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今年も「ありがとうございました」

 今年も残すところ2時間余。今年も皆様にはお世話になりました。心から感謝申し上げます。

 私自身のこの一年を振り返ってみると・・・・・・・・・

 1月 12年ぶりに岐阜県の土木会社で出稼ぎ。夜勤担当で国道の舗装工事の毎日。
 2月 「秋田、これでいい会?」の19年総会開催。誕生日を皆さんで祝っていただきました。
 3月 入院中の父が危篤になり急遽帰省、病床で看取る。皆さんのお世話になりお葬式。

 4月 旧上到米小校舎が「田代福祉センター」としてオープン。集落に24時間の灯が点る。
 5月 イラストによる「かがり美少女コンテスト」をブログで紹介したら、アクセス殺到し新記録。
 6月 日本ホッケー協会総会に出席。46年ぶりに秋田県で行われる国体の準備は順調。

 7月 参議院議員選挙で自民党大敗。年金・農業・格差・事務所費問題などで厳しい審判。
 8月 羽後町で「佐藤正一郎総決起集会」開催。次回の知事選に向けて決意表明。
 9月 「秋田わか杉国体」開幕。ホッケー少年・羽後高女子チームの初勝利に感激、涙。

10月 春に秋田市の総合設備会社に就職していた息子が正社員になる。親として一安心。
11月 ディーゼルの愛車・ター坊が26万kmでリタイア。ガソリン車に変えたら燃料費が高騰。
12月 湯沢市で「佐藤正一郎を励ます会」を開いていただく。これからの一年が正念場。

 日課にしてきたブログ・さとう正一郎日記「元気な秋田」を創造しようも、無事に一年間続けることができ、562号に達しました。健康で過ごせたことと、家族や仲間、そして多くの皆さんに支えられていることに感謝して、新しい年を迎えたいと思います。

 皆様にとっても、来る年が良い年になりますように祈念しております。

by shouichiro_sato | 2007-12-31 22:05 | 今日の出来事 | Comments(0)  

大忘年会

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 田代後継者会(会長・佐藤祐一さん)の「大忘年会」が午後5時から行われました。会場は会員(元会長)の藤原孝男さんが経営する予約専門の貸切居酒屋「ビスポーク」(田代門前)。

 今年の企画は、特別ゲストに日本初の血液型漫談師・辻田与五郎さん(横手市)を迎えて、ことし一年を振り返り、会員の来年の夢を語り合いました。辻田さんは「血液型と人間関係」「にんにく健康法」「選挙裏話」などの豊富な話題で、(講演依頼を受けて)全国を駆け巡っている人であり、「嫁来いトラクターデモ」や「ゆきとぴあホームスティー」など、奇想天外な発想で活動をしてきた後継者会との懇談は、大いに盛り上がりました。

 早速、来年1月13日(日)に横手市雄物川町で行われる「第16回銀河系宇宙ほらふき決勝大会」に田代後継者会の代表団を派遣することになりました。さらに、1月26日(土)に行われる「ゆきとぴあ七曲」の花嫁道中には、会員の有原将司さんと奥さんが新郎新婦として馬そりに乗り、会場となる長谷山邸で結婚式を挙げることも発表され、今年も明るい話題で盛り上げていこうと誓った次第です。

 ところで、今春に元祖納豆ラーメンで有名な「川反食堂」が閉店したために、「ビスポーク」は田代地区で唯一の飲食店となってしまいました。畳が敷かれた一部屋だけですがここを会場にして仲間が集まると、いろいろなアイデアが生まれてくる拠点でもあります。いつものことながら、安い会費でも温かい家庭料理でもてなしてくれる藤原さんに感謝です。

by shouichiro_sato | 2007-12-30 23:37 | 家族・仲間 | Comments(0)  

帰省ラッシュ

 きのうは官庁の御用納めで、きょうは土曜日。早くもお正月の帰省ラッシュが始まったと、テレビのニュースは伝えています。

 高校卒業と同時に、進学や就職で県外に出て行く若い人たちが多いものの、お正月やお盆休みは故郷との結びつきが復活する時でもあり、様々な想いで帰省の旅路についたことでしょう。もちろん、故郷の家族もきょうの日を首を長くして待っているのですから、今夜は楽しいひと時になっていることと思います。

