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農試参観デー

 秋田市雄和にある秋田県農業試験場の「参観デー」がきょうから明日まで開かれています。朝から強い雨が降っていましたが、この日を待ちわびていた県内の農家の皆さんが大勢押し寄せ、熱気にあふれておりました。

 畑や水田の現場(展示圃場)はあいにくの風雨のために参観者は少なかったようですが、その分、試験場の本館は大混雑。講堂で行なわれている「農業技術セミナー」は、天気の良い時には参加者が疎ら?なのに、きょうは会場に入れない人たちが廊下で立ち聞きするほどの大盛況。試験場の研究員の皆さんが熱心に研究成果を報告しておりました。

 発表された課題と研究員は―――――――
「甘く、シャリッとした食感の大玉スイカ新品種『あきた夏丸』」 椿主任研究員(野菜・花卉部)
「低アミロース米新認定品種『淡雪こまち』」            小玉主任研究員(作物部)
「水稲の生育状況と今後の管理」                  佐藤主任研究員(作物部)
「水稲直播栽培のポイントと雑草対策」    京谷主幹(技術普及部)・三浦研究員(作物部)f0081443_2140182.jpg
 
 午後からは椿主任研究員が開発したスイカのオリジナル品種「あきた夏丸」の試食会(写真)も行なわれ、「甘いよ」「シャリッとしてる」「合格だ」と、大好評の反応がありました。会場では県内にある畜産・果樹・水産など6試験研究機関のイチオシの食材を集めて作った特製弁当(700円)も販売されており、新品種「淡雪こまち」(鹿角産)も初めて食べることが出来ました。粒が大きい感じでふっくらしており、食味も上々です。ただし、この特製弁当は限定100食で、明日は午前11時から販売されます。

 予報ではこの後の天気も回復するようですから、皆さんも是非とも農業試験場に足を運んでみてください。農業県秋田の復興のためには牽引車になってもらいたい期待があるだけに、私は研究者の皆さんを大いに激励し、応援していきたいと思います。

by shouichiro_sato | 2007-08-31 21:57 | 産業振興 | Comments(0)  

結団式

 第62回国民体育大会「秋田わか杉国体」に参加する秋田県選手団の結団式が、きょう午後3時から秋田市の県立武道館で行なわれました。
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 いよいよ1ヶ月後に迫った国体には開催県として1000人を超える役員・選手団が出場します。結団式には約800人の代表が参加し、観客席を埋めた多くの県民の熱い激励を受けました。(写真・ホッケー競技には成年、少年の男女に55人の選手が出場します)
 
 ところで、私も競技団体関係者の立場で2階席におりましたが、率直な感想としては秋田県選手団に「元気」を感じることが出来ず、チョッと心配でした。入場行進できびきびした態度を示していたのは「なぎなた」の女子チームだけで、他の選手は今ひとつ覇気が無いように感じました。開会のことばに続いて行なわれた「県民歌斉唱」でも、県警音楽隊の演奏で始まったものの、会場にいる選手団の歌声は(2階席にいる私には)聞こえませんでした。選手の皆さんは選ばれて国体に参加できるのですから、歌声ひとつにしても、秋田県代表としての自覚と意欲をもって欲しいと思いました。

 堂々と行進したり、大声を出して歌うことが、恥ずかしいのでしょうか?。そんなことはないと思います。いつもの「気合」で、元気を出して、他県の選手を圧倒してください。9月29日の総合開会式までにはもう少し態勢を整えて、整然かつ元気いっぱいの入場行進を見せてください。それぞれの競技での活躍の前に、開会式での素晴らしい態度を全国に発信してください。

 私たち県民一人ひとりも、明るく元気な態度で大会運営や応援に努めたいものです。 

by shouichiro_sato | 2007-08-30 23:56 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)  

9月補正予算案

 秋田県は来月5日に招集する9月定例県議会を前にきょう、総額15億円余の9月補正予算案を県議会の各会派に内示しました。今回の補正は国庫補助事業の割当てが確定したものや緊急を要する県単独事業が主なもので、秋田中央道路整備事業に伴う国学館高校の事業損失に対して補償する費用、4億9000万円が計上されています。

 秋田駅の東西をトンネルで結ぶ「秋田中央道路」は平成12年から用地取得・補償事業が始まり、同13年に千秋公園前のお堀工事に着手。以来7年余りの工事期間を経て、いよいよ9月15日午後4時に供用開始されます。総事業費は約700億円です。しかし、事前の調査で工事区間が予想以上の水分を含む軟弱地盤であることが判明し、専門家からは危惧する声も出ていたとか。それが現実問題となってきました。

