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真夏日

 きょうの秋田市は、最高気温が31.8度になる真夏日でした。月曜日でも「海の日」の祝日。秋田の事務所に向かう途中では、朝から国道7号線沿いにある道川(旧岩城町)や下浜(秋田市)の海水浴場に入って行く車も多く、いよいよ夏本番の感じです。

 私は知人の誘いもあって、正午前から「土崎港曳山(ひきやま)まつり」を見学してきました。途中、秋田港入口の国道7号交差点では、高校野球の応援に向かう大館鳳鳴高校の大応援団、20台以上のバスに遭遇し、午後1時から行われる決勝戦の行方も気になりましたが、国指定重要無形民俗文化財に指定されている曳山まつりとはどういうまつりなのか?。事前に観覧席(無料)の整理券を手配していただきましたし、(初めての体験でしたので)改修された土崎神明社や屋台通りを散策し、夕方までにしっかり見させてもらいました。

f0081443_20544251.jpg 土崎港曳山まつりは土崎神明社の例祭で、宵祭であるきのう20日から。きょうは午前10時50分に神輿が神明社を出発し、午後1時前にまつりの主会場である本町通りを通過しました(写真・軽トラックの荷台に乗った神輿。前を行く神官も軽トラック、後に続く役員の皆さんは20台ほどのタクシーを利用されていました。広い地域だけに、運営も大変ですネ)

 それに続いて、御幸曳山(神輿の後に運行する曳山のこと)が穀保町から新国道を横断して本町通りにやってきます。「ジョイサ、ジョイサ」の掛け声も勇ましく、軽快な土崎港囃子のリズムに乗って大きな山車が、車輪をきしませて迫ってきます。戦国時代の出来事を表した迫力ある武者人形と、世相を風刺した「見返し」。元気いっぱいの子ども達や若者達に圧倒されました。そして、山車が止まると「演芸」担当者による手踊りが披露されます。これがまた、情緒たっぷりで、まつりの雰囲気をさらに盛り上げていました。

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(写真・秋田市の旧土崎地区24町内が参加した曳山まつり。最初に本町通りに入ってきた1号車は、相染町の「豪将教経威信をかけた孤高の勇姿」。ホテル大和の玄関先に用意された観覧席前で、秋田美人の皆さんによる「花笠踊り」が披露されました)

 日陰でジッとしているだけでも汗がにじみ出てくる暑い時間でしたが、まつりに参加している皆さんはその暑さを楽しんで?いるようで、こっちが元気をもらってきました。ここ3年は雨が降っていたそうですから、4年ぶりに最高のコンデション、良かったですね。

 ところで同時刻の県営こまち球場では、ともにノーシード校だった「本荘高」対「大館鳳鳴高」の決勝戦です。結果は2時間40分に及ぶ大熱戦の末、10-5で本荘が2年ぶり4度目の甲子園出場を決めました。4点を先制した本荘を大館鳳鳴が追い上げる展開で、4回が終わって4-2。5回表、きのうの明桜高校との準決勝で勝ち越しの安打を放った本荘・5番の土田選手が左翼スタンドに3ランホームランを打つなど、本荘はこの回に4点。しかし鳳鳴もその裏に3点を返すなど、両チームの必死の攻防に、こまち球場もヒートアップした模様です。

 ブログを投稿しているこの時間、土崎の本町通りは「戻曳山(もどりひきやま)」が運行され、祭りも最高潮だろうと思います。また、本荘も大館も、活躍した高校球児の話題で盛り上がっていることでしょう。県内各地で真夏日に燃えた一日、皆さんはどのように過ごされましたか。

by shouichiro_sato | 2008-07-21 21:26 | 今日の出来事 | Comments(0)  

日曜日

 きのうは午後5時から、五輪坂温泉「としとらんど」で羽後町役場新職員組合結成45周年祝賀会が行われ、それこそ3年ぶりに役場職員の皆さんと町づくりの夢を語ってきました。2次会にまで参加したために、けさは少々「二日酔い」気味。そこで、気温が上がる前の朝一番に取り組んだのは、家の周りの草刈作業です。草刈機を使って2時間あまり、愛用している青いツナギ服が汗でビッショリ濡れました。もちろん、(体内からは)昨夜のビールがスッカリ抜けて、清々しい爽快な気分です。

