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洒落た「注意書き」

 大型連休の前半戦は天候にも恵まれ、県内の観光地はどこも多くの人出で賑わったことでしょう。中でも桜で有名な仙北市角館町は、武家屋敷通りの枝垂桜が満開な上に、桧木内川堤のソメイヨシノも満開となり、一日中、大変な混雑だったようです。天気予報では明日から「雨マーク」が見られましたが、それも長続きはしない模様で、連休後半戦も良い天気が予想されています。県の内陸部や北部ではそこまで桜も持ちそうですから、楽しみです。

 ただし、これだけ人出が多くなると、県内の幹線道路は一部で大混雑。国道46号の角館地域や国道7号の西目地域、国道101号の男鹿街道などは長時間の渋滞が続いていたことでしょう。当然、そうした地域に近い「道の駅」は駐車場がほとんど満車状態。トイレの利用はできるにしても、食事は待ち時間が必要だったに違いありません。f0081443_23115051.jpg

 そんな中、きのう立ち寄った道の駅「岩城」の男子トイレの入口で、洒落た「注意書き」(写真)を見つけました。

   ここには東から来る人もおります 
   それから西から来る人もおります
   そして 南から来る人もおります
   だから 北なくしないでください


 思わず、立ち止まってしまいました。汚れがちなトイレの「注意書き」には様々な名作?があります。例えば、「急ぐとも 心静かに手を添えて 外にこぼすな 松茸の露」などは男子用の定番。しかし、道の駅「岩城」のこれは最近にない秀作?で、感心してしまいました。世の中には知恵のある人がいるものですね。

 大型連休を利用してリフレッシュする場合でも、社会のルールとマナーはしっかり守りましょう。

by shouichiro_sato | 2007-04-30 23:43 | 社会・話題 | Comments(0)  

「昭和の日」の一日

 5時30分 昨夜遅くにセットした目覚まし時計に起こされ、髭剃り・歯磨き。

 5時45分 今朝は上到米振興会が主催する「峠のクリーンアップ」。自宅から5分ほどの集合場所に徒歩で移動。

 6時00分 私の住む下唐松集落は、国道398号線の沿線にある由利本荘市東由利との境、「女夫坂」の担当。隣の集落・上唐松の皆さんと合わせて50人余が参加。「霜」が降りていて耳が痛くなるような早朝でしたが、約1時間にわたってクリーンアップ。テレビが3台、空き缶がゴミ袋で5袋。燃えるゴミも5袋ほど収集しました。他の集落が担当した「横根峠」や「荒沢道路」も合わせると、集まったゴミは軽トラック3台分もありました。毎年行なっている振興会の事業ですが、去年より多くなったゴミの山を前にして、残念な気持になりました。

 7時50分 秋田市下浜で開催される「海岸植樹」に参加するために、自宅を出発。車のトラ ンクには長靴、移植ベラ、軍手を準備。f0081443_23495599.jpg

 9時10分 下浜海水浴場の駐車場に到着。本荘方面からの参加者は少ないらしく、国道7号線から左折してすぐに駐車可能。受付をして指定された「No.28」に整列すると、何と羽後町から来ていた湯沢北高校スキー部の皆さんと一緒。お互い嬉しく挨拶を交わしました。 

 9時30分 開会式。主催するJR東日本秋田支社と(財)イオン環境財団の挨拶に続いて、ノーベル平和賞を受賞したケニアの国会議員(前環境副大臣)ワンガリー・マータイさん(写真)がスピーチ。「(松くい虫被害で枯れ果てている周囲の林を見回して)たくさんの木が死んでいる。環境への意識を高めなければ人間は生きていけない。争いをなくすためにも私は(ケニアで)植樹を続ける。皆さんも木を植えてほしい」と、心に響くお話をされました。  f0081443_2349885.jpg

 10時00分 参加したボランテアは約1300人。50のグループに分かれてクロマツやケヤキ、イタヤカエデなど9種類の苗木200本を植樹。全部で約1万本を植えました。会場が砂地であったこともあり、作業は思ったよりも簡単で、40分過ぎには終了。海から吹く風も爽やかで、気持のいいひと時でした。