 私の周囲を見ても、秋田に残っているのは年輩のご両親だけで、子どもは全て県外に居住しているケースが珍しくありません。一生懸命に働いて、子どもの学費や生活費を仕送りしてきたにもかかわらず、県内に就職先を見つけることが困難で帰ってくることもできず、高齢者だけで暮らしている世帯も目立ってきました。私たちの時代はまだ、実家には跡取りがいて兄弟・姉妹が外へ出る程度でしたが、今は子どもが少ないうえに同居する人もいないのですから、過疎化は進むばかりで集落の状況も大きく変わってきています。

 それでも、新幹線や飛行機、高速道路も良くなって「故郷が近くなった」という声が聞かれますし、メールやテレビ電話が普及して「いつでも孫の顔が見れる」と、便利になったことを喜んでいる人も少なくありません。しかしながら、便利になればなるほど過疎化に拍車がかかってきた現実を見過ごすわけにはいきません。

 高速交通体系や情報通信網の整備と充実は、地方での経済活動や暮らしを向上させるために取り組んできた課題でした。しかしながら便利になったことで、地方から「人」と「物」と「金」を中央に吸い取られるストローになっているのが、今日の姿です。自民党が夏の参議院議員選挙で歴史的な敗北をしたことと、安倍首相が辞任して福田首相が誕生したことで、ようやく政策の見直しが始まりましたが、「小泉劇場」のドラマに酔って地方の衰退に知らんぷりしてきた政治(家)の責任には大きいものがあります。

 日本の住みよい環境を維持する。安全安心の食料を確保する。日本固有の誇るべき文化を発展させるには、私たちの先祖の営みを大切にして、地方でも暮らしていける基盤整備が急務です。首都圏などに集中している法人税を地方に配分することも決まりましたが、そうした小手先の手段に満足することなく、地方の産業振興に抜本的な対策を求めていく必要があります。

 年に一度の団らんではなく、年中、「家族の笑顔」があふれる故郷にしていきたいものです。

by shouichiro_sato | 2007-12-29 23:54 | 今日の出来事 | Comments(0)  

スーパーの女

 今週のNHK・BS2「衛星映画劇場」は、伊丹十三監督シリーズ。「マルサの女」「ミンボーの女」などに続いて、今夜は「スーパーの女」(1996年の作品)でした。

 スーパーマーケットを舞台にして、「お客様のために」を掲げて頑張る「正直屋」と、既存スーパーの乗っ取りをめざす「安売り大魔王」の戦いで、「鮮度や中身よりも安ければいい」という量販店に立ち向かっていく、宮本信子さん主演の痛快な物語。売れ残った魚をパックから取り出し、日付を変えて再びパックする「リパック」や、外国産の肉と和牛を重ねてスライスし、神戸牛として売るのが職人の技だと自慢する担当者。シシャモで増量したタラコのおにぎりなど、店舗の裏側を紹介して店の利益優先で消費者をだまし、誤魔化している商売のあり方に警鐘を鳴らしている映画でした。

 見終わって、映画から10年以上経っているというのに同じような誤魔化しが、あちらこちらで発覚し、大きな問題になった一年だと思いました。全く別の肉を使って製造した牛ひき肉や比内地鶏の加工品事件。売れ残った菓子類を製造年月日を書き換えて販売した老舗など、偽りだらけの一年でした。全国紙の社会面下から「お詫び」の社告が消えることがないほど、不祥事が続きましたから、ことし一年の世相を表す漢字が「偽」だったのもうなずけますが、こういう字が選ばれること事態、残念なことですね。

 それにしても、伊丹監督と宮本信子さんの映画は勉強になります。社会の問題や現象を的確にとらえて、善悪や正義感、あるべき姿を教えてくれています。今年の年末は、(いつの間にか)伊丹映画のファンになっております。

by shouichiro_sato | 2007-12-28 23:52 | 社会・話題 | Comments(0)  

