人気ブログランキング |

<   2008年 03月 ( 31 )   > この月の画像一覧

 

地域振興局

 昨夜のトークショーで会場から、「秋田県が進めている行財政改革の中で、現在の8地域振興局(鹿角、北秋田、山本、秋田、由利、仙北、平鹿、雄勝)を、北秋田、秋田、平鹿の3ヶ所にし、他の5ヶ所を行政センターするマスタープランについてどう思うか」という質問がありました。

 私の意見は、「道路事情が改善されてきたことや通信システムが発達してきたことから、再編は必要だと思う。ただし、地域振興局の果たすべき役割についてさらに検討するべきだ。羽後町でも6ヶ所あった役場支所を廃止する時に、郵便局に身近な事務の一部を委託するなどしてサービスの維持に努めてきた」

 一方、あゆかわさんは「地方部という県庁の出先のような役所から脱皮し、ようやく地域活性化の役割を果たそうとしている振興局が廃止されるのは、地域の切り捨てにつながり、県民の求めているものとは逆行している。むしろ、若手の優秀な人材を抜擢して振興局の第一線で頑張ってもらうべきだ」

 辻田さんは、「市町村合併と同じで、役所がなくなれば今まで賑わった中心地の飲食店は大打撃。農業委員をしているが地元での会合はなくなり、一杯やるときも横手が多くなった。振興局をなくすことには反対だ」

 新聞報道によれば、開会中の県議会・総務企画常任委員会でも議論になり、定例会終了後の21日に集中審議されることになったとありました。3局に集約する組織の再編で職員数を削減する他、新しい振興局が行う事務や予算要求を認める事業などについてさらに検討し、年内に条例改正をする方針です。

 国の財政再建のしわ寄せと地方経済の低迷から、県の一般会計予算規模は縮小するばかり。こうした中で一定規模の投資的事業費を確保するには、経常経費の縮減は避けて通れません。市町村への事務・権限の委譲、民間の参入などを進めて、県の組織をスリム化することは必要です。右肩上がりの時代に膨らんできた組織を見直すには、これからの時代に県が担うべき役割を今一度見極めることが重要でしょう。そうしたことについて市町村の意向や県民世論を集約する十分な機会があったのか?「子育て教育税」よりも大事なテーマだと思います。

by shouichiro_sato | 2008-03-11 17:52 | 秋田県 | Comments(0)  

「さとうさん」としゃべらナイト

 3月10日(さ・とう)を「さとうさんの日」にしようと企画された、「さとうさんとしゃべらナイト」が今夜、秋田市のドリームワールドで行われました。何かと年度末の行事が多いなか、そのうえ月曜日の夜にもかかわらずご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 平均年齢が68歳という「ジャズ&ハワイアン・スターズ」の演奏とフラダンス。急遽、大潟村から応援に参加してくれた琴のグループ「正弦会」の演奏もあり、記念すべき日になりました。重ねて感謝申し上げます。

f0081443_9415825.jpg さて、メインの「さとうさんと辛口トークショー ~これでいいのか?秋田県~」。ゲストはあゆかわのぼるさん(エッセイスト・秋田市)と辻田与五郎さん(血液型漫談師・横手市)です。お互いに知り合いでありながら、私と3人でのトークは初体験でした。 (写真) 何事にも経験豊富なお二人のお話に圧倒されっぱなしで、私はタジタジ。会場からは、「さとうさんの話を聞きに来ているのだから、もっと自分の考えや政策を述べてください」と、叱咤激励?されてしまいました。「さとうさんとしゃべろう」と、貴重な時間を割いてご参加いただいたのに、「消化不良」のままで時が過ぎてしまったようで、申し訳なく思っております。

 「秋田、これでいい会?」の総会や、湯沢・雄勝地方など地元の集会では顔見知りも多いのですが、今日のように誰でも参加できる秋田市での会合となれば、初対面の人が大半です。せっかく多くの皆さんとの出会いの場を作っていただきながら、自分自身の準備不足を反省しています。