 今回の補正予算で補償対象となる国学館高校には、本校舎と講堂の壁クラック・建具の不具合に9885万円。同じ本校舎の床面レベルの調整に2億7836万円。工事期間中の仮校舎整備にに3億2811万円、合わせて7億532万円もの費用がかかるようです。当初予算等に計上してある補償費や工事請負差額を充てても不足する分、4億9000万円が今回の補正額です。施工業者はこの費用を負担する意思がないようで、寺田知事は自民党への説明の中で「今後は業者に対して訴訟も検討する」と述べていましたから、問題は長期化する模様です。

 さらに、広小路側などでも地盤沈下の現象が現れてきており、被害の拡大に伴う情報交換や緊急会議が開かれている他、中央道路に反対してきた市民グループは(きょう)県議会議長に陳情書を提出しました。建設計画が議論されていた当初から反対の声が強くあった中央道路は、供用開始後も大きな課題を抱えることになりそうです。ここは市民生活に影響が無いよう、しっかりとした調査と今後の対策を示していく必要があります。

 それにしても、地盤沈下が起きて補償費が支払われていたことを(数ヶ月前まで)知事自身が知らなかったとは驚きです。きょうも「情報公開が遅れ、遺憾に思う」と知事が陳謝していました。この際はそうした問題が隠蔽されてきた経緯についても、県議会で検証してもらいたいと思います。「秋田わか杉国体」直前だけに、県政の重要課題は全て12月議会に先送りされた感じでしたが、補償費の取り扱いがどんな議論になるのか注目されます。

by shouichiro_sato | 2007-08-29 21:33 | 秋田県 | Comments(1)  

これでいいのか、コメ価格

 JA全農秋田県本部はきょう開かれた全県農協組合長会議で、この秋に収穫されるコメについて、従来からあった仮渡し金制度を廃止して、「市場価格を反映した方式」に改めることを決めました。今後も来月に2回の会議を開いて最終的な前金(農協に出荷した時に農家に支払う一時金)の額を決めるとのことですが、このままでは「あきたこまち」1等Aで昨年は(1俵60㎏当り)1万2350円だった支払いが、7000円になることが予想されます。年末までには実勢価格に応じた差額を支払うというものの、米作が基幹となっている秋田県の農家にとって、この変更は重大な事態です。

 コメの消費量が減少しているとはいうものの、農業団体が主導する生産調整を実施していながら、再生産もできないような価格でしか買い取らないという全農の方針は、絶対に容認できません。先進国とは名ばかりで、国民が生きていくうえで不可欠な食糧の自給率がこれほどまでに低下している中にあって、これまで以上に「市場主義」に振り回されているようでは、農業団体の上部機関としての信頼も失墜し、ますます農業の現場が崩壊していくようでたまりません。

 こうした方向に拘るならば、全農が扱う肥料、農薬、農業機械、さらには販売手数料、全農職員の給与まで、米価格と同じように引き下げるくらいの覚悟でやってもらわなければ、とても納得できるものではありません。このままでは結局、コメの流通も系統から離れてますます民間にシフトし、全農組織の崩壊にもつながっていくでしょう。

 こうした状況について、(今のところ)何も発言していない政府や政党の姿勢にも不満です。「所得保障をする」と約束した民主党、「農業の生き残りのために品目横断的経営支援を行う」としている政府・自民党。こうした政治家はこのコメ価格をどう評価するのか、明確な意見を出して欲しいと思います。f0081443_22292682.jpg

 米作農家にとっては「このままでは生きていけない」という、「百姓一揆」を構えるぐらいの強い決意を主張する必要があります。農業団体のトップや指導者の姿勢も問われています。 
 
 (写真・収穫も近い横手市十文字の水田には、イモチ病の防除を呼び掛けている看板がありました。しかし、1俵7000円では防除もできませんよ)

by shouichiro_sato | 2007-08-28 22:49 | 産業振興 | Comments(0)  

闇の職業安定所?

 ニートが増え、就職事情にも都市と地方の格差が顕著な昨今とはいえ、とんでもない「職業安定所」があったものです。愛知県名古屋市で犯罪仲間を募る携帯電話サイト「闇の職業安定所」で知り合った男3人が、全く面識の無い女性を拉致して殺害し、現金などを奪って遺体を岐阜県の山林に遺棄した事件には、驚愕してしまいました。被害者の恐怖や苦しみ、無念さを思うと、身勝手な犯人の男達には強い怒りと憤りを感じます。

 新聞報道によれば、闇の職業安定所はさまざまな非合法の仕事などを紹介しており、誰にでもアクセスできるとか。「違法行為は固く禁止」という断り書きとは裏腹に、知り合った人が犯罪に手を染めるケースが全国各地で相次いでいる模様です。便利な情報化社会の一方で、とんでもないネットワークが作られているものです。自殺者を募るサイトもそうですが、社会や家族から孤立している人たちの心の闇に入り込み、取り返しのつかない事件に発展するケースが多過ぎます。

