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公開講演会

 楽しみな講演会が企画されました。農林中金総合研究所基礎研究部主任研究員の阮蔚(ルアン ウエイ)さんを迎えて、3月22日(土)午前10時30分から正午まで、秋田キャッスルホテルで開かれます。「激変する世界の食糧事情と日本農業」と題し、今注目されているバイオエタノールの現状とその行方、本県農業の課題や将来展望などについて講演することが、秋田魁新報で紹介されていました。

 阮さんは1962年に中国で生まれ、82年に上海外国語大学日本語学部を卒業。新華社を退職して92年に来日。95年に上智大学修士課程を修了し、その後は農林中金総合研究所で日米や中国の農業貿易、食糧問題に精通した女性研究員です。

 私がこの公開講演会に注目したのは、中国の事情に詳しい研究者の講演であることに加え、もう一つの理由があります。それは主催する団体の顔ぶれです。今回の講演会を主催するのは秋田県議会農業議員の会、(社)秋田経済同友会、秋田魁新報社の3団体。秋田県の基幹産業である農業の問題について、連携して企画されたことが嬉しいのです。

 中国製の冷凍ギョーザに殺虫剤の成分が混入していた問題が発生し、改めて日本の食料が海外に依存している実態や、食糧自給率が39%であることに国民の関心が高まっている時だけに、今後の国内農業の在り方についても新たな視点での取り組みが模索されつつあります。特に国際的な穀物価格の高騰が続く中、コメの主産地である秋田県の振興戦略にヒントを与えてくれそうで、期待しています。

 聴講を希望する場合は往復はがきで申し込む必要があります(入場は無料)。定員は先着順に350人。私も早速、明日にでも投函する予定です。詳しいことは、秋田魁新報社営業局企画事業部「公開講演会」係までお問い合わせください。

by shouichiro_sato | 2008-02-29 21:45 | 産業振興 | Comments(0)  

県スポーツ賞表彰式

 昨年の秋田県スポーツ界は、「秋田わか杉国体」で天皇杯と皇后杯を獲得すなど、大活躍の一年。きょうは平成19年度の「秋田県スポーツ賞」表彰式が秋田市のシャインプラザ平安閣で行われ、本県スポーツの振興と競技力の向上に貢献した功労者や選手を讃えました。

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 その中にあって国際的に活躍した選手には秋田県スポーツ賞・国際優秀賞が贈られ、羽後町立高瀬中学校の小坂瑠奈さんら3人が受賞しました。小坂さんは昨年12月にオーストラリアで開かれたホッケー競技の国際大会に全日本選抜チームの選手として参加。3位に入賞したチームの司令塔として大活躍しています。ホッケーで国際優秀賞を受賞するのは県内で初めてであり、将来が楽しみです。(写真・賞状と記念品を手にする小坂瑠奈さん) 
 
 功労賞は伊藤彊さん(ゴルフ)、上野満さん(スキー)、淡路昭男さん(バイアスロン)、小田原制子さん(なぎなた)、伏見晃一さん(体育一般・スポーツ少年団の育成)の5人が受賞。国際優秀賞は巻下陽子さん(フェンシング)、田中福太郎さん(水泳)も受賞しています。今年度の受賞者は地元国体で本県選手団が大活躍したこともあり、個人が169名、団体は90団体(528名)の大人数。会場いっぱいの皆さんに圧倒され、パワーをいただいた表彰式でした。

by shouichiro_sato | 2008-02-28 23:07 | スポーツ | Comments(0)  

もうすぐ、春?

 今年の冬は、我家の蟷螂(カマキリ)占いで「小雪」を予想していたものの、見事に外れて平年以上の大雪。地域の最高積雪は1m87cmにまで達しました。2月も末でもうすぐ春だというのに、時おり吹雪模様。けさも朝食前に、30分ほどの除雪作業をしています。

 もっとも、この程度のことで嘆いてはいけません。ニュースを見ると、台風並みの「爆弾低気圧」が何度も日本列島を襲撃しており、各地で大きな被害が出ています。北海道では数十台の車が猛吹雪に閉じ込められて立ち往生。富山県では高潮が津波のように住宅地に押し寄せ、浸水被害が発生。日光街道では有名な杉並木の大木がなぎ倒された他、首都高速道路では大型トレーラーのコンテナが倒れる事故も起きました。