 それでも帰り際に、「頑張ってください、応援しています」という温かい言葉をかけていただき、感謝の気持でいっぱいになりました。きょうの「さとうさんの日」をきっかけに様々な会合へ積極的に参加していきますので、これからもよろしくご指導ください。

by shouichiro_sato | 2008-03-10 23:52 | 今日の出来事 | Comments(0)  

秋田大学

 東京の大手デパートに秋田県産品を納入している企業グループ主催の講演会が昨夜、秋田市で行われました。講師は秋田大学工学資源学部長の吉村昇先生。今年4月から秋田大学の学長に就任する予定の吉村先生は、地域に貢献しながら世界に情報発信する大学でありたいと、今までの研究成果と大学の現状を紹介してくださいました。

 注目されたのは人間の身体の動きを100パーセント再現できる技術の開発。モーションキャプチャーといわれる装置で、繊細な指の動きなどを記録して画面上に再現できるのです。例えば、ピアノを演奏する手と指の動きを、様々な角度から見ることができますし、手術をする指先の動きもリアルに再現(初公開だそうです)されました。さらに驚いたことは、優雅な身体の動きと指先の美しさで知られる国指定重要無形民俗文化財の「西馬音内盆踊り」が、同装置で立体的なアニメーションになって画面に現れました。今までにも「秋田の踊り20選」が収録されているそうですから、貴重な伝統芸能の保存と伝承に新技術による支援が得られることになりました。

f0081443_21544387.jpg さらに、急増している高齢者の交通事故を防ぐために、シュミレーションで実体験ができる装置も先生の研究室で開発されています。テレビ朝日「報道ステーション」やNHK「ためしてがってん」でも紹介されたこの装置。県内企業との共同開発で製品化しており、既に大分県警察本部に納入されているとか。ただ「秋田県は金が無くて導入してくれない」、とも・・・・・・。映像による資料の提供もあり、あっという間の1時間でした。(写真・テレビ映像も紹介しながら講演する吉村先生。秋田市卸町「秋田まるごと市場ホール」)

 ところで、秋田大学も平成16年に独立法人になり、学長の権限と責任も大きくなりました。吉村先生は秋田市の生まれで、同大学大学院鉱山学研究科修士課程を修了した工学博士。「生え抜き」の学長就任は国立時代も含めて秋田大学史上初。その分、秋田への思い入れも大きいはずですから、「地域に貢献する大学」をめざす吉村先生のご活躍、大いに期待したいと思います。 

by shouichiro_sato | 2008-03-09 21:51 | 秋田県 | Comments(0)  

椅子職人

 秋田市のアトリオンで開催されている「第50回秋田県新作家具インテリア展 2008 」で、秋田市の有限会社高和製作所(代表取締役・高橋和夫さん)の椅子職人、高梨さんと出会いました。

 会場には秋田県を代表する家具・木工業者の箪笥やテーブルなどの作品が26点展示され、木地の特徴を活かしたアイデアとすばらしい出来栄えに、多くの来場者から感嘆の声があがっていました。展示会は11日まで開かれています。

f0081443_172074.jpg その一画にあった「椅子の高和(TAKAWA)」のコーナー。「本物の椅子の感触を全身で感じてください」と高梨さんにすすめられ、座ってみるとビックリ仰天。座り心地はもちろん、ホッとする空間にいるようで快適でした。説明によると、椅子を作る場合は素材の選択から加工、組立て、仕上げまで、熟練した職人がひとつひとつ丁寧に手づくりしているとのこと。心身の癒される「リラックスチェア」、ハンディをもった人やお年寄りのための椅子「活き活きチェア」など、木の手触りとぬくもりが溢れる作品に、すっかり魅了されてしまいました。(写真・自社の製品を案内してくれた、椅子張り一級技能士の高梨さん)

 それにしても、レベルの高い家具類の数々に、「すばらしい技術があるものだ」と驚くばかり。こうした製品をもっともっとPRし、国内外に売り込んでいくべきだと思いました。秋田県内にあっては人口減少に歯止めがかからず、経済活動も低迷状態ですが、視点を県外や世界に向ければ「優れた技術」への需要はあるはず。例えば国際的な見本市への出品を本格的に支援して、秋田のもっている技術を売り込む戦略はどうでしょう。安いものを大量に輸入してきた時代から、今度は確かなものを世界に輸出する時代にしたいものだ・・・・・などと、思ってしまった展示会でした。

by shouichiro_sato | 2008-03-08 16:03 | 産業振興 | Comments(0)  

