カテゴリ:産業振興( 342 )

 

サクランボ

 初夏の味覚「サクランボ」の収穫が各地で始まりました。

 サクランボといえば山形県が有名ですが、本県でも横手市十文字地区や湯沢市三関地区で栽培されており、特に三関産のサクランボは品質が日本一と言われています。きょうから主力品種である「佐藤錦」の首都圏向け出荷が本格的に始まり、同所にあるJAこまちゆざわフルーツセンターでは出発式が行われました。

 三関地区などでは昨年、5月に降雹被害があって生産量が落ち込みまし。しかし、今年は開花と受粉時に好天に恵まれ、その後の天候も良かったことから、糖度も十分で大きな実がついています。生産者の皆さんは早朝から収穫作業に追われており、来月中旬まで続きます。皆さんも是非、ご賞味ください。

by shouichiro_sato | 2018-06-22 22:37 | 産業振興 | Comments(0)  

人手不足

 秋田労働局が発表した4月の県内有効求人倍率は1.60倍となり、1963年の統計開始以来、過去最高を更新し、17年10ヵ月ぶりに全国平均を上回りました。

 職種別で見ると、建設関係技術者(求人倍率5.27倍)や接客・給仕(同5.22倍)、保安・警備(同4.72倍)が高い一方、事務(同0.37倍)や機械組立(同0.42倍)、運搬・清掃・労務(同0.62倍)などが低く、格差が生じています。

 地域別でみると鹿角や能代地域が1.58倍と高く、低いのは湯沢地域が0.94倍、男鹿地域が1.06倍で低くなっています。医療機器などの製造業が好調な地域と、(地元以外からの)派遣会社に頼っている企業が多いのが要因だとの見方もあります。地域の人口減少が背景にあるのでしょうか・・・。

by shouichiro_sato | 2018-05-30 21:30 | 産業振興 | Comments(0)  

建設業協会総会

 この時季は各種団体などの総会シーズンです。先日は雄勝建設業協会(会長・高嶋伸夫さん)、今日は湯沢市建設業協会(会長・高久臣平さん)の総会懇親会に出席してきました。

 当地域にとって建設業はインフラ整備はもとより冬期の除排雪など、なくてはならない重要な産業。ただ、民間投資が少なく、公共事業も減少していることから、「仕事の確保」を強く要望されました。仙北や平鹿地域では農地の基盤整備事業や昨年の豪雨による災害復旧事業でやり切れない仕事量になっているものの、「当地の企業には出番が少ない」とも聞きました。

 一方、成瀬ダムや東北中央自動車道、山葵沢地熱発電所などの大型プロジェクトが本格的に動き出し、地元の業界が関連事業に携わることも見込まれており、技術力の向上も必要です。そうした中で最大の課題は慢性的な人手不足。特に若手の技術者が少ないことが顕著になっており、各社が人材の確保に悩んでいます。

by shouichiro_sato | 2018-05-28 21:07 | 産業振興 | Comments(0)  

野鼠被害

 昨冬の豪雪による農業被害が、秋田県内では5億9907万円に上がることが分かりました。内訳ではパイプハウスやブドウ棚の倒壊など、栽培施設に関するものが3億1784万円。枝折れなどによる果樹被害1億3671万円、野ネズミによる果樹の樹皮の食害が1億3664万円等となっています。

 野鼠の被害は今まで調査されていませんでしたが、若木の軟らかい樹皮を食い荒らす被害が目立つとか。例年、農家の皆さんは降雪前に若木の根元をビニールで巻くなどの対策をしていますが、昨年は雪の降り始めが早くてそのまま根雪に。駆除剤の散布ができなかったためか、雪が残っている春先には上部の樹皮も食べられていました。

 野鼠被害が大きかったのは横手市や湯沢市などの内陸南部で、この地域は毎年のように何らかの被害が発生しています。農家の皆さんの生産意欲が落ち込まないよう、植栽への支援や技術指導を強化しなければなりません。

by shouichiro_sato | 2018-05-12 23:03 | 産業振興 | Comments(0)  

災害復旧

 昨年7月の豪雨で大きな被害が出た由利本荘市や大仙市の現場を回ってみましたが、河川や農地の復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。
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  (写真・楢岡川の堤防が崩壊して水田に大量の土砂が流入した現場は、被災当時のままでした。5日、大仙市の国道105号「新金屋橋」付近で)

 交通の確保のために緊急的に復旧されたところを除けば、県や市町の管理する河川の復旧工事はようやく始まったばかり。被災箇所が多かったことや復旧事業の範囲と規模が大きく、準備作業も遅れていましたが、今月以降は次々に工事が発注される見込みです。

