人気ブログランキング |

<   2007年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧

 

公式ガイドブック

 明日からは、いよいよ8月。東北地方は「盛岡のさんさ」、「青森のねぶた」、「秋田の竿灯」などの夏祭りが始まり、一年で最もエネルギッシュな時を迎えます。そして、お盆が過ぎれば羽後町の「西馬音内盆踊り」。普段は静かな西馬音内も、16日からの3日間は全国からやってくる観光客で賑わいます。特に今年は開催日が木・金・土曜日となり、例年になく混雑することでしょう。

 踊りそのものに興味がある方はもちろん、衣装やお囃子、まちの歴史や文化に関心がある方。さらには、写真が趣味で被写体としての素材を求める方など、訪れる皆さんの目的はさまざまですが、町や西馬音内盆踊り保存会(会長・柴田貞一郎さん)では伝統ある盆踊りを正しく認識してもらいたいとして、一昨年から「公式ガイドブック」(監修・羽後町観光物産協会、発行・東北文化出版)を発行しています。
f0081443_22104029.jpg
 その「2007年版」が完成し、間もなく店頭で販売されます。創刊号から好評の巻頭・寄稿文に、今回は椎名誠さん(作家)と安岡路洋さん(鑑定家)が登場。豊富な写真を使って会場風景や衣装、着付け、編み笠、踊り方、囃し譜などを紹介しているほか、町内の飲食店を網羅した街並み案内、関連行事も掲載されている総合ガイド本です。

 そして07年版の注目は、7月7日に行われた「かがり美少女イラストコンテスト」の入賞作品。最優秀作品となった角館秋月さん(中国・香港)を始めとして、小学生から85歳の大先輩、プロで活躍している人の作品など、話題の13点が紹介されています。(写真)

 西馬音内盆踊りの解説本として、さらには訪問の記念に是非ともお買い求めください。オールカラーの保存版・全36ページ、定価は600円(税込み)です。

by shouichiro_sato | 2007-07-31 22:56 | 羽後町 | Comments(0)  

美しい国づくり

 「これまで進めてきた美しい国づくりは、基本的には国民の理解を得られていると思う。その方向で進んでいくことが信頼回復につながる」(昨夜)。「衆議院の任期はまだ2年残っており、その中で実績を上げることが大切だ。しかるべき時に総選挙で政権の信を問うことになる」(きょうの午後)。ともに昨日の参院選で惨敗した自民党・安倍晋三首相の言葉です。

 「年金記録の不備」や「政治とカネ」、格差の拡大などの「強烈な逆風」が最後まで止まず、地方が中心の1人区で自民党は6勝23敗と大きく負け越し。秋田県選挙区でも、2期12年の経験と実績を前面に出して「秋田に役立つ人」を訴えた自民党の現職・金田勝年さんが、無所属の新人・松浦大悟さんに議席を奪われました。郵政解散で反対派に刺客を送るなど、「小泉劇場」に踊った総選挙で圧倒的多数を占めた自民党などの与党は、改革の名の下に進めた政策が格差問題となって国民生活を圧迫したり、強引な国会運営に見られる政治手法が国民に不信感を与えたりしたために、本来は自民党の金城湯池とされていた地方にも批判が鬱積していたのでしょう。

 公示前の党首討論で、「私と小沢・民主党代表、どちらが首相にふさわしいのか」と、大見得を切った安倍首相。国民の審判は「安倍」さんではありませんでしたが、きょう午後の記者会見では重ねて「続投」を表明。どうも安倍首相の判断は国民の意識とますます乖離していく印象を持たざるを得ませんでした。いずれ、解散総選挙は避けられません。秋の臨時国会で行き詰まり年内になるのか。それとも安倍首相が退陣して新しい内閣を発足し、予算成立後の来年春以降になるのか。「政権選択選挙ではない」と主張する自民党の考え方を国民が黙ってみているのか、当分は混迷が続きそうです。

 とても、「美しい国づくり」などと言っている場合ではなくなってきました。・

by shouichiro_sato | 2007-07-30 23:56 | 国政・時事 | Comments(0)  

自民大敗、責任は?