「食と農」からのまちづくり

 秋田県の横手・平鹿地方には誇るべき食文化と農業農村文化があることから、横手市は「食と農」をテーマにしたまちづくりに取り組んでいます。そのイメージをギュッと詰め込み、まちづくりの顔として市民の皆さんに利用いただけるロゴマークを選考しており、市内各所では3月9日(日)まで、最終候補に残った4作品への投票が行われています。

f0081443_21165145.jpg
 (写真・「道の駅十文字」のホールにも4作品が掲示され、投票用紙がありました)

 平成19年度は、「食のまちづくり宣言」をして専用のホームページを開設したほか、食育推進やプロの料理人支援など多彩な事業など行っており、2月1日にはいぶりがっこの本場である山内地区で、その出来栄えを競う「第2回いぶりんピック」を開催して、話題になりました。

 そして注目されるのが、今月29日(土)~30日(日)に秋田ふるさと村を会場にして行われる「全国発酵食品サミットin横手 発酵の世紀 」。平成16年に「よこて発酵文化研究所」を設立して、発酵技術による産業振興と食と健康をテーマにしたまちづくりに取り組んできた横手市が、発酵文化の継承と発展のために企画したもので、国立民族学博物館名誉教授・石毛直道氏、東京農業大学教授・小泉武夫氏をはじめとする著名な先生方や、全国の関係者が集まります。

 サミットでは最後に、横手市の五十嵐忠悦市長が「全国発酵食品サミット宣言」を行うことになっており、どういう内容になるのか興味が尽きません。横手市から全国に向けて情報発信する絶好の機会であり、是非ともこれからの産業振興に活かしてほしいと思います。

 ところで、同サミットの参加者の募集は既に2月末で締め切られていますが、秋田ふるさと村ドーム劇場で行われる講演やパネルデスカッションの一般聴講は可能なのでしょうか。物産展も同時に開催されるとのことですので、詳しい内容の公表を待ちたいと思います。

by shouichiro_sato | 2008-03-07 21:36 | 産業振興 | Comments(0)  

秋田を元気にする「作文・論文」

 北都銀行西馬音内支店に行ったら支店長の佐々木章さんが、「秋田を元気にする作文と論文の入選作品集ができました」と、冊子をプレゼントしてくれました。この作品集は、「すべては地域のために~“秋田の元気”を北都から~」をコンセプトにしている北都銀行が、昨年の8月に募集していたもので、12月に選考結果が発表されていました。小学生、中学生、高校生、大学・一般の部に合わせて334作品が寄せられ、入選した20作品が掲載されています。

 実は、羽後町からも高校生と大学生の作品が入選していることを新聞記事で知っていましたので、「元気な秋田を創造しよう」を日頃のテーマにしている私は、秋田を元気にするためにどんな意見や発想がでてくるのか気になっていたのです。

 作品集には、みなさんが秋田を愛しており、秋田の持っている長所を伸ばして秋田を元気にしていきたい、という想いがいっぱい詰まっています。例えば、小学生。「あき田にプロ野きゅうチームがあったらいいなと思う。せんだいに『らく天』ができたから、せんだいの人は元気がありました」(八郎潟小2年・志田興亮くん)。 「大きくなったらぼくとおじいちゃんとで工夫して、無農薬でおいしくて体にいいお米づくりに挑戦してみたい」(大潟小5年・三浦祥太くん)。 「お米を使った何か新しい秋田の名物を作れば良いと思う。そうすればお米が余ることも無くなるし、秋田の活性化につながると思う」(有浦小6年・出口仁理くん)。

