取ると、頭をつけた低い体勢から休まずに攻め続け、右からのすくい投げ。見事に決まり、転げ落ちたままで「やった!」の表情。4場所ぶり24回目の賜杯を手にしています。(写真・笑顔でインタビューに答える朝青龍。NHKニュースから)

 それにしても今場所の朝青龍は、日増しに強さを発揮してきました。前評判は白鵬の話題だけで、故障続きの朝青龍には「限界説」もありました。しかし、心に秘めた意地もあったことでしょう。髭も剃らずに、時間前の仕切りでは以前より気合を入れて左のまわしを叩くなど、憎い?ほど闘志に満ちていました。

 優勝が決まって土俵から下がる前に両手を上げてガッツポーズをし、「品位がない」と批判されていましたが、やはり優勝決定戦で白鵬に勝った初場所と同様、よほど嬉しかったのでしょう。大相撲の伝統やしきたり以上に、何となく朝青龍らしい正直な姿のようで、私は思わず笑ってしまいました。

 もちろん、相撲道は大切です。しかし、相撲が面白くないといけません。優勝決定戦のような手に汗握る相撲が続けば、目が離せなくなってきます。大関陣も頑張ってくださいョ。

by shouichiro_sato | 2009-09-28 23:14 | スポーツ | Comments(1)  

女性フォーラム

 「たくましく!輝いて生きる!」のタイトルにふさわしい、女性フォーラムでした。

 仙北市たざわこ芸術村で行われた「元気なふるさと秋田づくり活動支援事業」に、妻の同伴で参加してきましたが、多様な分野で個性と能力を発揮して活躍している4人のお話に、私も元気をもらった一日になりました。

 パネリストは日本テレビデレクターの山王丸和恵さん、㈱ドレッシング・エー代表取締役の伊藤明子さん、「清酒・朝乃舞」杜氏の工藤華子さん、ミュージカル「舞子の蔵」主演の阿部佐和子さんです。

 女子アナから事業局プロデューサーになった秋田市出身の山王丸さんは、仕事と家庭の両立や子どもと家族の関わりを紹介。伊藤さんは独立するまでは秋田清酒㈱海外営業担当で、フランスやアメリカ、イギリス、香港などで日本酒の良さをPRしている、大仙市在住の国際派。工藤さんは横手市の蔵元の跡取りで県内唯一の女性杜氏。米だけを使った理想とする酒づくりに打ち込んでいます。阿部さんは鹿角市出身で、皆と幸せを分かち合える舞台を作りたいと、毎日が真剣勝負。皆さんそれぞれにたくましく、輝いていました。

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 (写真・左から司会の県男女共同参画課長藤本律子さん、山王丸さん、伊藤さん、工藤さん、阿部さんです。たざわこ芸術村ゆぽぽ本館「紫苑」にて)

 尚、午前中にはわらび劇場で上演中のミュージカル「舞子の蔵」を鑑賞。わらび劇場のファンである私には、どの作品も素晴らしいものばかりですが、きょうは何度も目頭を熱くしてしまいました。いろいろな悩みや苦しみの中から、自分の生きる使命を見出していく女性の姿に、人間の生きる原動力を感じた舞台であり、皆さんにも是非とも見ていただきたいと思います(1月3日まで)。

 その後のフォーラムだっただけに、4人の女性のお話に引き込まれ、生き方にも感銘しました。さらなるご活躍を期待したいものです。

by shouichiro_sato | 2009-09-27 21:32 | 今日の出来事 | Comments(0)  

茅葺き(かやぶき)

 羽後町には田代・仙道地区などの山間部を中心に、約90戸の茅葺き民家があります。私が子どもの頃は大半の家が茅葺きでしたが、改築を機会にトタン屋根に替わり、それとともに茅葺き職人も少なくなり、今では町内に2~3人が残っている状況です。
 
 ただし、茅葺きが残っているといっても岐阜県の白川郷のような伝統的な集落群ではなく、地区内に点在している状況ですが、地域の歴史と文化が蓄積されている民家が多いだけに、できるものならその技術を後世に伝えていきたい。観光や文化的資源として活かしていきたいという声が強くなり、町では茅葺き職人を養成することにしました。

 先週25日に閉会した9月定例町議会で可決された「茅葺き民家保存技術継承事業」は、国の緊急経済対策である「県ふるさと雇用再生臨時対策基金」を利用して、茅葺き職人の第一人者・羽後町軽井沢の村上賢助さん(82歳)に弟子入り?する人を支援するもの。町観光物産協会が町から委託を受け、町内外から2名を募集します。今回の予算は来年3月までの119日間ですが、政権が変わっても3年間の継続事業として見込んでいます。

