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カテゴリ:産業振興( 391 )

 

さつま芋

 47都道府県の農業生産額でトップは北海道で、2番目は茨城県です。茨城県がこれほどの農業県であったとは認識不足でしたが、現場を訪ねて納得するものがありました。

 秋田県農業を応援する議員連盟の調査で訪問したのは、茨城県農業総合センター(笠間市)とさつまいも生産・加工・販売会社の株式会社鹿吉(鉾田市)。農業総合センターは生物工学、園芸、農業の各研究所と病害虫防除部、特産指導所、農業大学校等で構成されており、新品種や栽培技術の開発に取り組んでいる、同県農業の中心的機関。センター長は挨拶で「儲かる農業を目指している」と言明。特に農産加工指導センターでは農産物の付加価値を高めて6次産業化を推進するため、オープンラボラトリー(開放実験室)を設けて様々な商品化に向けた支援を実施していました。

 鹿吉(代表取締役・吉田喜一さん)は耕作面積が30ha、さつまいもの年間収量は1000㌧。さらに加工などでは2000㌧ものさつまいもを取り扱う農業法人。吉田さんは3代続くさつまいも農家ながら、平成24年に法人化して加工や販売に取組み、さつまいもの素材を最大限に活かした加工開発で急成長し、東南アジア等への輸出も拡大しています。

 さつまいもの品質を一年間安定した状態で保持する「キャリング貯蔵」の芋蔵や、最新の急速冷凍や焼き芋等の加工施設もメーカーと共同開発するなど、意欲あふれる姿勢に感銘しました。全国のさつまいも生産量第一位は鹿児島県でも、その大半は焼酎用や澱粉用。茨城県は栽培面積では2位でも青果食用では全国一、「ほし芋」では国内生産の9割が茨城県産です。

by shouichiro_sato | 2020-02-04 21:06 | 産業振興 | Comments(0)  

3188万人

 国土交通省は昨年日本を訪れた外国人旅行者は約3188万人で、7年連続で過去最多を更新していると発表しました。ただ、日韓関係の悪化に伴って韓国人客が激減したことから、前年比では2.2%の微増となっています。

 政府は東京オリンピック・パラリンピックのある今年の訪日客の目標を4千万人に掲げ、外国人旅行者の受け入れ準備を加速していますが、実際には韓国との航空路線が縮小され、旅行者の回復も見込めないことから、これから先はどの程度まで増えるのか見通しできません。

 東北では昨年、秋田県を除く5県で外国人の宿泊客が伸びたものの、海外との定期便がなく(ソウル便は休止中)、チャーター便も少ない(台湾との定期チャーター便は廃止)秋田の場合は、頭打ちの状況。PR活動の強化や地方での観光・体験プログラムの充実など、さらなる運動が必要です。

by shouichiro_sato | 2020-01-11 21:32 | 産業振興 | Comments(0)  

JA青年部

 県内のJA(農協)秋田青年部協議会(委員長・佐川長範さん)の皆さんと県議会の秋田県農業を応援する議員連盟(会長・工藤喜範議員)の会員による意見交換会を行いました。

 同協議会からは各JAの部長や役員など37名が出席し、JA秋田ふるさと(横手市)雄物川支部の播磨貴大さんが活動報告を行った後、意見交換。コメや園芸品目に関する生産上の課題、農地の担い手集約・集積について、担い手支援について、自然災害への対応についてなど、問題提起された事項について議員と質疑を行っています。

 次代を担う皆さんとの意見交換と懇談会は議員連盟では3年ぶりのことでしたが、率直かつ新鮮な声を聴き、意欲あふれる皆さんに出会えて、有意義な時間でした。数多くの期待に応えるべく、県の農政に反映させていくことを約束してきました。

by shouichiro_sato | 2019-12-10 22:14 | 産業振興 | Comments(0)  

「義平福」に感謝

 今年10月に引退した県有種雄牛「義平福」に感謝する集いが開かれ、秋田県の畜産を全国レベルに押し上げた義平福に感謝し、多くの人が参集しました。

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 義平福は平成18年4月17日、羽後町坂ノ下の伊藤永治さん宅で誕生。父は義安福(羽後町仙道・藤原義美さん宅で誕生)、母はふくかつ。平成23年11月に終了した後代検定では、歴代の県有種雄牛において産肉能力が第一位でした。

 第10回全国和牛能力共進会(平成24年・長崎県で開催)では若雄後代検定群で優等賞2席(全国第2位)となり、その後の産子は数々の共進会等で優秀な成績を残しています。すでに生産された子牛は1万1910頭。備蓄されている精液は3万8000本。

 佐竹敬久知事は挨拶で「県民栄誉賞に値する素晴らしい種雄牛であり、秋田の畜産を発展させてくれた」と讃えています。

by shouichiro_sato | 2019-12-05 19:58 | 産業振興 | Comments(0)  

ゆざわーBiZ

 「行列のできる中小企業相談所」として有名な、静岡県の「富士市産業支援センター(fーBiZ)」をモデルにした湯沢市の公的支援機関が、来年1月7日にスタートします。「ゆざわーBiZ」のセンター長には9月、公募から選ばれた藤田敬太さん(東京都出身・40歳)が就任しており、きょう開催された湯沢商工会議所の会員大会で意気込みを語っています。

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 (写真・湯沢商工会議所会員大会で講演する藤田さん。湯沢ロイヤルホテルで)