 中学生は、「秋田には、国の重要無形民俗文化財に制定されているお祭りが14件あり、全国で一番多い県です。四季の美しさを残す秋田でその四季ならではのお祭りを楽しむことができる」(土崎中3年・安井恵美さん)。 「秋田の魅力といえば広大で緑豊かな土地だろう。それを活かした秋田県とは日本一緑が豊かで、そこにいるだけで気持が安らぎ、子供から年配の方までのびやかに暮らせるようなところだと考える」(将軍野中2年・土田泰くん)・・・・・・。 さらに、高校生や大学生・一般の部になれば、自らの実践を通して感じたユニークな提言や視点に溢れています。是非とも、「秋田を元気にする施策に反映させたい」と思う論文ばかりでした。

 昨年は初めての作文・論文募集。今年も北都銀行には(児童・生徒、学生の)夏休みを利用したプロジェクトとしての第2弾を企画していただき、みんなで秋田を元気にする方法を考えていきたいものです。願わくば、大学生・一般の部の入賞者を国内外に派遣するくらいのビックな副賞も期待したいですね。 

by shouichiro_sato | 2008-03-06 22:41 | 秋田県 | Comments(0)  

啓蟄(けいちつ)

 きょうは暦の二十四節季の一つである「啓蟄」。大地が暖まって、地中にいる虫が這い出てくる頃とされています。秋田市泉の天徳寺では、害虫を集めるために境内の樹木に巻いていたむしろを取り外す「こも外し」が行われました。しかし、実際の天気は冬に逆戻りしたような大荒れ。春とは名ばかりで、県内の一部には大雪注意報が発令されていますから、まだまだ油断はできません。

f0081443_20233595.jpg

 ところで、この写真はきょう午後5時頃の日本海沿岸東北自動車道・由利本荘市岩谷付近。同市の松ヶ崎亀田ICから本荘ICへ向かう上り線で、国道105号の高架橋を越えて芋川にかかる手前です。岩城IC~仁賀保IC間が開通してから、この区間は風が強くて運転に支障があると思っていたところ、(写真の左側)案内表示を過ぎて芋川にかかる直前で、1月には大型トラックが風にあおられて横転し、高速道路から落下する事故が発生しました。

 トンネルと山間の高い場所を走る道路だけに、「吹流し」のような風の方向と強さを示す表示が必要だと指摘してきましたが、ようやく最近になって写真の右側にあるような、小さなオレンジ色の旗が随所に設置されました。ドライバーからすると、「たかが旗を設置するのにこんなに時間がかかるの?」と、対応が遅くて不安でした。開通して初めての冬であり予想できなかった事態だとしても、今年のデータを基にして施設の充実に努めてもらいたいと思った次第です。


 《 お知らせ 》 

 久しぶりに秋田の事務所にいたら、嬉しい電話を数件いただきました。3月10日(月)午後6時30分から、秋田市有楽町・プレイタウンビル2階にあるドリームワールドで開催する、「『さとうさん』としゃべらナイト」への参加申し込みです。誠にありがとうございました。

 ジャズやハワイアンの演奏を楽しんで、ゲストと私が語り合う「さとうさんと辛口トークショウ ~これでいいのか?秋田県~」のプログラム。「秋田、これでいい会?」の世話人のアイデアで、3月10日(さ・とう)に「さとう正一郎と話をしよう」と企画されました。ゲストはエッセイスト・あゆかわのぼるさんと、血液型研究家・辻田与五郎さん。食事(お弁当)にフリードリンクが付いて、会費(入場チケット)は3000円。参加を希望される場合は準備の都合上、事前に予約が必要ですので、 ℡ 018-866-6001 までお電話ください。

by shouichiro_sato | 2008-03-05 21:21 | 今日の出来事 | Comments(0)  

秋田内陸線

 NHKアーカイブスで視聴した昭和43年放送の「新日本紀行、羽後・西馬音内」は、田園の中を走る雄勝鉄道の木造・ハコ型電車が西馬音内駅に到着する映像で始まりました。水田は圃場整備前で、道路も砂利道。懐かしい光景でした。それから5年後、圃場整備に合わせて道路改良と舗装が進み、電車は廃止になっています。町の様子が大きく変わる時代の象徴でした。