 10時30分。黒いネクタイを締め、妻の車で昨夜から五輪坂に置いてきた自家用車を取りに行き、その足で一昨日に亡くなった故佐藤俊雄さん(享年・73歳)の自宅で出棺をお見送り。佐藤さんには今春まで上到米振興会の役員として、頑張っていただきました。

 午後0時20分。半袖シャツに着替えて、妻と一緒に大仙市大曲市民会館に直行。昨年、男女共同参画都市宣言をした大仙市の「男女共同参画映画鑑賞会」に参加。市役所の男女共同参画・交流推進課の職員による寸劇と、第一回本屋大賞に輝く大ベストセラーを映画化した「博士の愛した数式」(監督・小泉堯史、原作・小川洋子、出演・寺尾聰、深津絵里ほか)が上映されました。妻が県南男女共同参画センター(横手市)を運営するNPOに関わっていることから、大仙市で頑張っている仲間の皆さんにお会いすることができました。

 5時には西馬音内に戻って、来月に埼玉県で行われる全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場する、羽後高校ホッケー部女子選手団の激励会。男子チームは過去に何回かインターハイに出場していますが、女子は初めて。それでも、春の全国選抜大会で3位になった沼宮内高校(岩手県)など、強豪ひしめく東北予選を勝ち抜いて獲得した出場だけに、目標はズバリ「初出場で初優勝」。私も挨拶で「この大会は、勝ちに行くんだ。羽後高校創立60周年の記念の年に、優勝旗を持ってきてほしい。凱旋した時は町民挙げてお祝いしたい」と、檄をとばしました。

 監督やトレーナー、コーチ陣。そして、真っ黒に日焼けして一段と逞しくなった女子選手の決意表明を聞きながら、国体でホッケー競技会場に内定してから今日までの8年間の出来事が去来して、私も目頭が熱くなりました。というのも、三年生の選手たちは町内の高瀬・羽後の2中学校にホッケー部を初めて創設した時の一年生であり、昨年の秋田わか杉国体でも大活躍して、技術的にも精神的にも大きく成長しているからです。

 再び妻に迎えに来てもらい、帰宅したのは10時前。NHK大河ドラマ「篤姫」をBS2で見て、ようやく一日が終わります。それにしても、篤姫での女優人の気迫のこもった演技には圧倒されますね。(女性の)涙もあれば強さもあるドラマに、引き込まれております。

 そんな訳で、「汗」と「涙」と、妻に迷惑をかけた一日でした。

by shouichiro_sato | 2008-07-20 23:49 | 今日の出来事 | Comments(0)  

梅雨が明けて・・・

 秋田県地方はきょう、梅雨が明けました。暑い毎日が続いていましたので、「早く梅雨が明けてほしい」と願っていましたが、気象庁は今日の午前、東北北部は平年より8日、昨年より23日も早い(思いがけない?)、梅雨明けを発表しました。


 《 カメラスケッチ・神様トンボ 》

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 梅雨が明ける頃に、我家の玄関先にやってくるのは「神様トンボ」です。毎年、「今年も来てくれるかな?」と、家族で話題にしているのですが、今日の昼過ぎに玄関の花鉢に止まっているのを確認しました。(写真・玄関にあるデルヒュニュームの葉に止まっている神様トンボ)梅雨明けのニュースと同時に神様トンボがやってくるということは、今年も地域の環境が保全されていることだと納得し、一人で嬉しくなり、写真に収めたのです。

 それにしても、透き通るような細い身体で生きている神様トンボ。「トンボが生きていける環境であればこそ、わたしたちの命もつながっていくのではないか」と、暑さも忘れて見つめた昼下がり。早速、玄関先の蜘蛛の巣も掃除して「ホッとひと息」、私も安堵しました。

by shouichiro_sato | 2008-07-19 23:29 | 家族・仲間 | Comments(0)  

サーカス

f0081443_21295212.jpg 国道7号線沿いの旧秋田空港跡地に、大テントが出現しました。あす19日に開幕する、「キグレNEWサーカス」秋田公演(主催・秋田魁新報社)の特設会場です。(写真)同サーカスの秋田公演は4年ぶりで、9月15日まで毎週火曜日(休演日)を除く毎日行われます。