 県内でも歴史的建造物や昔から伝わる民家には茅葺き屋根もあり、その補修や葺き替えに当る職人は少なくなっています(聞こえてくる話では、3~4組の職人チームがあるのみとか)。材料に使う茅も県内産はほとんど無く、青森県産が多いとも聞きました。事実、岩手県の職人に頼んで、青森の茅で葺き替えたという例もあります。

 全国的にも珍しい「茅葺き職人」の養成。成果を期待しています。

by shouichiro_sato | 2009-09-26 23:24 | 羽後町 | Comments(0)  

大学生

 「不況や人口減少が続く中、私たちの生活や労働はどのように変わっていけば一人ひとりが充実した暮らしを送ることができるのでしょうか」という呼びかけに興味をもち、きょうの午後、秋田県南部男女共同参画センターが主催したセミナーに参加してきました。

 「毎年、多くの学生が大学を去っていきます。彼らに共通するのは子ども時代、家庭に父親の姿が見えないことです」と語る群馬県立女子大学教授・佐々木尚毅さん(大館市出身)の講演とトークセッションを通して、ライフ・ワーク・バランスについて考える企画です。

 佐々木教授の主張したいことは――――
  ① 人間は、歳をとるだけでは大人にならない
  ② 子どもは「周囲の意味ある大人の言動」によって育つ
  ③ 父親は、もっと子育てにかかわれ
  ④ 男女共同参画が家庭を作り、地域を創り、子どもを育てる
  ⑤ ムラ(村落共同体)が子どもを大人にする

 知っている大学を例にとると、学生の現状は1~2年生のうちに2割以上がいなくなる(辞める?、来なくなる?)。その学生の8割は男性だという。その背景には貧困化する子どもの社会がある。ヒトは人の中でひとになるし、人間は集団の中で人格を認められ評価されて成長を続けられるのに、都会にはそうした環境が少ない。

 昔は周囲に大人がいたから「親はなくても子は育つ」だったが、現代では主に母親だけが関わる子育てになり、「親だけでは子は育たない」。過保護、過干渉、放任、・・・そして、支配。子どもに指図を繰り返す、カーナビパパやカーナビママがいる。中には、常に子どもの上で旋回していて、何かあれば直ぐレスキューに降下してくる、ヘリコプターママも見かける。

 自分が何をやりたいか分からない。コミュニケーション能力が無い。無責任、無気力、無感動。そうしたことから「ひきこもり」になっている人が、70~120万人もいる。 ―――― 佐々木教授の紹介する大学生の姿にドキッとしながら、改めて家族や地域のつながりの大切さを学びました。

 教授とのトーク参加した横手市の高沖みちるさん(横手南中学校PTA会長)も、帰郷する前の東京暮らしを振り返り、「東京では子ども時代に子どもらしい過ごし方をしていない若者が多い」と話していました。いま一度、ムラの良さを活かして、田舎の良い面を大事にしたいものです。

 不況の今は、経済を最優先にしてやってきた社会の在り方、暮らし方を見直す良い機会でもあります。

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 (写真・講演する佐々木教授。横手市にある秋田県南部男女共同参画センターにて)

by shouichiro_sato | 2009-09-25 23:34 | 社会・話題 | Comments(0)  

プロ野球

 プロ野球セ・リーグは23日、優勝へのマジックナンバーを1としていた巨人が中日に勝ち、3年連続33度目の優勝を決めました。巨人のリーグ3連覇は川上哲治監督時代に1965年から73年まで9連覇(V9)して以来です。

 今年の巨人は開幕当初から順調に勝ち続け、8月27日には優勝マジック「26」が初点灯。9月になっても若手に加えて主将・阿部捕手の活躍などで勝利を重ね、今週も2位中日との直接対決で3連勝。通算でも今季初の7連勝という、快進撃でした。

 しかし、敗れた中日の落合監督は「これから本当の戦いが始まるんだ。この状態があと3週間続くと思うか?見くびるな」。10月17日から始まるセ・クライマックスシリーズでの雪辱に闘志を燃やしています。「日本一」をかけた最後の戦いに大波乱があるのでしょうか。楽しみです。

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 (写真・巨人の優勝が決まり、胴上げされる原監督を東京ドームの天井カメラで生中継していたのですが、私の携帯電話カメラにはチョッと珍しい構図で画像が重なっていました。23日午後、ABS秋田放送の野球放送から)

 一方、パリーグは楽天が最近の5カードを11勝4敗と好調。パ・クライマックスシリーズ出場はもとより、2位ソフトバンクに1ゲーム差まで猛追してきました。あす25日からは3ゲーム差で楽天を追う4位西武との3連戦。調子を上げてきた西武戦に続き、ソフトバンク戦も控えていますから、目が離せません。