 一方、大規模な洪水が発生した雄物川中流域では大規模な築堤工事が計画され、19日(土)には大仙市協和峰吉川地内で「雄物川河川激甚災害対策特別緊急事業」の着工式が行われます。

by shouichiro_sato | 2018-05-11 20:57 | 産業振興 | Comments(0)  

JA秋田おばこ

 コメの直接販売で62億円もの巨額な赤字を抱えるJA秋田おばこ(本所・大仙市、原喜孝組合長)の臨時総代会が9日開かれ、農家負担や人件費削減などを盛り込んだ経営改善計画骨子案を可決しました。

 第三者委員会の調査では、赤字はコメ販売の収支管理が不十分なまま仮渡金単価を過大に設定したことに加え、仮払い分を農家に還付請求するといった清算手続きが適正に行われなことが原因と指摘。背景には内部統制の不備や理事会の機能不全があるとされています。

 さらに累積赤字の内、精算済みとなっている2011年、12年産米の計26億9500万円については、当時の理事が適切なチェックを怠ったとして、賠償責任があると認定しています。

 総代会では「農家負担よりも役員の賠償が先だ」との意見が相次ぎ、役員に損害賠償を求める緊急動議が出され、大多数の賛成で可決されています。

by shouichiro_sato | 2018-05-10 22:59 | 産業振興 | Comments(0)  

魚沼産コシヒカリ

 昨年生産されたコメの味や香りを審査する日本穀物検定協会の「食味ランキング」で、28年連続で最上位の「特A」の評価を得ていた新潟県魚沼産の「コシヒカリ」が、初めて1ランク下の「A」の評価になりました。

 特Aの銘柄は北海道の「ゆめぴりか」「ななつぼし」、青森県の「晴天の霹靂」、宮城県や福島県、大分県の「ひとめぼれ」、宮城県や山形県、島根県の「つや姫」など、34産地の43銘柄。秋田県からは県南の「あきたこまち」が入っています。

 さらに、新品種が参加した「参考品種」では、今年から本格的な販売を開始する「だて正夢」(宮城県)、「雪若丸」(山形県)、「いちほまれ」(福井県)が特Aを獲得しました。良食味米の産地間競争はますます激しくなっていますネ。

by shouichiro_sato | 2018-02-28 21:34 | 産業振興 | Comments(0)  

業界研究会

 来春に大学を卒業する学生に対する企業の説明会が3月1日に解禁されるのを前に、一足早く学生に県内企業の魅力をPRする初めての「業界研究会」が、きょう秋田市のホテルで開かれました。77の企業や団体が参加し、約200人の学生が訪れています。

 しかし、会場ではIT企業や金融業などのブースには学生が集まったものの、人手不足が続いている建設業や医療・福祉などの分野には訪問者が少なかったとか。

 最近は企業の採用意欲が高く、学生が優位の「売り手市場」となっているものの、賃金や待遇を理由に県外への流出が続いており、県内企業の採用活動は厳しくなっています。

by shouichiro_sato | 2018-02-27 22:40 | 産業振興 | Comments(0)  

マムポートセンター

 愛知県の知多半島から渥美半島に移動し、田原市にあるJA愛知みなみ「マムポートセンター(菊自動選花梱包施設)」を視察しました。

 田原市で農協の輪菊部会に所属している生産者は823名(平成28年)で、栽培面積は127.9ha。施設面積では約86.6万坪です。市場販売金額は27年で155億円。出荷地域は北海道から沖縄県まで全国の68社の市場で、販売額は農協単位で日本一です。
 
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   (写真・生産者が搬入した菊を、選別・水揚げ・箱詰めをしているマムポートセンター)

 同センターを利用しているのは田原市内全域を区域とし、収穫後に直接出荷する生産者で組織した輪菊部会「チームマックス」の208名。現在は18台の花ロボ(自動選花機)が稼働しており、1時間当たりの選花量は約36000本(1台約2000本)。農家は圃場からキクを持ち込むだけで機械処理により自動化したシステムで選別され、選花データがフィードバックされています。

by shouichiro_sato | 2018-02-06 22:44 | 産業振興 | Comments(0)  

JAあいち知多

 農業の国内事情調査で、愛知県の「JAあいち知多」(本部・常滑市、代表理事組合長・前田隆さん)を訪問し、知多半島の農業の状況について視察しています。

 同JA管内の総農家数は7093戸で、、正組合員1万6441人、准組合員5万8845人。販売総取扱高は約98億円で、内容は畜産(38億円)、野菜(23億円)、花卉・花木(13億円)、「果実(9億円)、穀類(8億円)。

 農業・農家を支える取り組みとして「米の全量買取販売への転換」「機械化による生産拡大」「買取販売で地産地消を拡大」「新規就農者を支援」「規模拡大農家に農機具助成金」「農業講座で担い手育成」などを行っていました。

by shouichiro_sato | 2018-02-05 22:04 | 産業振興 | Comments(0)