 私は残念ながら、キグレサーカスのような大規模な公演を直接見たことはありませんが、子どもの頃に西馬音内・御嶽神社祭典にやってきた(大きな樽の中でオートバイが走る)オートバイショウにはビックリしたものでした。さらに10年以上前、中国・上海で見た雑技団の皿回しやアクロバット?に、興奮した思い出があります。子どもの時も大人になってからも、とても人間業と思えない演技にハラハラ・ドキドキしたことは忘れられません。きっと今回のサーカスもお客さんに大きな夢を与えてくれるに違いありませんから、楽しみです。

 ところで、秋田県内は梅雨特有のジメジメした気候が続いています。早く梅雨が明けてほしいと願っているものの、最近の最高気温は30度前後で夏日の連続。夜も寝苦しい毎日です。それでも21日は「海の日」で連休になり、23日から県内の各学校も夏休みに入ります。そして、19日夜に行われるの能代市の花火大会、20日からの土崎港曳山まつり(秋田市)など、各地では夏祭りも本番を迎えます。この時期は家族と一緒に過ごしたり、地域の人たちと触れ合ったり、普段できない体験ができる貴重な時間ですから、友人や家族とさまざまな計画を練ってみましょう。

 そういう私は県内行脚をしながら、出来るだけ多くの地域のお祭り・伝統行事に参加してみたいと、情報収集に務めております。

by shouichiro_sato | 2008-07-18 22:44 | 地域活動 | Comments(0)  

秋田港シー&レール構想

 秋田港まで鉄道輸送したコンテナを船でロシア・ナホトカ市に運び、トヨタや日産、スズキなどの自動車関連組立工場があるサンクトベテルブルグまでシベリア鉄道で運ぶ、「環日本海シー&レール構想」の実現に向けた動きが活発化してきました。

 2月に行われた国土交通省東北地方整備局などの実証試験の結果、東北管内から自動車部品を運ぶ輸送システムの有効性が立証されたため、その後の3ヶ月間で急速に機運が盛り上がり、先月26日には同構想を民間主導で推進する「秋田港シーアンドレール構想推進協議会」(会長は渡邉靖彦・県商工会議所連合会長)が設立されました。さらに今月8日、ロシアのウラジオストク市を訪問していた佐藤文一・秋田県副知事がロシアの船会社「フェスコ」と、秋田港とナホトカのボストチヌイ港を結ぶ定期航路を年内に開設することに合意し、覚書を締結しています。

 その一方で、課題もはっきりしてきました。それは、①秋田港のコンテナヤードを広くして鉄道と一体型にするために、秋田臨海鉄道のレールを延伸すること。 ②定期航路を維持するだけの荷物をどのように集めるか。 ③輸送コストは現行の海上輸送(インド洋~スエズ運河経由)より安くできるか・・・・・等々です。秋田港周辺の道路と鉄路、コンテナヤードの整備をどのように進めるのか。日本海沿岸の各地でも航路開設を模索しており、荷物の集積に競争相手も多いこと。コストは国内運賃よりも、ロシアの船と鉄道の運賃が影響することなど、まだまだクリアーしなければなりません。

 だからこそ、できるだけ早く県と秋田市、輸送関連業界、トヨタなどの荷主が連携し、年内に開設される定期航路の実績づくりに努力していく必要があります。「しょしがらず」「ひやみをこかず」「いいふりよりも誠実に」、秋田県の地の利・地域資源を活かすために、官民挙げて頑張りましょう。

by shouichiro_sato | 2008-07-17 20:39 | 産業振興 | Comments(0)  

逆転サヨナラ

 夏の高校野球秋田県大会はきょうが5日目。能代球場と八橋球場では3回戦4試合が行われ本荘、大曲、新屋、秋田南の4校がベスト8進出を決定。こまち球場とグリーンスタジアムよこてでは雨で順延になっていた2回戦4試合を行い、3回戦の4試合はあす行なわれます。

 きょうまでに32試合が終了しました。そのうち半分の16試合は地力の差が出たのか、試合規定によってコールドゲーム。それでも、1年生だけで頑張ったチームや小人数のメンバー登録で臨んだチームもあり、ひたむきに白球を追う選手の姿は多くの感動を与えてくれました。もちろん、1点を追う緊迫したゲームや前評判の高かったシード校が苦戦する試合もあり、チームメイトや応援団にとっては、どの試合もハラハラドキドキの連続だったことでしょう。