 ところで、振り返ってみると痛ましい火災のニュースが多い冬でした。特に秋田県内では、火災による死亡者が12名で、昨年同期の2倍になっています。その原因をみると、ストーブの上に干していた洗濯物が落下し、火事になったケースが目立ちます。冬場の洗濯物を干す場所はどうしても室内になり、それも暖かい部屋が一番。おのずとストーブの近くになってしまいます。しかしそこには大きな危険があることが、きょうの秋田市消防本部の実験でも明らかになりました。

 ストーブの真上は熱による空気の流れ(対流)が発生して、干してある衣類が揺れ、時にはハンガーなどから外れて落下することが証明されています。落下した衣類は直接ストーブの炎に接しなくても、熱くなっている鉄板の上では数分で発火し、そのまま上に干してある衣類に燃え移れば、「素人では消火作業は困難」(消防署の話)な状況になるとのことです。雪国で暮らすには、そうした注意も怠ってはいけませんね。

 自然の猛威は防ぎようがありませんが、事故を未然に防ぐ工夫や注意は必要です。雪解けの季節がすぐにやってくることを楽しみに、周囲に気をつけて、もう一踏ん張りいたしましょう。

by shouichiro_sato | 2008-02-27 23:11 | 社会・話題 | Comments(0)  

8,000,000円

 財務省は25日、国債、借入金、政府短期証券を合わせた国の債務(借金)残高が昨年末で、838兆50億円になると発表しました。国民一人当たりでは、前年より約5万円増えて約656万円になります。

 秋田県の現在の債務残高は、1兆2150億円。県民一人当たり約105万円です。故に秋田県民は、赤ちゃんから高齢者まで、国と県を合わせて761万円の借金を背負っていることになります。その上、各市町村の借金が30~60万円上乗せされますから、総額は800万円ほど。過去最高を更新しています。

 身近な市町村の財政事情については、近隣と比較するなどして関心が高いものの、県や国のこととなれば単位も「兆」となって、実感がありません。しかし、一人当たりで計算してみるとご覧の通り。秋田県の県民所得(2005年、一人当たり98万円で全国44位)からすると、驚いてしまう金額です。

 国や地方自治体が財政再建を至上命題としている理由が、このように膨大な債務残高にあることはいうまでもなく、この事態を招いたのも今までの財政運営の「負の遺産」であり、自治体の規模とは関係ありません。大都市の大阪府も台所は「火の車」です。選挙で洗礼を受ける首長であっても、3期も務めると数字が残ってきます。住民要望が大きいからとはいえ、身の丈を超えた予算編成、財政運営をすると、そのツケが必ずやってきます。

 例えば秋田県。建設業に従事する県民が多いとして、公共事業費を一定水準で維持してきた結果、土木や建築工事に関わる起債が急増。貯金に当る基金残高も最高時の2割まで落ち込んでしまいました。このままでは来年以降、「公共事業費の3~4割カットが必要になる」という、極めて厳しい状況になっています。限られた財源を如何にして有効活用するのか。為政者の戦略と判断が重要です。

 「選択と集中」に徹したという、2008年の県予算。いよいよ明日からは代表質問、一般質問が始まり、論戦が本格化します。 

by shouichiro_sato | 2008-02-26 23:55 | 秋田県 | Comments(0)  

第2回「かがり美少女イラストコンテスト」

 外は風雪だという先週の一夜、羽後町西馬音内では早くも夏祭りの話し合いがありました。本町通り商店会が主催して昨年始めた「うご夏の夢市・かがり火天国」。中でもイラストファンに大きな話題となった、「かがり美少女イラストコンテスト」の第2回目が開催されることになり、募集要項が発表されました。

 「かがり美少女イラストコンテスト」は、羽後町に伝わる国指定重要無形民俗文化財・西馬音内盆踊りをテーマにしたイラストを募集するもので、「伝統ある文化に新しい風を吹き込み、町内外の方々との新たな交流の場をつくりたい」という町出身の大学生・山内貴範さんの提案で、昨年初めて実施されました。イラストを描く若者や子供たちに夢を与え、ふるさとに誇りをもってもらいたい企画に賛同者が増え、幼児から85歳の方まで、町内はもちろん全国各地、海外からの応募もあり、大好評。

 かがり火天国の当日に来場者が人気投票を行って入賞者を決める審査では、最優秀賞に香港からインターネットで応募した角館秋月さんの作品が選ばれています。入賞作品は07年西馬音内盆踊り公式ガイドブックに掲載されました。(それが賞品であり、商品?はありません)