はがき

 郵便物の中に一枚のはがきを見つけた瞬間、「この綺麗な筆致は、もしかして?」と思って裏面を見たら、やはり湯布院の鶴岡先生ご夫妻からでした。

 羽後町と大分県湯布院町が交流を始めたのは、今から25年も前のこと。牛の飼育頭数が秋田県内一である羽後町が、野外焼肉大会を中心とした「うご牛まつり」を企画したときに、牛肉を食べて大きな声を出す「牛喰い絶叫大会」を開催していた湯布院町からアドバイスをいただいたのがきっかけとなり、「牛の丸焼きとワイン祭り」を行っていた北海道池田町と、3町でお互いが訪問するなどの地域興し事業が始まりました。

 その関連で湯布院町の小学生10数人が、教育長の鶴岡次人先生に引率されて羽後町田代にやってきたのは、厳冬の1月末に行われる「ゆきとぴあ七曲ホームスティー」の時でした。九州の子供たちに異文化の「雪国体験をさせよう」と、田代の子供たちと交流した2泊3日。もちろん民泊でしたから、わが家には鶴岡先生と随行の先生の二人が泊まってくれたのです。
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 以来、先生とは遠く離れた地域ゆえに年賀状の交換しかできませんでしたが、わが家が喪中と知って、ご丁寧な挨拶状が届いたのです。湯布院町は合併して、現在は由布市になっていますが、5年ほど前に町村長の視察研修で訪問してからは伺う機会がありません。はがきを手にして、なつかしい湯布院の街や有名な温泉地、由布岳と麓の田園風景を思い出してしまいました。

 それにしても、月日の経つのは早いものです。当時の子供たちはもう30代になり、パパやママになった方もおられるでしょう。もちろん鶴岡先生も80代になられたはずですから、ご夫妻にはご健康に十分ご留意の上、良い年をお迎えいただきたいと祈念しております。願わくば、必ずや再会できることを楽しみにして、私も励んでいきたいと思います。 

by shouichiro_sato | 2007-12-27 20:39 | 地域活動 | Comments(0)  

羽後町の10大ニュース

 広報「うご」平成20年1月1日号の内容が、各家庭に配布されるより一足早く、町のホームページにきょうから掲載されています。新年を迎えるに当たっての特集企画、「元気な町をめざして」はスポーツや産業界の明るい話題を満載していますが、1年を振り返る「羽後町10大ニュース」も注目されます。今年の羽後町の主な出来事は・・・・・・・・

①秋田わか杉国体少年男女ホッケー競技会開催 町民の力を結集した国体運営で大成功
 
②電線類地下埋設施設整備事業完成 西馬音内盆踊り会場の本町通りから電柱が消える
 
③明通小学校閉校 小規模校の再編が進み120年の歴史に幕。明治と新成の統合も決定
 
④交通死亡事故ゼロ千日達成 交通事故による犠牲者に歯止めをかけ現在も記録更新中
 
⑤「沢の子の杜わか杉」運営開始 旧飯沢小の木造校舎を利用して交流活動拠点に整備
 
⑥「田代福祉センター」運営開始 旧上到米小の校舎は小規模多機能型在宅介護施設に
 
⑦貝沢浄水場完成 上水道の第2水源として整備され需要が拡大しても安定供給が可能に
 
⑧林道「登川山の田線」竣工 飯沢と湯沢市院内を結び「雄勝郡内ぐるっとロード」が完成 
 
⑨地元産そば焼酎完成 転作作物からそば粉・蕎麦屋・そば焼酎と夢が広がってきました
 
⑩地区公民館住民管理スタート 自立をめざす行財政改革で公民館は自主的な管理体制に

 こうしてみると、少子化の影響で歴史ある小学校の閉校などもありましたが、それを乗り越えて魅力ある町づくりに取り組んできた明るい話題が多かったように思います。それぞれに頑張ってきた多くの皆さんの努力があるわけで、敬意を表するとともに感謝したいと思います。

by shouichiro_sato | 2007-12-27 00:01 | 羽後町 | Comments(0)  