 参議院議員選挙の開票速報が続いています。午後11時30分現在、自民党は40議席を割り込む歴史的大敗が確実になり、厳しい国民の審判が下されました。それでも安倍首相は、「改革を実行していくことが私の使命だ。私たちの基本的な政策は間違っていないし、一日も早く実行し信頼回復に努めたい」と続投を表明しました。しかし、これからの国会運営が順調に行くのか?。早くも民主党の菅・代表代行は、国民に信頼されていない安倍首相は退陣すべきだと発言しています。

 大勢が判明した今、NHKテレビでは各政党の代表がインタビューに答えていますが、安倍首相の発言は今もって不透明です。反省すると言うものの、内閣改造などについては時期も含めて曖昧な表現でした。これだけの大敗でありながら、その原因についての受け止め方が中途半端な気がしてなりません。「年金」や「政治とカネ」などの問題についての国民の不信は払拭されませんでしたし、特に選挙戦が始まってからも閣僚の失言や失態が多すぎました。

 いずれにしろ、安倍首相が続投しても「茨の道」になることは確実です。衆議院では3分の2以上の圧倒的な議席をもつ与党でも、重要法案が参議院で常に修正・否決されるようでは、衆議院の解散、総選挙を求める国民の声は大きくなることが必至でしょう。

 安倍首相が内閣改造や党役員の人事刷新を断行し、党の再建を果たせるのか。衆院の多数の力を背景に、強引に進めてきた改革が地方や農村を疲弊させてきた現実をどう軌道修正して政策運営にあたるのか、今後の動向が注目されます。

by shouichiro_sato | 2007-07-29 23:57 | 国政・時事 | Comments(0)  

田中英夫さん

 5月23日に神様の御許に召された「田中英夫さん」を偲ぶ会がきょうの午後、秋田市でありました。田中さんはABS秋田放送を退職後、13年間にわたって秋田南米交流会(会長・佐藤進さん)の事務局長として、秋田から南米に移住された方々との交流に頑張ってこられました。きょうは新しい事務局体制について協議するために同会の臨時総会が開かれ、会議の後は田中さんの思い出ばなしに花が咲きました。

 今から39年前の昭和43年、ABS秋田放送では成田實記者と田中カメラマンを南米に派遣し、秋田県から移住した皆さんの生活や南米の様子を紹介する報道特別番組を制作しています。70日を越える長期出張で撮影されたフィルムから、30分番組が3本、45分番組が1本放送されました。まだABSテレビは白黒放送時代でも、撮影はカラーフィルムで行なわれ、番組は特別にカラー放送されたといいますから、相当の意気込みだったに違いありません。

 田中さんはその取材を通して南米のファンになり、遠く離れた故郷との橋渡し役になろうと自宅を同会の事務所に提供し、自ら事務局長を引き受けて「本を贈る活動」や南米からの研修生との交流事業、南米訪問事業などに尽力されてこられました。f0081443_2333465.jpg

 偲ぶ会では特別番組のDVDも放映され、参加した会員の皆さんは見覚えのある人を画面に見つけては、「あ!○○さんだ」と声を出して懐かしんでおりました。昭和43年といえば私はまだ高校1年生ですから、そうした番組があったこと自体を知りませんでしたが、そうしたきっかけで秋田南米交流会が発展してきたことに、改めて驚いた次第です。 (遺影は田中さんが最も好きだったという写真。成田さんが南米で撮影したものです)
 
 臨時総会では、今年9月に秋田わか杉国体に合わせて南米から来日する訪問団の歓迎行事に参画すること。副会長の成田實さんに事務局長として難儀をかけることも決まりました。天上の田中さんも、さぞかしホッとしていることでしょう。

 田中英夫さん、誠にありがとうございました。

by shouichiro_sato | 2007-07-28 23:44 | 今日の出来事 | Comments(0)  

「なめたらあかん」

 腰の疲労骨折で、来月3日から始まる北海道や東北地方を中心にした大相撲の夏巡業を休場することを決めていた横綱朝青龍が、モンゴルに帰ってサッカーの試合に出場していたことが明らかになりました。先頃の名古屋場所で3場所ぶり21回目の優勝を果たした朝青龍は、場所中から訴えていた腰の痛みについて、左ひじ内側靭帯損傷や急性腰痛症、第5腰椎疲労骨折などで「全治6週間」とされる三重県四日市市の医師による診断書を日本相撲協会に提出していたのに、笑顔で芝生の上を走り回ってシュートを放つなど、想像もつかない姿をテレビで紹介されてしまいました。