 警視庁の現職警察官がストーカー行為をし、相手の女性を拳銃で射殺して自分も自殺したとされる東京の事件。両親が医者の山口県の高校1年生が、祖父母を殺傷して秋葉原で逮捕された事件。暴力団同士の幹部殺害事件など、新聞紙上から凶悪事件のニュースが消えることはありません。市民を守るべき公人が事件を起こしたり、兄妹や家族が被害者になる尊属殺人が頻発したり、「安全な国・日本」の今までの常識では考えられない出来事ばかりです。

 こうしたそれぞれの事件の背景や要因を分析し、何故にこのような悲惨な出来事が続いているのか検証する必要があります。「経済成長を維持する」「年金制度を万全なものにする」ことも重要ですが、現実に起きているこれらの社会問題にも真正面から取り組み、社会の犠牲者が出ない国にしていくことも忘れてはなりません。

 安倍改造内閣が今夜、発足しました。国民生活に身近な課題をどうやって解決していくのか。その政策実行力を国民は厳しく見つめています。

by shouichiro_sato | 2007-08-27 21:37 | 社会・話題 | Comments(0)  

住民大運動会

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 きょうは年に一度、地域の住民が集う「上到米地区住民大運動会」が行なわれました。田代小学校に通う地域の児童は31人。小学校も統合して地域の元気が無くなってしまいそうでしたが、今春には校舎の建物を再活用した「田代福祉センター」がオープンし、グランドにも久しぶりに歓声が響きわたりました。

 150世帯あまりの上到米地区。6チーム(集落単位)に分かれての対抗戦では、定番の「綱引き」や「集団縄跳び」の他に、人気のあるのが「縄ない競争」。男子3人、女子2人の計5人が、それぞれの持ち時間でリレーしながら縄をない、出来た縄の長さを競うもので、運動能力に優れた人もこればかりは年配の皆さんに歯が立ちません。走ることは無理でも見事な手さばきで縄をなう名選手に大喝采です。(写真・最優秀選手の特別賞に輝いた、坂ノ下チームの小坂トミさん)

 プログラムは午前中で終了し、午後からは各集落ごとに懇親会。子供たちから年輩の方まで老若男女が参加して、地域のコミュニケーションを強くした日曜日でした。対抗戦の総合優勝は「蒲生」集落(代表・今野順一さん)、我が下唐松チームは平成10年に優勝してから下位に低迷中。「来年は10年ぶりに優勝を目指そう」と、対策強化策が話題になった反省会です。

by shouichiro_sato | 2007-08-26 21:21 | 地域活動 | Comments(0)  

大曲の皆さん「ありがとう」

 
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 70万人を超える観衆が集まる全国屈指の花火大会、第81回全国花火競技大会「大曲の花火」に行って来ました。選ばれた26業者の花火はどれもが見事な作品ばかりで、素晴らしい大会でした。 (写真・午後4時30分過ぎの会場。桟敷席もお客さんでいっぱいです)
 
 さらに感激したのは、会場設営や交通案内、誘導、ゴミ対策などについて蓄積された運営ノーハウを発揮し、スムーズに行なわれていることです。特に、大会前の22日には集中豪雨があり、雄物川が増水して会場の一部が冠水したにもかかわらず、懸命の復旧作業で開催できたことを知り(大曲商工会議所青年部のホームページ)、関係者の労苦に心から感謝したいと思います。

 お天道様はそうした皆さんの願いに答えて朝から快晴、絶好の花火日和でした。大会に関わっている全ての皆さん、誠にありがとうございました。

by shouichiro_sato | 2007-08-25 23:35 | 秋田県 | Comments(0)  

花火の値段

 いよいよ明日は「大曲の花火」。全国から選ばれた花火師達がその技術を競います。

 たった一夜の3時間弱に、打ちあがる花火の数は数万発。豪華絢爛、奇想天外の夢のひと時に、会場を埋め尽くした70万人以上もの観客が酔いしれてしまいます。それほどまでに素晴らしい「大曲の花火」ですが、その原価についてはあまり知られていませんでした。私は偶然にも、大曲の商店街にある花火ショップで「花火の価格表」を見ることができましたので、皆さんに紹介したいと思います。(写真)f0081443_043391.jpg
 玉の大きさによって値段が違うのは当然ですが、芸術作品ともいえる花火の値段は受け止める感性によって「安い」「高い」があります。しかし私は価格表を見て「思ったより安いね」というのが正直な感想でした。何故かというと、花火大好き人間の私はスポンサーにはなれませんが、値段以上の価値と感動をあたえてくれていると思っているからです。