薬害C型肝炎

 薬害C型肝炎集団訴訟の原告団代表らに、ようやく安堵の表情が見られました。 
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 福田康夫首相はきょうの夕方、初めて原告団代表4人らと首相官邸で会い、「皆様方には長い間、心身共にご苦労をおかけしました。この場を借りて心からお詫びを申し上げます」と頭を下げて謝罪し、被害者全員を一律救済する議員立法への理解を求めました。これに対して全国原告団代表の山口美智子さんは「5年の歳月を経て官邸を訪ねて4度目、やっと総理のもとにたどり着くことができました。わたしたちが期待している議員立法が成立し、薬害肝炎が全面解決したあかつきには、原告みんなとどうぞ会って下さい」と要請しています。(写真・NHK総合テレビ「ニュースウオッチ9」より)

 大阪高等裁判所の和解骨子案をうけて国側が示した新たな修正案に対して、原告団が「薬害被害者は線引きされ、切り捨てられた」として協議が決裂していた問題は、23日に福田首相が議員立法によって一律救済を目指す考えを示したことで、遅まきながら大きく前進しました。責任問題や具体的な救済の中身を詰める作業がこれから始まるとはいえ、原告団や野党の意見も聞いて法案に反映させる姿勢を示していることは、評価される決断です。

 もっとも、民主党の小沢一郎代表は午後の記者会見で「議員立法では筋が通らない」と批判し、与党との事前協議についても「必要はない」と述べていますが、薬害を二度と繰り返さないためにも、議員立法である以上は国会が英知を結集して全面解決に導いてほしいと思います。

by shouichiro_sato | 2007-12-25 22:26 | 国政・時事 | Comments(0)  

10大ニュース

 23日の秋田魁新報朝刊は、読者から募集した2007年(平成19年)の「秋田10大ニュース」を掲載していました。11月末までの県内の主なニュースから、葉書やホームページによる投票で獲得票の多い順に10項目を選んでいます。それによると――― (解説は私です) 

 ① 「秋田わか杉国体」  県民総参加の「おもてなし国体」が大成功。本県は初めて天皇杯と皇后杯を獲得。一丸になって燃えた県民と地域の底力を県勢発展につなげたいですね。 
 
 ② 比内地鶏の偽装発覚  大館市の業者が他の鶏を材料にして比内地鶏の加工品を製造・販売。本物はどういう鶏であるべきか?生産者にも問題は波及し、県が確認書を発行。
 
 ③ 県北中心に集中豪雨  記録的な豪雨があり北秋田市、能代市などで甚大な被害が発生。特に北秋田市前田地区では、ダムの管理や治水対策に疑問の声が上がっています。
 
 ④ 学力テストで好成績  国が43年ぶりに行った学年全員を対象とした学力テストで、秋田県の成績は全国のトップレベルと判明。気になる市町村別の結果は公表するのかな?
 
 ⑤ 秋田中央道が開通  秋田駅の東西を地下トンネルで結ぶ道路はさすがに便利です。ただし、約700億円の事業費のツケと地盤沈下問題はこれからの重い課題になるでしょう。 
 
 ⑥ 松浦氏自民現職ら破る  年金や農業・格差問題に地方が反乱し、実績や経験よりも自民党への逆風が強かった。民主党が参議院で第1党になり、国政の先行きは不透明。 
 
 ⑦ 藤里町の連続児童殺害事件初公判  昨年のトップニュースにはいまだに関心が高く、秋田地裁前はテレビカメラや大勢の報道陣で大混雑。傍聴券に並んだ人は100倍以上。 
 
 ⑧ 「秋田わか杉大会」で大活躍  選手もボランティアも、関係者がみんなで感動した3日間。県民の「まごころ」で障害を乗り越え、みんなで元気に頑張っていきましょう。   
 
 ⑨ 「子育て税」で議論  子育てと教育の充実には誰もが賛成。しかし、新税には反対。所得が目減りする中で値上げや負担増ばかりが目立って、県民の理解は得られない。 
 
 ⑩ 新県議45人、自民が単独過半数  定数削減や市町村合併にともなう選挙区変更後、初めての県議選。元首長ら11人の新人が当選し、自民党が議会の主導権を取り戻す。

 過ぎてしまえば「あっという間」の一年ですが、今年もいろいろありました。皆さんの住んでいる「市町村の5大ニュース」やご家庭の「3大ニュース」、個人のビックニュースは何でしょう。この機会に話題にしてみてはいかがでしょうか。

by shouichiro_sato | 2007-12-24 22:47 | 秋田県 | Comments(0)  