 11時30分 道の駅「岩城」にて着替えと昼食。大好きな「月見そば(400円)」を汁までおいしくいただきました。

 1時00分 横手市市民会館で行なわれている「五條花代傘寿記念公演・第3回『花の会』」に。妻・万里子の同窓の大先輩である黒澤良子さんのご紹介で(ご本人も出演されていますが、私達が行った時には既に出番が終わった後でした。ごめんなさい)、伝統的な日本舞踊を継承して平成13年に秋田県芸術文化章を受賞している五條先生の傘寿の祝い。それは本格的な舞台の連続で、まるで東京・歌舞伎座にいるような雰囲気でした。圧巻は、会主・五條花代さんが踊った「荻江・鐘の岬」。とても傘寿(80)とは思えない「京鹿子 娘道成寺」の一場面に、思わず見とれてしまいました。

 4時20分 旧雄物川町の「トラスト」で買い物をし、JAのセルフサービススタンドで給油。

 6時00分 自宅で早めの夕食。

 7時00分 下唐松集落(代表・佐藤一郎さん)の「常会」。昨年度の決算や今年度の予算  を決定。私は父がやっていた地域の菩提寺である「妙音寺」の集落担当役員(寄附集めの係)を引き継ぐことになりました。会議が終わって一献。久しぶりに集落の皆さんと親しく話をしてきました。 

 11時00分 帰宅して、ブログ執筆。これで今日も終わります。    

by shouichiro_sato | 2007-04-29 23:19 | 今日の出来事 | Comments(0)  

「佐藤正一郎後援会」拡大役員会

 県議会議員選挙があったために、昨年の夏以降は地元での政治活動を自粛していた「佐藤正一郎後援会」の今後の活動を協議する拡大役員会が今晩、五輪坂温泉「としとらんど」で開かれました。

 出席者からは、「この次も知事選挙に出馬するのかはっきりしていない。出来ないのではないかという噂もある?」「やる気があるのか、伝わっていない」などという厳しい声が出されました。地元の羽後町内での活動といえば、田代・仙道地区で6月中旬に5回の「正一郎と語る会」を開催しただけで、すっかりご無沙汰しておりましたので、会議では「県政の改革を目指す自分の意思をはっきり表明すれば、全町的な支援体制を早期に確立できるのではないか」、という力強いアドバイスもいただきました。そろそろアイドリング状態から前進にギアを入れて、まずは地元の皆さんの応援をしっかり得られるように頑張っていきたいと思います。

 27日に発行された週刊アキタのコラム「交差点」(筆者・小畑伸一氏)には、私が県議選の最中に知り合いの県議候補事務所を回った際、全県各地の訪問先で佐竹秋田市長の写真入りの「祈必勝」為書に出会って驚いた話が紹介されていました。今月6日の秋田魁新報夕刊では、秋田県出身の脚本家・内館牧子さんがコラムの中で、「私利私欲に走る知事や、市政よりも知事の座に色気をにじませる市長は必ず民から三くだり半を突きつけられる」と書いていましたから、水面下では2年後に向けた動きがそろそろ出てきているのでしょうか。

 「コラム・交差点」は、「まだ2年もある」のではなく「もう2年しかない」と考えた方がいいかもしれないと結んでいました。

by shouichiro_sato | 2007-04-28 23:57 | 政治活動 | Comments(1)  

行政サービスに「格差?」あり

 景気の良い一部の地域を除いて、大半の地方自治体は財政難に陥っています。その結果、行政サービスにも格差が生じているという報道が多くなっていましたから、今夜のNHK「こんぱす東北の課題 行政サービスの見直しあなたはどう考える?」を見ました。

 番組では財政難の理由について、①地方交付税の大幅な削減、②(地方の)景気低迷による税収の減少、③景気対策の名目で投資された過去の負債の影響、④高齢化社会による社会保障費などの増大があると分析して、こうした厳しい現状の中で「どのようにして行政サービスを維持し、向上させるか」をテーマに専門家やNPO代表、福島県の村長らが意見を述べていました。

 中でもこれからの方向としてVTRで紹介されたのは、事業の取捨選択を行なって将来を担う子ども達や弱い人たちへの支援を充実してきた「選択と集中」の事例(山形県東根市)。役所任せだった事業を住民の視点や発想で取り組むという「住民参加」のまちづくり(岩手県北上市)など、財政難でも創意と工夫で頑張っている自治体でした。財政が厳しいから何でも削減していくのではなく、そうした状況下にあっても「理想とするまちづくりの理念を失わず、住民に情報公開して財政事情に対する共通認識を持ち、自治体と住民が協働している」姿が印象的でした。財務省出身の専門家も、「昔は住民が協力して何でもやってきた。それが今日の行政サービスに発展してきたが、国などの関与(補助事業の採択基準など)が多くなり、結果においてコスト高になっている」と指摘していましたが、住民生活に直結した身近な事業こそ、創意工夫があればサービスは向上できると思いました。