 「仮病」と言われても弁解の余地のない失態でしょう。

 一方、事務所費問題で説明責任を果たしていないとして批判を浴びている赤城徳彦・農林水産大臣には、郵送料を自身の関係する二つの政治団体が同じように支払っていた「政治活動費二重計上問題」が発覚。同じ領収証のコピーを使うなど、誰が見てもわかる初歩的な違反行為なのに、赤城大臣は「事務的なミス」の一点張り。早くも野党からは「即刻辞任」を求める声が上がり始めました。

 領収証を示せば誰もが納得できることなのに、「法律にのって適切に処理している」として、領収証の開示を拒んでいる赤城大臣。確かに法律はそうでしょうが、先の国会で強行採決をして成立した法律が、結局は「ザル法」であることを晒しだすことにもなりました。体調不良で出張先の中国から帰国するのを一日延ばした赤城大臣。報道陣の前で発した言葉に説得力はありませんでした。

 朝青龍も赤城大臣も、国民をなめたらあきまへん。

by shouichiro_sato | 2007-07-27 23:37 | 社会・話題 | Comments(0)  

長寿の国、日本

 26日、厚生労働省は2006年の日本人の平均寿命を発表しました。男性は79.00歳、女性は85.81歳で、いづれも過去最高。平均寿命を国際比較すると、女性は22年連続で世界一、男性はアイスランドに次いで第2位となっています。
 
 05年にはインフルエンザが流行して高齢者の死亡が増え、男女とも6年ぶりに前年を下回ったようですが、再び世界記録を更新しています。それだけ医療や介護が充実してきた証左でしょう。厚労省では「がん、心疾患、脳血管疾患の3大死因の改善がはかられれば、男性で8.31歳、女性で7.20歳いまよりも寿命が延びる」と計算しています。

 しかし、長寿の時代といわれても新聞のお悔やみ欄を見ると、時々50代の方のお名前があったりします。そうした時には、「どうしてだろう?」という気持になってしまいます。

 町内でも今月に入ってから身近な先輩が二人も亡くなってしまいました。お一人は肥育牛の大規模な経営を手がけていた菅原賢太郎さん(7月2日の日記で紹介)。そして先週は、羽後町の誘致企業である秋田電装㈱の前工場長・佐々木常雄さん(56歳)です。佐々木さんは農業が中心の地域にありながら早々に農工一体の選択をし、親会社の中国工場長に派遣されるなど、生え抜きの技術者でした。故郷に帰って(町内企業で組織する)工業クラブの役員にも就任し、ようやく地域にも貢献できると喜んでいた矢先に体調を壊して入院。今春に退職の挨拶状をいただいたばかりでした。

 お二人とも不治の病に侵されて帰らぬ人となってしまいましたが、これだけ長寿の時代にあっては無念であり、残念でなりません。このうえは一日も早く3大疾患が克服され、誰でもが長寿の恩恵に浴することが出来るように祈るばかりです。

by shouichiro_sato | 2007-07-26 22:37 | 社会・話題 | Comments(0)  

高瀬中、御野場(秋田市)相手に大健闘

 第73回全県少年野球大会がきょうから始まり、湯沢雄勝2区代表の羽後町立高瀬中は秋田市営八橋球場で行なわれた1回戦第3試合で、秋田2区代表の秋田市立御野場中と対戦し、延長8回、3-2でサヨナラ負け。初戦突破はなりませんでしたが、大健闘のゲームでした。

 高瀬中は羽後町の田代・軽井沢・仙道の3中学校が統合して誕生した中学校で、創立15年目にして全県大会は初出場。全校生徒はもちろん、野球部親の会や保護者など大勢の応援団が一塁側のスタンドを埋め、選手と一体となって盛り上げました。