冬至が過ぎて

 昨日は一年で最も昼の時間が短い「冬至」。この頃は降雪量も少なくて過ごしやすい毎日が続き、きょうの天皇誕生日も穏やかな日和です。週間予報を見ても年内に大きな寒波はなさそうで、「このまま正月を迎えることができればいいですね」などと話した一日でした。

 自宅から西馬音内に行く途中にある北沢道路を走っていたら、道路沿いの農業用溜池で珍しい光景に出会いました。水面が凍るにはまだ早い時期だと思っていましたが、けさは白く凍ったようになり、その中に不思議な模様があるではありませんか。溜池の全体に散らばっていながらも、規則正しく亀裂が入っているのです。(写真・左下) 何という現象なんでしょう?

 また、田代の川沿いにある枝垂れ桜の木々には氷の花が咲いておりました。(写真・右下) この桜は田代の住民有志で組織する「田代後継者会(会長・佐藤祐一さん)」が十数年前から植えてきたもの。今では桜を愛する地域の皆さんの協力もあって大きくなり、春の開花を楽しみにしている人が増えています。その枝垂れ桜も、きょうは美しい冬の姿を楽しませてくれました。・・・・・・・・・・・・身近なところにも、こうした自然の芸術があるんですね。

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            (2枚とも午前11時過ぎ、カメラ付き携帯電話の写真です)

by shouichiro_sato | 2007-12-23 21:03 | 今日の出来事 | Comments(0)  

自然生態写真家

 北海道の出身でありながら、本州で見られる素晴らしいブナの原生林に出会い、北東北に生物研究の夢を託して移住し、世界遺産に登録された白神山地の自然保護運動に取り組んできた江川正幸さん(54歳・八峰町在住)は、自然生態写真家です。

f0081443_2311737.jpg 江川さんの写真展「いのち輝く世界」が、秋田市大町2丁目の秋田ニューシティ1階にある「秋田贔屓(あきたびいき)」で来月まで開かれていることから、きょうの午後には同所で「ミニ講演会」が行われました。(写真)

 「白神山地はしっかりした研究と人間性豊かな交流により、初めて多くの人に役立つ存在になる」との信念で、写真を通して秋田白神山地の地元から、愛すべき白神山地の内容をわかりやすく伝えていきたい。生態系を知り、守り、人々と共存できる山にしていきたいと願っている自分の「こころ」を伝えていきたい。また、そのような仲間とネットワークができたら、より良い自然保護と自然研究が可能になると考えている・・・・・・と豊富なスライドを映しながら、白神山地を知るための理想的な研究ルールについて、情熱をこめて話されました。

 一方で、「最近ではグリーンツーリズムへの取り組みが拡がってきているが、行政では中央の講師を呼んで企画会社に多大の経費を支払っている例が多い。せっかく展示施設を造っても、地域の実態とかけ離れた内容だったりしている。もっと地元の発想や現場をよく知る人を活用するべきだと思う」とも述べておりました。江川さん自身もエコツーリズムの案内人を務めており、「自然と対話できるプログラムを組んでいきたい」と夢を語っています。

 会場の入口には、江川さんが撮影した「3羽のヒナを育てているクマゲラ」の写真がありましたが、ここ数年はほとんどその姿を観察することができないとか。「クマゲラは白神山地の原生林を守ったシンボルであり、クマゲラを研究することは時間をかけ、体力の全てをかけて危険な山の急斜面や深い渓谷と闘わなければならない危険な仕事。それをやり通せた人にのみ扉は開かれる。日々、自分の限界を感じつつも白神山地(自然)に受け入れてもらえる形で研究し撮影し、公表することを続けていきたいと思う」――― 秋田市での写真展に寄せる江川さんのことばです。

by shouichiro_sato | 2007-12-22 23:50 | 産業振興 | Comments(0)