 ただ気になった事例に、「日本一の福祉の町」として評判だった旧鷹巣町の福祉事業の見直しが、町村合併によって新市の負債残高(借金)が3倍にもなったために実施されているような報告がありました(先日のNHK教育テレビでも同様に紹介されています)。しかし、町民の皆さんは合併問題が始まる前の町長選挙で、福祉事業に偏重している町の施策に異議を唱えて方向転換を選択したのではなかったでしょうか。その時点で見直しが始まっていたのですから、この解釈には疑問あり・・・です。

 結局、どんな時代であっても財政には一定の限度があり、住民自身が「どういう方向を選択するのか」でしょう。しっかりした情報公開と共通の認識があればおのずと方向は決まってきますから、住民の負託を受けている首長も議員も積極的に議論をし、選択肢を示していきましょう。自治体によってサービスに特徴があってもいいではありませんか。それを格差と見られないような情報の共有が必要だと思います。

by shouichiro_sato | 2007-04-27 22:27 | 国政・時事 | Comments(0)  

ご結婚おめでとう

 昨夜、秋田市で友人の結婚をお祝いする会がありました。秋田県市町村会館にある「市町村振興協会」に務めている東海林朋恵さんが、来月20日に岩手県に在住する方と結婚することになり、有志が集まって激励?したのです。

 県市町村会館は今から10年位前、旧自治会館が老朽化したために改築され、その建設資金には「自治宝くじ」の収益から自治体に配分されるお金を積み立てていたものが当てられた記憶があります。私も若輩ながら羽後町長として町村会の一員でしたので、改築竣工祝賀会や町村会創立80周年記念事業などに参加しました。

 当時、市町村長の中で最年少だった私は、大先輩の皆さんよりも同世代の職員や若い皆さんと話をすることが多く、2次会に集まった職員で唯一の独身だった東海林さんを会長にして、親睦団体「やろう会」を結成したのです。会の名前は(例えば私の選挙の時など)仲間に何かあった時に「皆で激励してやろう」ということから付けられました。例会場は市町村会館の地下にある「館(やかた)」。館の看板、素敵な女将さんは山形県新庄市出身で、私がアメリカで研修していた時の友人のお姉さん。板前のご主人と二人三脚で自治会館の頃から地下で営業しており、「旨い料理といいお酒、手頃な勘定」で評判のお店を作ってきました。
 
 東海林さんは秋田市で建設関係の仕事をしているご両親の一人娘。「県外の方と結婚されるのは残念だ」「秋田にいい男いながったが」などと、皆で彼女を質問攻めにしましたが、幸せいっぱいの表情に納得。秋田に帰ってきた時には(?、里帰りの意味です)、またこの会を開こうと決めて、後任会長の選出は議題になりませんでした。f0081443_20535031.jpg

 27日で東海林さんも寿退職。いつも明るく、元気な声で楽しい雰囲気を作ってくれてありがとうございました。ご多幸を祈っています。

 (前列中央が東海林さん、女将さんは和服がお似合いです。市町村会館・館のお座敷にて)

by shouichiro_sato | 2007-04-26 20:59 | 家族・仲間 | Comments(2)  

花の季節

 由利本荘市から秋田市にかけての沿岸部では桜の花も満開になりました。この季節の秋田県地方は、梅や桜、スイセンにチューリップ、それに菜の花も一斉に咲きだして、まさに「春爛漫」そのもの。

 今朝のABSラジオによると、20日から桜まつりが始まっている観光名所・仙北市「角館」では、武家屋敷通りの枝垂桜は2~3分咲き。桧木内川堤はようやく咲き始めた模様とか。早くも県外からのお客さんが多数来ている様子で、5月5日までの桜まつり期間中は大変な賑わいとなることでしょう。今や全国的な桜の名所となった角館は、歴史と文化が漂う個性的なまちづくりの成果が着実に現れている感じです。
 
 豊かな田園風景と伝統芸能の宝庫である秋田県は、四季それぞれが変化に富んだ「美しい国」。県内各地に魅力がいっぱいですから、大いに自慢したいものです。

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(写真は由利本荘市西目「ハーブワールド秋田」入口にある4haの菜の花畑と2kmの桜並木。近くの保育園児が迷路内を元気に散策しています)
 
 

by shouichiro_sato | 2007-04-25 17:20 | 今日の出来事 | Comments(1)  