 2005年シーズンから新規参入した楽天は東北・仙台が本拠地。名将・野村監督や若手投手陣の人気もあって、ファンも急増中です。こうなると、毎日の試合結果が気になります。「頑張れ!楽天イーグルス」です。

by shouichiro_sato | 2009-09-24 23:25 | スポーツ | Comments(0)  

八ッ場ダム

 前原国土交通大臣は就任直後のインタビューに応え、「八ッ場ダム(群馬県長野原町)の建設は中止する」と言明したことで、流域の都県や関係自治体、地元の住民が困惑しています。

 民主党は先の衆院選マニフェストで、「ムダづかい、不要不急な事業を根絶する」として、そのトップに川辺川ダム(熊本県)と八ッ場ダムを中止すると説明しています。そのマニフェストが国民の支持を得たのだから、「中止は当然」とばかりに素早く行動開始。前原大臣はきょう、八ッ場ダムの建設予定地を視察し、地元の知事や自治体首長と意見交換。「政策転換」への理解を求めましたが・・・・・。

 私も「ムダづかい、不要不急の事業」を無くすのは大賛成ですが、天下の公党がマニフェストに具体的に掲げた事業にしては、地元住民や関係自治体の理解が得られていないことに驚きました。1952年に計画が発表されて以来、水没する住民の激しい反対運動があったものの、その後は住民サイドも計画を受け入れ、94年に着工。既に7割の工事が完成し、今年10月に本体工事に着工して2015年には完成する予定でした。

 前原大臣が関係者との事前協議なしに、一方的に「建設中止」を表明したことことで、意見交換会では「地方主権、友愛精神にのっとった行動なのか(群馬県知事)」「脱官僚、政治主導とはこういう手法なのか。あまりにも独裁的だ(東吾妻町長)」との厳しい声がでたとのこと。当然でしょう。

 地元の住民団体は「中止を白紙に戻さなければ、話し合いには応じられない」として、意見交換会への出席を拒否していますが、ダムの恩恵を受ける下流域の1都5県も建設続行を求めており、慎重な判断が必要でしょう。

 住民や地域と国が約束してすすめられるダムや河川、道路といった公共事業について、政権が変わる度に方針が変わるようでは、「何を信じて」いけばいいのか、住民が一番の被害者になってしまいます。

 政権交代によって新規着工を中止し、いま一度、事業の必要性や優先順位の見直しをすることはあるにしても、既に着工されているものについては、是非とも早期の完成を望みたいものです。選挙のたびに特定の事業や地域がターゲットにされるようでは、困ります。

by shouichiro_sato | 2009-09-23 23:40 | 国政・時事 | Comments(0)  

太平山

 秋の大型連休といっても、地域の中でウロウロしている毎日。晴れ間を見計らって、七曲峠から太平山に車を進めてみました。羽後町の太平山は出羽丘陵地域の一角にあり、標高474m。県道の太平山入口から約1.5km行くと、道路は中腹にある「みはらし荘」コース(舗装済み・約1km)と、頂上付近にある「煙岡神社」コース(砂利道・約2km)の二つに分かれます。

 どちらからも湯沢雄勝・横手平鹿・大曲仙北地方を見渡すことができ、眺望は最高。朝の早い時間には横手盆地が雲海の中にあり、遠くに見える奥羽山脈から昇る朝日は絶景。日中は四季折々の田園風景を眺め、夜は夜で見事な夜景が展開します。

 太平山の一帯は「いこいの森」として整備されており、駐車場や散策路、休憩所、案内板、トイレなどもあります。特にみはらし荘から煙岡神社までは稜線に沿った散策路があり、徒歩で約30~40分。子どもや年配の方でも無理なく歩けますから、爽やかな秋の日にはお薦めです。

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  (写真・太平山中腹の「みはらし荘」から眺める、黄金色の横手盆地)

by shouichiro_sato | 2009-09-22 20:25 | 羽後町 | Comments(0)  

長命水

 羽後町にある七曲峠の中腹に湧き出ている清水、「長命水」。19日の夕方には田代後継者会(会長・今野恒夫さん)のメンバーが周辺の草刈や水鉢の清掃をし、新しいしめ縄を取り付けて参拝。水の恵に感謝しました。(写真・秋田杉の根元に湧き出る「長命水」)

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 作業をした会員の反省会は、北沢峠にある元会長・阿部則夫さんが手づくりで建てた「ログハウス・遊休の森」。例年のことながら、自分たちの住んでいるふるさとの環境を見つめる良い機会になりました。

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 (写真・遊休の森から見える夕暮れの鳥海山。午後5時55分頃) 

by shouichiro_sato | 2009-09-21 20:54 | 地域活動 | Comments(0)