 そんな中で最後まで諦めず、逆転サヨナラで決着する試合ほど、興奮するものはありません。1回戦の仁賀保-湯沢(13日・八橋)は、今までの試合で唯一の延長戦となり、10回裏に得点した湯沢が3-2で勝利。2回戦(15日・こまち)では能代商が9回裏に2点を挙げて、五城目に5-4で逆転サヨナラ勝ち。そしてきょうは、秋田南が9回裏に2死満塁から連続安打で、昨年の覇者・金足農に5-4。2点差をひっくり返す、大逆転のサヨナラゲームがありました。

 NHKラジオの実況によれば、秋田南は3回に1点先取したものの、金足農が5回に逆転し、8回にもスクイズで加点するなどして、4-2で迎えた9回裏。秋田南は連続安打で無死一・二塁から送りバンドを続け、2死になりながらも走者を二・三塁に進めてチャンスを待ちます。さらに四球で満塁になると、金足農は投手交代。ここから秋田南の4番打者が左中間に起死回生の2塁打を放ち同点。続く5番も右中間を破って二塁走者が生還し、逆転サヨナラ。土壇場でのドラマに八橋球場は悲鳴と歓喜が交錯しました。

 必死に頑張っている選手や応援団のことを想像すると、私は涙もろくなってしまいますが、甲子園を目指す戦いには、必ず勝者と敗者があります。史上最多の参加・53校のうち、52校は悔し涙を流さなければなりません。それ故に勝者には敗れ去ったチームの分まで次の試合で頑張ってもらいたいものですし、惜しくも勝利できなかった球児には、厳しい練習を耐え抜いて夢球場の舞台に立った誇りと根性、悔しさを心に刻んで、これからの社会の中で逞しく生き抜き、人生の勝利をつかんでほしいものだと思います。

by shouichiro_sato | 2008-07-16 22:37 | スポーツ | Comments(0)  

女性講座

 数年前に地域づくり活動の講師として呼んでいただいたことがご縁になり、きょう秋田市飯島の自主研修グループ「飯島南女性講座」の皆さんが、移動学習で羽後町へ来られました。学習のテーマは「歴史と文化 ~受け継がれてきた魂~」。主催者からの依頼もあって、私は案内役を務めました。

午前9時00分 秋田市飯島南児童センターを秋田市公民館の大型バスで出発。
          高速「湯沢横手道路」・湯沢インターから羽後町へ

  10時40分 羽後町西馬音内にある「西馬音内盆踊り会館」到着
          篠笛奏者・矢野栄太郎さんの演奏「NHK新日本紀行」のテーマ曲で歓迎
          大型スクリーンによる「西馬音内盆踊り」のDVDを鑑賞
          篠笛による「西馬音内盆踊り」の実演と説明  ・・・・記念写真の撮影
          館内を自由に見学、(羽後町のお土産は物産コーナーでどうぞ)

  12時00分 町内にあるカフェレストラン、「オウザン・デ・イマン村」で昼食
          1000坪の庭園を見ながら、地元食材を使ったオーガニック・ランチ

f0081443_2205481.jpg 午後1時20分 バスで移動し、飯沢地区にある国指定重要文化財「鈴木家住宅」へ
            46代目当主・鈴木杢之助重廣さんの奥さんが建物や生活について説明 (写真・天井のない珍しい座敷で、説明を聞く秋田市の皆さん)
    
   2時00分 鈴木家発。由利本荘市経由で秋田市へ。
   4時00分 飯島南児童センターに到着・解散

 私にとっては久しぶりのガイド担当でしたが、私自身が新しい発見をした時間でもありました。200年の歴史をもつ庭園に佇む古民家は、いにしえの文化人が逗留した西馬音内の迎賓館であり、そのころの香りをそのまま活用して頑張っているのは町内の若い人たち。きょうの料理担当は、その魅力に惹かれてやってきた東京出身の方でした。さらに、鈴木家の案内をした若奥さんは横手市出身。嫁いで一年にならないのに鈴木家の800年の歴史を語り、文化財を守って行く苦労話をユーモアを交えて紹介されました。それがまた微笑ましく、鈴木家の誇りに思えて嬉しくなりました。