残念なニュース

 昨夜からきょうにかけて、残念なニュースが続いています。

 県民挙げて飲酒運転の撲滅運動に取り組んでいる時に、秋田魁新報の記者が飲酒運転(酒気帯び)で逮捕され、懲戒免職処分になりました。この記者には免許更新を怠っていた無免許運転の疑いもあり、郷土の新聞社のメンツも丸つぶれ。今朝の新聞には編集局長が自ら、「言語道断、あってはならない事態で深く恥じ入っております」とのお詫びを掲載しました。

 同紙面には社会の番人である前橋地方検察庁の検事が、同僚女性の胸を触ったセクハラ行為で懲戒処分を受け、後に辞職した記事もありました。

 さらに、先月17日の未明に宮城県栗原市の健康福祉課長(当時54歳)が殺害された事件で、逮捕されたのは21歳の男と4人の少年男女。「遊ぶ金がなくて襲った」(河北新報)という身勝手な動機も許されませんが、ことのきっかけは被害者がツーショットダイヤルに電話して出かけていったようですから、驚いてしまいます。秋田県内でも県北の僧侶(31歳)が17歳の少女にわいせつな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反の疑いできょう逮捕されています。都市や地方に関係なく、各地で職務や立場を自覚していない「破廉恥行為」が後を絶ちません。f0081443_13323261.jpg

 そういえば、秋田市の事務所に行く途中に通った国道398号の(羽後町と由利本荘市との境にある)「女夫坂」。峠を越えたら道路の周囲には空き缶やペットボトルが散乱していました。たぶん冬季間にポイ捨てしたものが雪解けとともに出てきたのでしょうが、ドライバーのモラルも一向に改善されていません。私の住む上到米地区では全戸が参加して、毎年4月29日(祝日)の午前6時から峠のクリーンアップを実施しますが、その度に「何でこうするの」とボヤク声が上がります。事柄の大小は別にして、身近なところでも「社会のルールを守る」道徳心が揺らいでいます。

by shouichiro_sato | 2007-04-24 20:57 | 社会・話題 | Comments(0)  

注目された地方選挙

 きのう投開票が行われた統一地方選挙・後半戦は、全国から注目された市町村が多くありました。

 選挙戦の最中に立候補している現職の市長が拳銃で撃たれて死亡し、補充立候補の受付が行われた長崎市。約350億円の巨額の赤字を今後18年かけて解消する計画を進める、財政再建団体の夕張市。高レベル放射性廃棄物最終処分場の候補地選定をめぐり町長が辞職し、その賛否を問うた高知県東洋町。合併後の最初の町長選挙で候補者が多く、法定得票を確保できるか心配されていた宮城県加美町。44年ぶりの首長選挙となった福島県桧枝岐村や24年ぶりの秋田県上小阿仁村など、住民の判断がどのように表れるのか、興味津々に「開票速報」を見ていました。

 結果、長崎では優勢に選挙戦を進めていた市長の支持基盤がそのまま維持されず、「世襲でリーダーを選ぶべきでない」として、補充立候補の締め切り直前に届け出た元市課長の田上富久氏(50歳)が、豊富な行政経験も期待されて当選。夕張では同市出身の元会社社長・藤倉肇氏(66歳)が会社経営の実績を行政運営に活かすと訴えて当選。東洋町では反対派が当選して「候補地調査は白紙」。加美町では予想通りに再選挙が実施されるとか。桧枝岐村では告示日に立候補表明した元総務課長が元村議会議長を破り、上小阿仁村では約50年ぶりに村に帰り、一年前から草の根運動を展開していた日大教授・小林宏晨氏(69歳)が、39票の僅差で当選しています。

 さらに県内では秋田市、大館市、上小阿仁村、東成瀬村の議会議員選挙も行われ、新しい議員が決まりました。いづれの選挙も激戦だったことでしょうが、当選された皆さんには届かなかった候補者に投票した有権者の気持も汲み取って、ほとんどの候補者が訴えた公約である「地域の再生や雇用の確保、少子高齢化対策」などの実現のために誠心誠意、努力してもらいたいと思います。私は、「住民にとって最も身近な立場にある市町村議員や市町村長の姿勢が、県や国の政策をも変えていくことができる存在である」と考えていますので、期待しています。

by shouichiro_sato | 2007-04-23 21:52 | 国政・時事 | Comments(0)  