 その番組を見て思い出したのが、秋田内陸縦貫鉄道の「秋田内陸線」です。北秋田市の鷹巣駅から仙北市の角館駅を結ぶ、全長94.2kmの鉄道は今、存続の危機にあります。1989年(平成元年)4月1日に、それまで未開業区間だった比立内(旧阿仁町)と松葉(旧西木村)間、29.0kmが開業して、全線開通。当時、年間で100万人を超えていた乗車人員が、06年には半分の50万人に激減。赤字を補填してきた自治体の財政事情が窮屈になり、今後は線路などの施設維持と改修費の増加が見込まれることから、秋田県の寺田知事は2月県議会で一般質問に答え、「現状では(存続の)可能性として厳しいのではないか。これ以上は結論を先延ばしにできない」と述べ、今年の夏まで結論を出すとする考えに変わりがないことを表明しました。

 しかし、利用者が少なくなったから「バスに転換する」のは単純すぎる結論です。バスとて採算がとれずに、県内各地で路線の廃止が進んでいるのが現実ですから、視点を変えて鉄路を活かす方策を探らなければなりません。特に秋田内陸線の場合は沿線の人口減少が著しく、道路整備が進んで車社会になっているとしても、四季の自然美が豊かな地域を縦貫する鉄路。阿仁合線と角館線に分かれたままで行止まりの鉄路ならまだしも、鷹巣と角館が結ばれたことで存在感がクローズアップされる秋田県の財産です。鉄路はいったん廃止されれば元へ戻ることは不可能ですから、沿線住民の足を確保する目的とともに、秋田内陸線の特色と魅力を地域振興に発揮する取り組みにもっともっと知恵を絞るべきでしょう。通勤や通学の利用者が大きく減る中で、観光客など地元以外の利用者が(横ばいながらも)確保されているところに、突破口がある感じがします。

 沿線には豊かな伝統や文化、自然が残されており、これらの宝物と鉄路を結びつけた取り組みが十分に行われてきたのか。高速交通体系が整備されても、秋田県の観光は角館など一部の地域を除いて、十和田や男鹿、既存の温泉地がジリ貧状態になっているのは何故か。「財政が厳しい」と、予算を何でもかんでもカットしたことで、伸びる可能性のある地域(地場産業)の芽を摘んでいないか・・・・・など、今までの検証も必要でしょう。

 もっとも、ニュースなどで知る範囲では、地元の自治体や市民団体の皆さんは存続へ向けて様々な努力をしているようですが、県が鉄路を活かすための対策に努力しているようには感じられません。秋田内陸線を過疎化が著しいこの地域の救世主として位置づけ、豊かな自然を活かした交流産業を創りだす知恵を絞りましょう。この際は今期限りでの引退を表明し、残任期間が1年となった寺田知事には(夏までにという)結論を先送りしていただいて、新しい執行部で考えませんか。

 昭和48年、雄勝鉄道の廃止に反対運動はありませんでした。しかしながら、今日の秋田内陸線は存在価値が全く違う、秋田県の貴重な地域資源です。このまま廃止では「もったいない」。700億円を投じて完成した秋田市の自動車専用地下道路も、確かに便利です。県民の声に応えて新しいものを作ることも必要ですが、先人が努力してきたものを活かすことも、次の世代の責任です。

by shouichiro_sato | 2008-03-04 22:36 | 秋田県 | Comments(0)  

エキヨコ!NHK

 NHK秋田放送局はきょうから、秋田駅東口にあるアルヴェに隣接する新しい放送会館からの放送を開始しました。キャッチコピーは、「はっしん!エキヨコ!NHK~よってたんせ みてたんせ~」。秋田市に新しい魅力スポットが誕生しました。

f0081443_21101517.jpg

 いままでの会館の1.5倍の広さとなった新放送会館は3階建て。一番の特徴は秋田市市民交流プラザ・アルヴェと1階と2階で接続されており、オープンな交流の場になっていること。ハートプラザといわれるこのスペースは誰でも自由に出入りできる場所で、「エキヨコ」の人気スポットとなること間違いなし。お昼前の情報番組「ひるまえこまち」は、ここにあるオープンスタジオできょうから公開生放送されています。 (写真・アルヴェ1階の交流広場側にあるNHK入口。右側にはオープンスタジオがあり、誰でも公開生放送に参加することができます)