 (執筆中)

by shouichiro_sato | 2019-11-21 22:15 | 産業振興 | Comments(0)  

りんごの「トキ」

 この時期の味覚、りんごといえば「ふじ」が有名ですが、当地で最近、甘さがありジューシーな美味しいリンゴに出会いました。その品種は「トキ」。青森県五所川原市の故土岐傳四郎さんが約20年の歳月をかけて育成したりんごで、平成16年に品種登録されました。「王林」と「ふじ」の交配から生まれたために、王林の香りの良さにふじのシャキッとした食感、それに高い糖度があります。

 湯沢市で開催された「うどんEXPO]の会場にあった農産物特売所で試食し、思わず「これはうまい」と驚き、さっそく購入。先日も市内のイベント会場で見つけて、買ってきました。皆さんも是非、賞味ください。

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 (写真・黄色の中にもほんの少し赤みがある「トキ」。湯沢市駒形町産です)

by shouichiro_sato | 2019-10-24 23:28 | 産業振興 | Comments(0)  

うどんEXPO

 湯沢市では5日~6日の2日間、「全国まるごとうどんEXPO2019」が開かれます。9回目となった今年は北海道から沖縄県まで、全国から選ばれた20の人気ご当地うどんが大集合します。
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 熊谷うどん(埼玉県)、名古屋きしめん(愛知県)、五島うどん(長崎県)と地元の稲庭うどんは9回連続で参加。岩手のじゃじゃ麺(岩手県)、水沢うどん(群馬県)、塩ホルモンうどん(茨木健)、本場さぬきうどん(香川県)は8回目の参加など、有名店が揃います。吉田のうどん(山梨県)が初登場します。

 高校生ボランティアによる20のご当地うどん「大PR合戦」など、関連イベントも盛りだくさん。是非ともご来遊ください。

by shouichiro_sato | 2019-10-04 22:20 | 産業振興 | Comments(0)  

義平福

 秋田県産の黒毛和牛の知名度を上げた県有種雄牛「義平福」(よしひらふく・13歳5ヵ月)が、来月に引退することが報じられています。義平福の子牛は肉質に優れ枝肉の量が多いのが特徴で、2012年に長崎県で開催されたの全国和牛能力共進会では県産子牛で過去最高となる全国2位に輝いています。

 義平福は2006年4月、羽後町上到米の伊藤茂夫さん宅で生まれ。父は「義安福」母は「ふくかつ」で、県が買い上げて育成。種雄牛に採用するための子牛の肉質を測る検定では「抜群の好成績」。すでに1万2千頭棟の子牛が誕生し、県産牛の単価上昇に大きく貢献してきました。さらに、凍結精液はストロー約4万本の備蓄があるとのことで、今後も期待されています。

 種雄牛は15年程度が寿命とされているものの、義平福は蹄の炎症が悪化して衰弱しており、10月10日に飼育されている県畜産試験場で神事を行い、15日に屠畜されます。11月以降には畜産関係者が感謝の集いを開く予定です。

by shouichiro_sato | 2019-09-30 22:37 | 産業振興 | Comments(0)  

旭日中綬章

 雄勝広域森林組合代表理事組合長の佐藤重芳氏(湯沢市稲庭・74歳)が旭日中綬章を受章し、祝賀会が開かれました。佐藤氏は湯沢市でも有数の山林事業者でありながら、旧稲川町議会議員や町長を歴任した後、平成16年に同組合長に就任。19年からは秋田県森林組合連合会代表理事会長を務めています。さらに24年からは2期6年にわたり全国森林組合連合会代表理事会長を歴任。この間には「ウッドファースト社会の実現」に向けた取組を進め、「森林環境税」の創設に尽力されています。
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 (写真・謝辞を述べる佐藤重芳氏と智恵子夫人。湯沢ロイヤルホテル鳳凰殿)

 祝賀会には湯沢市雄勝郡管内の行政や経営者、森林組合関係者など200人余が参加。佐藤氏の青年時代のエピソードや結婚50年の金婚式を迎えたことなどで話が弾み、大盛会でした。尚、県内の森林関係者による祝賀会は7月に秋田市で開かれています。

by shouichiro_sato | 2019-09-29 22:29 | 産業振興 | Comments(0)  

豚コレラ

 豚やイノシシに観戦する家畜伝染病「豚コレラ」が拡大しています。日本では1992年まで感染例があったものの、ワクチン接種を徹底した結果、撲滅に成功して清浄国となっていました。それが昨年9月、国内では26年ぶりに岐阜県の養豚場で感染が確認され、その後は愛知県や三重県、福井県などに拡大。それから一年になった今月には、ついには大生産地である関東地方、埼玉県に拡大してきました。

 肉を食べても人にはうつりませんが、感染した豚は(飼育されている農場の)全てを殺処分しなければならず、養豚農家にとっては死活問題。一日も早く感染の拡大をくい止めなければなりません。

 秋田県内では86の農場で約27万頭が飼育されており、農業産出額では豚肉がコメに次いで2位となる188億円。野生のイノシシが媒介しているとみられるほか、種豚の購入や肉豚の出荷は発生県に隣接する都県にも行われており、油断はできません。県では県内全ての養豚場、食肉処理センターなどで一斉消毒を行う方針を決め、資材の購入費には県の予備費を充てるとしています。

by shouichiro_sato | 2019-09-25 21:29 | 産業振興 | Comments(0)