 試合は高瀬中の先攻で始まり、初回に1番の主将・阿部竜巳選手がいきなりヒットで出塁するも、後が続かず残塁。後攻の御野場中は1回と2回、ノーヒットながらも足を使った攻めで高瀬守備陣の失策を誘い2点を先制。しかしその後は高瀬の2年生左腕・武田智樹選手が要所を締めて得点を与えません。ヒット数では御野場を上回っていた高瀬でしたが、タイムリーが出ず試合は終盤へ。

 6回表、先頭打者の藤原洋選手がレフト前にクリーンヒット。盗塁の後、相手投手のワイルドピッチで待望の1点が入ります。そして最終回、7回表。簡単に2アウトを取られて応援団も元気を失いかけたところで代打に起用された武田航選手は、見事に右中間へ3塁打。続く柴田卓洋選手にも2塁打が出て、ついに同点。土壇場で追いついた高瀬ナインの健闘に、球場は大声援に包まれ、興奮のるつぼとなりました・・・・。
f0081443_22152334.jpg
 (7回表、2アウトからヒットが続いて同点になった瞬間はスタンドも総立ち。涙ぐむ保護者も見られます。八橋球場で、午後5時40分頃)

 しかしながら延長8回裏。御野場は1アウト3塁で、打者の当たりは幸運な一塁前への高いバウンド。その間に3塁走者がホームを踏んでゲームセット。高瀬にとっては7回の勝ち越しのチャンスに、菅野雄大選手の痛烈なライナーが中堅手に好捕される場面があっただけに、惜しまれる試合になってしまいました。それにしても平成15年の優勝校で、80人も野球部員がいるほど選手層の厚い御野場を相手に、堂々と戦った高瀬の選手は見事でした。まさに互角の戦いといえるでしょう。

 私も高瀬中生や保護者の皆さんには「元気なエネルギー」をもらいました。資金のカンパ活動や応援団編成、グランドと一体となった迫力ある応援の演出に感動の連続です。スタンドには今春に定年退職した(高瀬中前にある)湯沢警察署高瀬駐在所の渡部さんご夫妻(秋田市)、前校長の後藤先生、佐藤安治・町議会議長、加藤忠紀・町教育長の姿もあり、地域の皆さんも大勢が応援に駆けつけていました。惜敗は悔しいけれど、「八橋球場に来れて良かった」と思います。高瀬中の皆さん本当にありがとうございました。

 高瀬中生にはこの体験をステップにして、さらに上位を目指してもらいたいと思います。今週末にはホッケーの東北大会と吹奏楽の全県大会もあり、当分の間は彼らの活躍から目が離せません。

by shouichiro_sato | 2007-07-25 23:06 | 地域活動 | Comments(0)  

「核のごみ」最終処分場誘致を検討

 上小阿仁村の小林宏晨村長は23日、原子力発電所の使用済み核燃料の再処理で生ずる高レベル放射性廃棄物(いわゆる「核のごみ」)の最終処分場の誘致を検討していることを明らかにしました。候補地を公募している原子力発電環境整備機構(本部・東京)を年内にも訪れ、その可能性を探る方針だと、今朝の秋田魁新報は伝えています。

 自治体が応募すると、処分場建設地となる自治体と周辺自治体には文献調査の段階で年間10億円、概要調査で20億円が国から交付されるといいます。「誘致は村の財政再建のため。応募するかどうか、2年以内に決めたい」(小林村長)というものの、早くも寺田知事が「周辺市町村や県全体のことも考えて欲しい」と述べるなど、関係者からは戸惑いの声も聞かれます。

 全国的に見ても、今年1月に高知県東洋町の町長が応募したものの、住民の反対を受けて辞職。出直し町長選挙では反対派の候補が当選して、撤回したことがありました。小林村長は「あまりに反対が多ければ中止する」とはいうものの、過疎と少子高齢化が急速に進む村として、財源確保のために模索された「苦肉の策」とも受け取れますが、あまりにも大きな国家プロジェクトへの挑戦だけに、これからの動向が気になります。

 日本では毎日使われる電気の約3分の1が原子力発電によるものであり、エネルギーの安定供給や地球温暖化防止のためには欠かすことの出来ない存在ではあります。しかし、その廃棄物の処理については、まだまだ国民の理解を得る段階に到達していません。万全だったはずの地震対策も、今回の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が大きな被害を受けたように、見直しの必要性が明らかになってきました。どんな場合でも「想定外」はありうることですので、村当局には慎重に検討してもらいたいと思います。

by shouichiro_sato | 2007-07-24 22:49 | 国政・時事 | Comments(0)  

隠しマイク?