 さらに嬉しいのは2階に新設されたアーカイブスコーナー。埼玉県川口市にあるNHKアーカイブスの保存番組を呼び出し、その場で視聴できる機械が3台設置されており、NHKが記録してきた貴重な資料をリアルタイムで見ることができます。

f0081443_215813.jpg 早速、懐かしい番組を調べてみると、昭和43年に放送された「新日本紀行、羽後・西馬音内」に出会いました。富田勲さんのテーマ曲が流れ、フィルム撮影された当時の羽後町の様子や西馬音内盆踊りが画面に現れると、思わず身を乗り出してしまいました。(写真) 大きな事件や事故のニュース、時代を反映している音楽や流行など、全国各地の映像も見ることができるアーカイブスコーナーは、情報化時代にふさわしい素晴らしい機能です。

 秋田新幹線の開業を機会に秋田駅が改築され、2002年にオープンしたアルヴェでしたが、テナントの映画館やレストランが撤退するなど、苦難の連続。秋田駅周辺の賑わいが衰退していくなかで、NHK放送会館の山王地区から駅東へ移転は「期待の星」。秋田市がNHKに要請して新放送会館の移転・建設を進めてきた経緯もあり、市民の期待にも大きいものがありました。NHK秋田放送局にはそうした願いに応えて、秋田から世界に情報発信をする基地となり、人と情報の交流拠点になるように望みたいものです。

 ハートプラザの開館時間は、午前9時から午後8時まで。秋田市に出かけた際には、是非とも立ち寄ってみてください。

by shouichiro_sato | 2008-03-03 21:24 | 秋田県 | Comments(0)  

国政報告会

 衆議院議員・自民党国会対策副委員長の御法川信英代議士の国政報告会が、きょう大曲市と湯沢市で行われました。ゲストには元自民党幹事長の武部勤・衆議院議員が来秋し、歯に衣をきせない独特の弁舌と政界の裏話に、会場は爆笑の連続。さすがに当時の小泉純一郎・自民党総裁が選んだ幹事長です。郵政解散・総選挙で造反組に刺客を送ってマスコミの話題を集め、自民党が圧勝した立役者のお話に、大きな拍手が送られました。

f0081443_19373347.jpg ただ、武部氏は「コスタリカは諦めてもらわないといけない」と発言。秋田3区では御法川議員と自民党に復党した(村岡兼造・元官房長官の長男)村岡敏英氏との調整が、「どうなるのか」が集まった人たちの最大の関心事だけに、注目されました。(写真・湯沢グランドホテルで講演する元自民党幹事長の武部勤衆議院議員)
 
 国会では2008年度の予算案が衆議院を通過したというものの、与野党が逆転している参議院での審議は先が見えません。予算案は衆議院の議決が優先して、憲法の規定により年度内成立が確定していますが、関連する揮発油税などの法案が可決されなければ、4月から国民生活が混乱するのは必至。きょう、湯沢市での報告会に集まった400人を超える皆さんの関心も「これからどうなるんだろう」ということ。しかしながら、武部氏からも御法川氏からもそうした国民の関心事に対する納得できる考えが示されず、おもしろいお話(講演)であっても「チョッともの足りない・・・・なあ」、の声あり。

 昨年の夏以降、私は御法川氏の国政報告会や政治資金パーティーに参加してきましたが、ゲストの顔ぶれが豪華であるために、そうした皆さんのお話に要する時間が多くなり、肝心の御法川氏は「時間がないので詳しくは別の機会に」というばかり。これでは支持者にとって、もの足りない感じをもつのも当然でしょう。そろそろゲストに頼らず、十分な時間をとって「自分自身の率直な考えを聞かせてほしい」と思った報告会でした。

 農業を基幹とする秋田の産業振興、若者の就労確保と定住対策。地方分権と道州制のあり方など、地域の課題に対して政治家としてのしっかりした方向を示さなければ、支持者の不安は募るばかりです。次回は、(飲食を伴うパーティー形式の会合よりも)十分な時間をとった演説会を開いてほしいと思っています。

by shouichiro_sato | 2008-03-02 19:43 | 政治活動 | Comments(0)