 さて、ことしの「うご夏の夢市・かがり火天国」の開催日は6月28日(土)。イラストの募集要項は昨年とほぼ同じで、次の通りです。  
 
 サイズ  A4サイズ。CGの場合はA4にプリントしてもつぶれないサイズで願いします。

 画材   何を使ってもOK。絵の具、色鉛筆、コピック、マーカー、CG・・・・等、ご自由に。

 用紙   ケント紙、コピー用紙、画用紙など、白い紙なら何を使ってもOK。

 〆切り  6月28日(土)の当日、掲示するギリギリまでOK。 

 審査   応募作品は「かがり火天国」当日、会場に全て展示され、来場者による投票で入賞者を決定し、賞品は「2008年版・西馬音内盆踊り公式ガイドブックに掲載される権」とします。 
  (詳細は「かがり美少女イラストコンテスト実行委員会」のHPをご覧ください)

 昨年は特別ゲストに原画家・山本和枝さんが来町してファンの喝采を受けましたが、ことしのゲストも楽しみです。さらに、イラストの特別作品展なども検討されており、昨年以上に話題の豊富な企画になることでしょう。

by shouichiro_sato | 2008-02-25 21:23 | 羽後町 | Comments(0)  

通信障害が発生

 昨夜の午後8時過ぎから、自宅のパソコン回線に通信障害が発生し、ブログの送信ができませんでした。せっかくアクセスしていただきましたのに、「さとう正一郎日記」が更新できず、お詫び申し上げます。24日の日記は下記に掲載しますので、ご了承ください。


 在宅介護者慰労会                         ●2008年2月24日

 羽後町社会福祉協議会田代支会(会長・有原喜市さん)が主催する「在宅介護者慰労会」がきょう開かれ、理事(上到米振興会長)として出席してきました。慰労会は在宅でご家族の介護をしている人を対象に、日頃のご労苦をねぎらうとともに介護者同士で情報交換しようと、同支会が発足した平成7年から毎年行っている独自の事業で、ことしは20人が参加しています。

 午前中は昨年4月に旧上到米小学校校舎を改修してオープンした、小規模多機能型介護支援施設「田代福祉センター」を視察。現在の利用登録者は定員いっぱいの25名で、通い・宿泊・訪問の各サービス内容や利用状況について管理者から説明を受けました。(写真)f0081443_11415845.jpg 
 
 在宅介護も最近では週に1~3回、町内の介護支援施設を利用している人も多くなりましたが、参加された人の中には28年前に夫が倒れ、それから今まで施設を利用せずに自宅で介護してきた女性もおりました。

 その後は会場を五輪坂温泉「としとらんど」に移し、温泉で日頃の疲れを癒していただき、昼食を囲んでの懇談会。「難儀なことばかりだけれども、『ありがとう』と言われると頑張ろうと思う」、などというそれぞれの体験談を聞かせてもらいました。

 田代地区も長寿社会になり、高齢者の一人暮らしや高齢者だけのご家庭が多くなっていること。当然、介護を必要とする人も増えており、ご家庭と地域、支援施設が連携して「安心して暮らせる地域づくり」を進める重要性を再確認しました。皆さんを慰労するつもりが、学ぶことの多かった会合でした。             

by shouichiro_sato | 2008-02-25 08:48 | 今日の出来事 | Comments(0)  

「さとう」さんの日

 3年前の知事選挙に出馬したとはいえ、羽後町以外では全く知名度のない私を心配してくれた秋田市の世話人が、一人でも多くの市民に紹介したいと嬉しい提案をしてくれました。

 きっかけは「記念日」。「佐藤さん」だから、「3月10日を『さとうさんの日』にしてはどうかしら」という企画です。調べてみると、世の中には数え切れないほどの記念日がありますが、3月10日は「砂糖の日」と砂糖業界が決めていたり、「佐渡の日」などとされているものの、「○○の日」と呼び合うことは自由であり特別なルールはありません。(ただし、民間団体で記念日を有料で登録して紹介する組織はあります)

 そうはいっても、3月10日に「佐藤さん、大集合」では参集範囲の限られた会合になってしまいますから、日にちにはこだわっても誰でもが参加できる楽しい催しにしてもらいました。それが、「さとうさんとしゃべらナイト」。3月10日の夜はゲストとともに、参加された皆さんとしゃべりまくりたいと思います。会場は秋田市有楽町にあるプレイタウンビル2階の「ドリームワールド」です。