 参加された皆さんの感想はこれから聞かせてもらうとしても、こうしたコースで羽後町巡りを楽しんでもらえるとすれば、これも大きな地域資源です。体験できる伝統芸能も、西馬音内盆踊りの他に(町内には)野中人形芝居、仙道番楽があり、食材も蕎麦や羽後牛など特色あるものがたくさんあります。文化財の建物も三輪神社を筆頭に、黒澤家、阿部家、旧長谷山邸など。農業施設も水耕栽培、花卉温室、菌床施設、自動搾乳牛舎、カントリーエレベーター、スイカ自動選果場、水管理施設・・・・・・など最先端のものがあり、見学・視察メニューも豊富です。一般的に言われている観光地ではありませんが、羽後町でひと味違った文化交流などができるとすれば、これも地域振興に大きく貢献することでしょう。

 そんな訳で、読者の皆さんの主催する研修企画がありましたら、遠慮なくご一報ください。

by shouichiro_sato | 2008-07-15 21:42 | 羽後町 | Comments(0)  

肥料原料が急騰

f0081443_865144.jpg 家のポストに一枚のチラシあり。「肥料原料の海外相場が急騰しています!」という、こまち農協営農部生産資材課が今月10日付で発行したお知らせでしたが、私には「日本農業の存亡に関わる」と思えるほどショッキングな内容であり、驚きました。何んと、普段使っている肥料の価格が平均で49.5%も値上げになる通知です。
(写真・チラシの一部です)
 
 まずは参考までに、チラシにある「肥料価格交渉の経過と結果」の全文を紹介します。

 ○ 肥料原料の価格高騰を受け、メーカー各社からは大幅な値上げ要求があり、価格交渉を重ねた結果、4月~6月期中の改定値上げを余儀なくされました。
 しかし、全農では肥料協同購入積立金を取り崩して、農家への供給価格の値上りを回避し、平成20年産米の春肥料等に影響を与えない措置を取りました。

 ○ 世界的な資源争奪の様相が強まる中、全農は年間必要量を確保するため、原料産地の多元化にも着手してまいりました。
 原料高騰と需要逼迫が継続する中、メーカー各社からは品目別に40%~80%増の要求が出されましたが、今回の価格交渉においても全農は「農家への安定供給」を最重点として臨みました。
 しかし、肥料原料すべての価格が史上最高値を更新しており、安定供給を維持するためには、諸外国並みに肥料価格を値上げせざるを得ない状況となってしまいましたが、農家予約制度の維持と安定供給を前提として交渉した結果、加重平均49.5%の値上げ幅での妥結となりました。


 新聞報道などで肥料価格が上昇することは知っていましたが、いよいよ現実のものとなってきました。原油価格の高騰でガソリンや軽油、灯油などの燃料が値上りしているなかで、さらに肥料価格が値上げになれば、農家にとっては痛烈なダブルパンチです。

 米作農家や疲弊する農村の不満は昨年の参議院議員選挙でも爆発しましたが、その時以上に現実は厳しいものになってきました。生産したコメや野菜は国際価格より高いとして市場でたたかれて価格は低迷し、外国から輸入したエネルギーや肥料に依存する規模拡大とコスト縮減を生産者に求めてきた日本農業は、世界的な資源需要の動向に対応できる手段もなく、政策の基盤が崩壊しつつあります。所得が確保できずに経営が成り立たない農業の現場からは当然、担い手がいなくなり、その結果として今でさえ39%に低下しているわが国の自給率は、さらに低くなることでしょう。これは農家・農業の問題というよりも、自立した国として「これでいいのか?」という課題でもあります。

 日本人があこがれるアメリカやフランスは、それぞれの国民が誇る農業国です。自国の食料をまず確保すること、自給することは最大の国内政策であるはずなのに、「経済大国」のウヌボレ?で足元をおろそかにしてきた日本は、大変な事態になってきました。官僚や政治家は今までの政策との整合性を重視するあまり、大胆な政策転換には及び腰ですが、世界的に関心が高まっている地球環境を守るためにも、地域農業の再生は待ったなしです。

 ところで、今夜からあす15日にかけて、燃料価格高騰による窮状を訴えるために全国の漁船20万隻が出漁を取りやめ、一斉休漁します。漁船の燃料である重油は、5年前に比べて約3倍近くも高騰しているとのこと。漁業関係者からは、「とても漁などできない」という悲鳴があがっています。豊富な食品があふれていると思われる日本の食卓ですが、その食を支える肝心要の農業も漁業も、現実はこの通り。底板のフシが抜け、水が入り込んでいる状況です。

by shouichiro_sato | 2008-07-14 22:42 | 産業振興 | Comments(0)  