 これらの玉を組み合わせて打上げる「創造花火」などは、その玉数からいって、もしかしたら「数百万円?」なのですね。それでも、会場を埋め尽くした観客はもちろん、大曲の街を眺めている周囲の数十万のお客さんが歓声を上げて喜んでくれるのですから、値段以上の価値があるというものです。

 この価格表を参考にして、是非とも皆さんの地域でも「大曲の花火」をご利用ください。

by shouichiro_sato | 2007-08-24 23:59 | 産業振興 | Comments(0)  

大曲の花火

 大仙市にある大曲産業展示館で「斉藤武さんの写真展」が開かれています。斉藤さんは大曲の花火の写真集「ぐるっと花火 彩りの大曲」で秋田県芸術選奨を受賞したものの、すい臓がんのために3年前に54歳で死去。亡くなる前年に自費出版した最初で最後の同写真集に掲載されている、個性あふれる作品が数多く展示されていました。

 展示されている写真はどれも素晴らしいものばかりですが、会場入り口にあった真昼岳(美郷町・標高1060m)から撮った夕焼けの大曲市街と西山に浮かぶ花火。姫神山から撮影した色鮮やかな花火と大曲の夜の街。八重芯変化菊や冠菊・千輪の見事な大輪など、目を見張るものばかりでした。写真の中には花火会場の観覧席から撮影したものもあったでしょうが、会場から遠く離れた山などからのポジションが多く、今までの「大曲の花火」が新たな感動となって伝わってくる感じがします。f0081443_21142889.jpg
 さて、今年の「大曲の花火」は25日(土)。会場となる雄物川河川敷では準備も最終段階。昨日の豪雨の影響で一部に水が溜まっていましたが、きょうからの天候は心配ない模様です。打上げ場では大筒の準備がすすんでいました。(写真・尺玉用の大筒は大会の最後を締めくくる10号玉30連発大スターマインの準備でしょうか)f0081443_21275312.jpg
 
 一方、観覧席の準備はほぼ完了。堤防の補強工事が進んで観覧場所が整備されたのに、有料席ばかりが増えてしまったのは残念ですが、70万人もの人が押し寄せるビックイベントだけに、運営費用も莫大でしょうから仕方ありません。一般の入場は当日の午前7時からに制限されており、規制のフェンスだけが目立ちます。
(写真・桟敷の後ろの芝生広場は無料観覧スペースです)

 10年程前からNHKは衛星放送(ハイビジョン)で生中継をしており、今回は午後7時から9時45分まで、競技大会「夜花火の部」を完全放送。会場に行くことができない皆さんでもテレビ桟敷で楽しめます。秋田が世界に誇る「大曲の花火」、心ゆくまで楽しみましょう。「大曲の花火」に一番愛着を持っていた斉藤さんも、天上からレンズを向けているに違いありません。

by shouichiro_sato | 2007-08-23 22:16 | 秋田県 | Comments(0)  

集中豪雨

 昨夜から今日の午前中にかけて、秋田県南部は集中豪雨に見舞われました。大仙市大曲では午前9時20分までの1時間降水量が67ミリを記録。水田や畑への冠水、JRの運転見合わせなどの影響が出ています。一方、20日から降り続いている由利本荘市では、土砂崩れや河川の氾濫もあり、避難勧告が発令されたところもありました。しかし、午後8時前には県内全ての地域で大雨・洪水警報が解除されています。

 そうした豪雨を受けて、緊急出動した町消防団幹部の話です。

 「これ位の雨が降れば、湯沢市から羽後町へ入る国道398号・柳田橋周辺では雄物川の氾濫が予想された。しかし、流れはスムーズだった。国土交通省湯沢河川国道事務所が一昨年に完成させた大久保堰のおかげだろう。固定堰が撤去されて、水量が増える時には川の流れを堰き止めることなく調節できる可動堰にした効果は抜群だった」

 「標高230mの山の中にありながら、大雨の時には必ずといっていいほど冠水する上到米中古米沢地域の水田に、今回は水被害が無い。昨年までに羽後町土地改良区が整備した排水路が威力を発揮したようだ。転作している野菜も大丈夫だ」
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(写真・上到米集落内の河川は周囲の水田より水位が高くなっています。午後6時頃)
 
 過去の災害を教訓にして取り組んできた事業の効果が発揮されたことに、要望活動をしてきた一人としてホッとしました。雄物川の濁流を見て、かつて河川敷の畑で栽培されていた町特産のスイカが全滅したことや、大曲の花火会場で桟敷席のコンパネが流出したことを思い出してしまいました。そんな被害が二度とないように、水害対策をさらに充実していきましょう。

by shouichiro_sato | 2007-08-22 23:41 | 今日の出来事 | Comments(0)