 プログラムは「秋田、これでいい会?」の会長・山村巌さんの仲間によるジャズやハワイアンの生演奏。さとうさんと辛口トークショー「これでいいのか?秋田県」。みんなでしゃべらナイト・フリートーク。ゲストには辛口のエッセイや秋田弁講座で大活躍のあゆかわのぼるさん(秋田市)、血液型と人間関係の研究や選挙の話題で人気上昇中の漫談家・辻田与五郎さん(横手市)を迎えます。

 実は、あゆかわさんと辻田さんとは以前から交遊がありましたが、偶然にも世話人から招いてほしいと提案されたゲストはそのお二人。お願いしたところ一発で「OK」をもらい、初めて3人のトークショーが実現することになりました。

f0081443_975746.jpg 開場は午後6時、開演は6時30分で終了は9時。食事(お弁当)とフリードリンク(ビール・焼酎・ジュース・ウーロン茶)を準備しますので、会費として3000円の入場チケット(写真)が必要です。定員は100名。詳しい内容を知りたい方、参加を希望される方は「秋田、これでいい会?」まで電話でご連絡ください。皆さんのご来場、心からお待ち申し上げます。

by shouichiro_sato | 2008-02-23 23:18 | 政治活動 | Comments(0)  

知事の決断

 21日から2月定例県議会が始まり、寺田知事が提案する2008年度当初予算案や当面の課題について、所信の一端を述べる「知事説明」が行われました。その要旨がきょう、県のホームページに登録されています。

 「地方から国を変える」という持論を述べたあと、「子育て支援と教育の充実のために新たな県民負担を求める税条例を提案する環境にはないと判断した」経緯を説明しています。「県議会をはじめとする多方面での議論やアンケート結果など、諸情勢を踏まえて判断したが、将来ビジョンに掲げた保育料や医療費助成、妊婦検診の必要性については、広く理解が得られている」として、こうした県民の思いにどう応えていくのかが大きな課題であり、「新たな議論の始まりであると考えている」と述べています。

 3選を果たした寺田知事が、選挙公約にはなかった「子育て支援」の必要性と新たな県民負担について発言してから2年半余。この間、知事を先頭にして県内で実施された対話集会は100回以上。アンケート調査も3回行われました。しかし県民の声に敏感な県議会は全会派が反対を表明し、県民負担を求めることへの県民の声は厳しくなるばかり。3回目のアンケート結果は「賛成」6.6%、「どちらかといえば賛成」18.4%、合わせて25%。前回から10ポイント低下しました。これでは「県民世論を味方にして議会を突破」する戦略どころか、民意を全く把握していない「裸の王様」。「予算と労力の無駄遣い」という批判がでるのも当然です。

 「子育て支援」と「教育の充実」を社会全体で支えていくことが秋田県の将来の発展につながることは、アンケート調査をするまでもなく県民の共通した認識です。しかし、新税構想が発表された当初は、高等学校の施設整備などのハード事業が盛り込まれていたり、その後も事業メニューや必要な費用がコロコロ変ったために、「財政運営の失敗を補うための増税ではないか?」という見方が浸透し、子育てに直面している当事者の理解も深まりませんでした。特に、昨年の県議選後は「反対」や「慎重に」という声がさらに大きくなったにも拘らず、耳を貸すことなく執念を燃やし続けた寺田知事。与党的な立場の議員からも「責任を問う」声が上がっています。

 一方、秋田市河辺にある七曲臨空港工業団地に建設予定だった秋田製材協同組合の大型製材工場は、総事業費約30億円の事業計画が国や市、金融機関との協議が整い、1月末の知事査定では当初予算への助成金の計上が決まっていながら、見送りに。査定では了承した知事がその後、「経営基盤が不十分だ」としてドタキャンしていたことが明らかになりました。低迷する林業の活性化のために努力してきた関係者にとって、「寝耳に水」の知事の決断。この背景には何があったのでしょうか?。

 2年半にわたり県民負担を求めた執念と、事業者との協議もなく査定終了から10日ほどで伝えた事業見送り。双方の事案とも県庁の英知の結集ではなく、「知事の決断」でした。

by shouichiro_sato | 2008-02-22 23:16 | 秋田県 | Comments(0)  

冷凍食品

 ギョーザや肉まんなどの中国製の冷凍食品から、農薬(殺虫剤)の成分が相次いで検出されていることから、消費者の冷凍食品離れが進んでいます。テレビのニュースでは売上げが大幅に低下したスーパーも紹介されていました。