 ご愛読いただいている「さとう正一郎日記」は、毎日更新していくことを基本に執筆していますが、一昨日の21日には(外出先での時間が長くなって)書き込んだ時間が遅くなり、入力した時は翌2日の午前0時00分。慌ててキーボードにタッチしたものの、(宿泊先にLANケーブルがなく)インターネットへの接続が万一に備えて携帯しているウェルコムの通信システムであったために時間がかかり、結局は21日が空白となってしまいました。お許しください。

 というのは、部屋に帰っていつものようにパソコンのスイッチを入れ、きょうのニュースを確認していると、目に留まったのは新潟県中越沖地震で被災した柏崎市の避難所に、テレビ局のスタッフが隠しマイクを仕掛けていた出来事でした。取材の仕方や「やらせ」の報道などが社会の批判を浴びている時に、「何たることか」と怒りがこみ上げてきて、その日のブログは予定した内容を変更して、慌てて書き込んだのでした。

 ところで、きょうになってその詳細が明らかになりました。避難所では住民からの要望で、市側が一時的に取材の自粛を要請している最中に今回の出来事があり、テレビ局では「ニュース中継の背景の音を拾うマイクで、隠す意図はなかった。現場の説明不足で誤解をうけたことは遺憾だ。反省している」とコメント。市でも「誤解があったが、好ましくない行為だった」と、産経新聞が伝えています。

 私も21日に「隠しマイク」のニュースを見て、普段になく興奮してしまいましたが、今後は冷静に物事を見つめるようにしなければならないと反省した次第です。時にはそんな勇み足もあるでしょうから、読者の皆さんもそれを承知でお付き合いください。

 おかげ様で昨日、「さとう正一郎日記 『元気な秋田』を創造しよう」の記事は、通算して「400号」となりました。 

by shouichiro_sato | 2007-07-23 21:01 | 社会・話題 | Comments(0)  

五城目の「朝市」

f0081443_2155623.jpg  500年もの伝統があるという、南秋田郡五城目町の朝市を訪ねました。(写真)

 旬の野菜や果実、生花、山菜などの豊かな恵みに、魚屋、肉屋、日用雑貨品までの多彩な店が並び、それは賑やかな光景でした。会場となっている朝市通りには、街頭に設置されているスピーカーから演歌が流れ、そぞろ歩きをするだけでも楽しい雰囲気です。羽後町西馬音内でも朝市は行なわれていますが、規模も雰囲気も素晴らしく、さすがに「五城目の市」だと感心してしまいました。

 歴史を聞くと、江戸時代から久保田(現・秋田市)と能代や桧山、そして阿仁鉱山との中継地として物資の補給基地となり、それが流通の拠点として発達し、さまざまな職人文化を育ててきたとか。特に、昭和初期の朝市の様子は活気にあふれ、身動きも出来ない有様だったといいます。しかし、郊外に大型店が進出している現在であっても、多くの人で賑わっていました。こうした地産地消の伝統は大事にしていきたいものですね。

 五城目の市は月に6日開かれていたものが、戦後は「2、5、7、0」の付く日に行なわれる12斎市になっています。その上、年に3回は臨時の市が開かれます。5月4日が「祭市」。8月13日が「盆市」。12月31日が「歳の市」です。ちなみに西馬音内は「2,5,8」の付く日の9斎市。この開催日を比較しただけでも、県内一の規模であることが理解できます。

 ちょうど今朝は、参院選に立候補している候補者も朝市会場で選挙カーを降り、「こうした伝統ある地域産業を大事にし、支援していきたい」と街頭演説。応援に駆けつけている菅義偉・総務大臣と一緒になって通りを歩き、大勢の皆さんと握手をしながら「お願い」しておりました。

by shouichiro_sato | 2007-07-22 21:59 | 産業振興 | Comments(0)