猛暑列島

 きょうの日本列島は猛暑に見舞われました。梅雨が明けたのは九州などの西日本だけというのに、岐阜県揖斐川町では今年になって国内で最も高い、36.4度を記録。岐阜県や愛知県など東海地方の各地では軒並み35度を越える猛暑日となっています。大阪市内で開かれていたトライアスロン国際大会では北京オリンピックの代表選手が途中で棄権したり、関係者に熱中症の症状が続出。NHKのニュースによると、全国で午後5時までに295人が手当を受けています。最近は地震や気象変動など、今までの四季の感覚とは違った現象が続いていますから、健康管理には十分に注意しましょう。


 《 カメラスケッチ・六郷の清水 》

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 秋田県内もこの頃は暑い日が続いていますが、きれいな清水が湧き出る美郷町六郷の湧水群一帯は別世界でした。大きな木々に囲まれ、日陰で聞く水の音は涼しげであり、至福の空間です。中でも有名な「ニテコ清水」では、話題のニテコサイダーや流しそうめんを楽しむことができます。六郷には湧水地が各地にある他、お寺、神社、造り酒屋などの散策スポットも多くあり、案内板などの整備も進んでいて、緑と水に囲まれた夏の観光名所になりつつあります。(写真・ニテコ清水では美味しい湧水をそのままゴクッと・・・・イッキ飲み。爽快でした)
 

by shouichiro_sato | 2008-07-13 21:44 | 今日の出来事 | Comments(1)  

高校野球とホッケーと・・・

 第90回全国高校野球選手権記念秋田大会(夏の高校野球県大会)がきょうから始まりました。今年から男女共学になった横手城南高校が全員1年生の選手で出場するなど、大会史上最多の53校が参加して、甲子園を目指した高校球児たちの熱い戦いが展開されます。予定通り試合が進めば、決勝戦は20日に秋田市のこまちスタジアムで行われます。

 開会式の様子をテレビで見ていましたが、声を出して元気良く入場行進する選手諸君の表情には、きょうの日を迎えた喜びと充実感があふれており、頼もしい限りです。開会式後は、こまちスタジアム、八橋球場(秋田市)、能代球場(能代市)、グリーンスタジアムよこて(横手市)の4球場で1回戦のゲームが行われています。

 気になるのは前評判の高い有力校の勝敗や自分の出身校、それに地域にある高校の試合結果ですが、残念ながら私の母校はきょうで敗退。明日からは地元の高校の応援にギアチェンジしなければなりません。きょうの試合結果をインターネットで確認してみると、土壇場で大逆転したゲームもあれば、大差のコールドゲームもありました。ただ、増田-雄物川、大農太田-角館、平成-大曲農、大館-大館工の試合は、抽選の結果とはいえ、お隣同士?の対戦で各地区大会のようでもありました。1回戦での有力校同士の対戦を避けるために、シード校を増やすなど配慮が見られた組み合わせでしたが、さらに工夫することができないものでしょうか。

 ところで午後からは、第3回男子県中学生ホッケー大会の主催者として羽後町の多目的運動広場で「高瀬中-羽後中」の試合を観戦してきました。県内の中学校でホッケー部があるのは羽後町の2校だけで、女子は両校とも部員が少なく、合同の「秋田県チーム」のみ。8月1日から同会場で開催される東北大会を目指して、男子の第1、第2代表を決める大会です。試合は高瀬中が1点先取したものの前半終了間際に追いつかれ、後半は羽後中の一方的な展開になり、5-1。羽後中は高瀬中の3連覇を阻止し、初の第1代表の座を獲得しました。

 あすは同会場で、県民体育大会ホッケー競技が行なわれます。少年男子の「羽後高校-男鹿海洋高校」、成年男子の「秋田クラブ-由利クラブ」の2試合です。女子は埼玉インターハイに東北代表として出場する羽後高校と、社会人チームの秋田クラブだけであり、試合はありませんが大会運営の裏方で頑張ります。羽後高校ホッケー部の皆さんにはきょうの中学校大会でも、各チームの応援や会場整備などにご協力いただきました。

 それにしても、礼儀正しく挨拶をする中・高生のホッケー部員に接して、嬉しくなった一日でした。さすがに秋田県代表の選手たちで、「強くなると、態度も良くなる」感じですネ。

by shouichiro_sato | 2008-07-12 22:14 | スポーツ | Comments(0)