 生活スタイルの変化や核家族化の進行、外食産業が急成長する中で、便利な冷凍食品は今日の食生活の主流になってきました。しかし、冷凍ギョーザの事件をきっかけにして冷凍食品の安全性に国民の関心が高まり、加工食品から手作りの食事に移行するご家庭も多いようです。日本人が好きなギョーザも冷凍品ではなく、皮や中に入れる野菜などの材料を買い求める人が増えているのも、その一例でしょう。(国産のニラやにんにくが値上がりしている記事もありました)

 考えてみれば、中国などで生産される野菜が日本と同じ農薬使用基準で栽培されているとは限りません。安い原材料と加工賃を求めて海外に進出している日本の商社や食品会社ですから、今回の事件は起こるべくして起きたと言っても過言ではないでしょう。

 スーパーに行ってみると、野菜や果実、魚、肉の売り場にはそれぞれの生産地(国)が表示されています。しかし、冷凍食品などの加工品の売り場にはそうした表示は少なく、原材料の産地(国)などの情報は消費者の目に届いていません。「見た目」で品選びをする人が多い日本人にとって、それが盲点でした。「美味しいものを少しでも安く提供しよう」と努力して、海外に進出した企業には気の毒ですが、今一度、安全・安心な国産農産物の消費運動を拡大したいものです。

 そんな中で、秋田の事務所近くにあるハンバーグレストラン・「びっくりドンキー」は、食材や環境などにこだわった店舗です。各テーブルには経営者のこだわりや食材を紹介したパンフレットがあり、注文したメニューが届くまでに読んでみました。農産物の生産現場とレストランが直結したシステム。今から40年前に岩手県盛岡市で誕生したハンバーガーとサラダのお店「ベル」が、たった13坪の店からスタートして全国に300ヶ所も店舗展開しているのは、そうした姿勢が消費者の信頼を得ているからに他なりません。ハンバーグが好きな私にとって、「冷凍ギョーザ事件」を払拭してくれる嬉しいお店です。

by shouichiro_sato | 2008-02-21 23:52 | 社会・話題 | Comments(0)  

危機管理

 19日午前4時7分ごろ、千葉県野島崎沖約40キロの太平洋で発生した海上自衛隊の最新鋭イージス護衛艦「あたご」(7700トン)が、マグロ漁に向かっていた千葉県勝浦市の漁船「清徳丸」(7.3トン)に衝突した事故。船体が二つに割れた無残な姿の清徳丸はきょうの夕方、実況見分のために台船に乗せられて海上自衛隊横須賀基地に運ばれてきました。しかし、乗っていた漁師の父子二人の救助は難航し、行方不明のままで2日目の夜を迎えています。

 建造費約1400億円をかけ、昨年3月に就役したばかりの「あたご」には最新のレーダー設備があり、訓練された隊員による監視も行われているはずですが、なぜ衝突を回避できなかったのか。横須賀海上保安部は昨夜のうちに異例ともいえるイージス艦への強制捜査に乗り出し、艦内の捜索と乗組員から聴取を行って事故原因の究明を急いでいます。

f0081443_22494262.jpg ところで、国家防衛の最先端にあるイージス艦衝突事故の報告が、海上幕僚長にあったのが午前5時ころ。石破防衛大臣や同省事務次官には、事故発生から1時間30分後の同39分。福田総理へはさらに遅れて6時5分だったとのこと。緊急かつ重大事案では「1時間以内に大臣へ速報する」とした防衛事務次官通達が守られていなかった連絡態勢も明らかになり、大きな問題になっています。また、地元の千葉県へ連絡があったのは事故発生から4時間後であり、ニュースで事故を把握した県が独自の判断で救助体制をとっていたことも分かりました。
 (写真右・20日の秋田魁新報朝刊より)

 さらに、今夜になって「あたご」が漁船を発見した時間が、「衝突の2分前」から「12分前に確認していた」こと。事故直前まで自動操舵で航行中だったことも分かりました。このように時間が経つにつれて新事実が明らかになってくると、トップへの報告時刻の遅れの背景には防衛省の体質?ともなっている「情報隠し」があるのではないか、疑念が募ります。f0081443_22525113.jpg現場の認識と判断のミスが重大な事態を招くことが多い世の中で、国家の危機管理を担当する最高機関で危機管理への不備が露呈したことは、誠に遺憾なことです。
 (写真左・秋田朝日放送「報道ステーション」では、船首と船尾を鋭く切り裂かれた清徳丸を実況見分する様子が伝えられています)

by shouichiro_sato | 2008-02-20 23:15 | 国政・時事 | Comments(0)