「川反食堂」が閉店

 羽後町田代地区で唯一の食堂だった「川反食堂」が昨日、21日午後9時で閉店しました。f0081443_212952.jpg  

 「川反食堂」は同所で自転車店を営んでいた佐藤慶助さん(70歳)が昭和49年にオープンして以来、今日まで田代地区の住民の拠り所として、さらには田代を訪ねてくれた人たちの社交場として賑わってきました。「嫁こいトラクター・デモ」などのユニークな活動をしてきた「田代後継者会」の発起人会が開かれたのも同食堂の2階。田代農協や役場支所の会合での懇親会の例会場。NHK総合テレビの全国番組「昼どき日本列島」で、田代の「花嫁道中」が生中継された時の現場にもなりました。 (写真は川反食堂の閉店を伝える4月19日付・秋田魁新報)
 
 ここのメニューのお薦めは何といっても「納豆ラーメン」。佐藤さんが地元の郷土料理である「納豆汁」からヒントを得て、昭和55年に店頭デビュー。キャベツなどの野菜たっぷりの味噌ラーメンとドンブリの底に隠れたひき割り納豆の絶妙なバランスが人気を呼び、名物ラーメンとして専門書やマスコミで数多く紹介されてきました。

 しかし、田代の中心的な存在であった田代農協が平成10年に合併して、「こまち農協田代支所」になり、役場の「田代支所」も一昨年に廃止されたことから、利用者が減少していた模様です。そのうえ佐藤さんも今年で70歳。これを区切りに店をたたむことに決めていたといいます。先週初めには、感謝の言葉とともに「21日に閉店」する旨の新聞折り込みの広告が町内に配布されました。

 ところが、閉店を惜しむ往年の「納豆ラーメン」ファンが大勢押しかけ、店は連日、超満員。私の家族がお邪魔した閉店前日(20日)の昼には、何と1時間30分以上の待ち時間だったとか。午前11時の開店と同時にお客さんがやってきて、「閉店の午後9時まで立っぱなしだった」「身体が続くか心配だった」と、嬉しい悲鳴をあげていました。それだけ地域に愛されていたのですね。f0081443_21361028.jpg

 きょうの夕方、食堂の前を通りかかったら佐藤さんが「21日に閉店しました。誠にありがとうございました」という張り紙をしておりました。私は昨夜、秋田からの帰りに食堂に寄って「お疲れ様でした」と挨拶してきたものの、所用があって最後の納豆ラーメンを食べることはできませんでした。申し訳ない気持でいっぱいですが、今後のご健康とご多幸を祈念して写真を撮らせていただきました。「川反食堂」の長年に亘るサービスに、心からお礼申し上げます。

by shouichiro_sato | 2007-04-22 19:53 | 羽後町 | Comments(0)  

「憲法改正問題を考える市民集会」

 きょうの午後、秋田市の県児童会館で秋田弁護士会(会長・木元愼一弁護士)が主催する、「憲法施行60周年・憲法改正問題を考える市民集会」が開催されました。国会では憲法改正の手続きに必要な「国民投票法案」が、衆議院を通過して参議院で審議中であり、安倍首相も早期の成立に強い意欲を示していることから、「憲法をどのように改正しようとしているのか」「国民投票法案の問題点は何か」について興味があり、参加してきました。

 問題提起も含めて、「憲法と私たち」のテーマで講演したのは、秋田公立美術工芸短大前学長の石川好先生。先生自身が憲法が施行された昭和22年生まれであることから、「ともに還暦になった」として、制定当時と現在では受け止め方が大きく変わってきたこと。特に「憲法の目指す崇高な精神は教育と表裏一体であったのに、教育基本法が改正されて憲法改正への動きも加速している」、と指摘。国民は納税の義務を果たしているのに、国民の権利である「参政権」、いわゆる国民の代表者を選ぶ選挙に参加していない(投票率が年々低下している)のが問題だ。主権者は国民なのに、いつの間にか政治家が主役になっているようだ・・・・と述べ、歴史を正しく認識して憲法そのものへの関心を高めるよう、話されました。
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 また、日本弁護士連合会憲法委員会の事務局次長・笠松健一弁護士(大阪弁護士会所属)は国民投票法案について、「発議から投票までの時間」や「最低投票率規定を設けるのか」、「一括投票か個別投票か」など、問題点が多いことを指摘し、主権者の意思を反映させるという国民投票制度の本来の目的・趣旨を活かすためにも、「さらなる慎重な審議が求められる」と述べました。

 お二人のお話はとても解りやすく、「憲法は何のために、誰のためにあるのか」を改めて確認することができました。 「憲法は国民の基本的人権を保障するために、国家機関の権限行使を制限し、しばりをかけるもの」なのです。

by shouichiro_sato | 2007-04-21 21:11 | 国政・時事 | Comments(0)