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カテゴリ:国政・時事( 503 )

 

忖度犠牲者

 学校法人「森友学園」への国有地売却問題を担当し、自殺した財務省近畿財務局の男性職員(当時54歳)の手記や遺書が明らかになりました。そこには「決裁文書の差し替えは事実。最後は下部がしっぽを着られる。なんて世の中だ」などと書かれていました。

 森友学園の小学校開設を巡り安倍晋三首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員を辞める」と答弁した後、2017年2~3月に当時の財務省理財局長が同局幹部に決裁文書の改ざんを指示。男性は「森友学園を厚遇したと取られる疑いのある箇所はすべて修正」するように求められ、改ざんに従事。その間の長時間労働や連続勤務で心理的負担が蓄積され、同年7月にうつ病を発症して休職。18年3月に自殺していました。

 財務省が2018年に公表した調査報告書では理財局長が(改ざんの方向性は決定付けたが)直接指示したかは明確にされず、経緯は曖昧になっていました。今一度、改ざんの経緯を明らかにし、責任を明確にしなければなりません。

 自殺した男性の妻はきょう、決裁文書改ざんを強制され自殺に追い込まれたとして、国と当時の財務省理財局長に計約1億1千万円の損害賠償を求めて、大阪地方裁判所に提訴しました。

by shouichiro_sato | 2020-03-18 22:40 | 国政・時事 | Comments(0)  

再調査延期

 防衛省は昨日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の計画を巡り、候補地とされる秋田県・青森県・山形県の国有地20ヵ所で進めている再調査の期限を、今月20日から4月末に延期すると発表しました。天候不良により航空レーザー測量を予定通りに実施できなかったとのことです。

 当時の防衛計画になかったイージス・アショアの導入を突然決定し、「可及的速やかに配備したい」として秋田市にある陸上自衛隊新屋演習場と山口県のむつみ演習場を、配備候補地として公表したのは一昨年のこと。昨年5月に公表した適地調査報告書には、レーダーを遮蔽するという山の角度に関して、ズサンなデータが記載されていたこと等が判明したために、再調査が行われているものですが、何とも緊張感のない状況です。

 防衛システムといえば十分な準備と高度な戦略によって整備されるものでしょうが、「可及的速やかな」計画の基礎となる調査活動がこうしたことでは、信頼性が失われてしまいます。「天候不良で遅れた」という理由も、本当なのでしょうか・・・?

by shouichiro_sato | 2020-03-12 22:33 | 国政・時事 | Comments(0)  

地元優先?

 小泉進次郎環境相、萩生田光一文科相、森雅子法務相の3閣僚が、16日に首相官邸で開かれた新型コロナウイルスに関する感染症対策本部会議を欠席し、地元の行事やイベントに参加していたことが明らかになり、野党から批判されています。

 小泉氏は横須賀市で開かれた後援会の新年会へ出席。萩生田氏は八王子市での消防団長の叙勲祝賀会、森氏はいわき市で開催された書道展の表彰式に出席していました。3人は政務官らを代理出席させており、危機対応には問題がないと釈明していますが、裏を返せば対策本部会議はそれほど形式的なものなのでしょうか。安倍首相も会議の冒頭で挨拶し、数分~十数分で退席しているとの報道もありました・・・・。

 野党から国会で集中砲火を浴びた小泉氏は、新年会出席を追及されると「おっしゃる通り」と述べるなど、ふざけた?答弁を繰り返しており、他人事のような振る舞いです。

by shouichiro_sato | 2020-02-20 23:40 | 国政・時事 | Comments(0)  

代表質問

 通常国会の冒頭に行われる衆参両院の代表質問が終わりました。安倍晋三首相は「桜を見る会」の問題などでは守りの答弁を繰り返し、自衛隊の中東派遣やIR(統合型リゾート施設)事業でも従来の姿勢を貫いています。

 桜を見る会に首相の後援会員が多数招待されていた問題について公職選挙法違反ではないかと指摘されると、「公選法に抵触するとの指摘は当たらない。招待者名簿はすでに廃棄され、改めて調査を指示することは考えていない」と答弁。憲法改正について自民党の改憲4項目の条文案を取り下げを求められると、「自民党案はあくまでもたたき台だ。問題があるなら党の案や考え方を憲法審査会の場で提示してほしい」。

 自衛隊の中東派遣は米国・トランプ大統領が呼び掛けた有志連合に事実上応える形だと質すと、「米国の指揮統制を受けることはない。わが国独自の取組みで、武力紛争に巻き込まれる形で行うものではない」。IRについては「家族で楽しめるエンターテイメント施設として観光先進国の実現を後押しする」。二人の閣僚が辞任した事態について問われると、「任命責任を痛感している。捜査に関する事柄は答を差し控える」。

 3日間の代表質問に関する報道を見ていると、答弁の内容が初めから想定されている範囲で、どうも形式的?な議論ばかりが交わされているような、物足りない感じです。

by shouichiro_sato | 2020-01-24 22:00 | 国政・時事 | Comments(0)  

合流困難?

 立憲民主党(枝野幸男代表)と国民民主党(玉木雄一郎代表)の合流協議は、20日に招集される通常国会前の決着が困難な模様です。党名や綱領などで合意できないことが明らかになりました。

 「自民一強」の要因は「野党が弱い」からに他なりませんが、単なる数合わせや選挙対策のための合流では支持は広がりません。「桜を見る会」や「IRに関わる汚職事件」、「前大臣の公職選挙法違反疑惑」など安倍政権と与党の敵失?を追及するとしても、野党各党の支持率は伸び悩んでいます。

 政権交代が可能な「二大政党」に期待する声は大きいものの、寄せ集めのにわか政党が政権を獲得しても、長続きしなかった過去があるだけに、政党の合流にはしっかりとしたつなぎ役がいなければ、前進しませんネ。

by shouichiro_sato | 2020-01-16 22:22 | 国政・時事 | Comments(0)  

政党支持率

 NHKが11日から3日間行った世論調査によると、安倍内閣を「支持する」と答えた人は先月の調査に比べて1ポイント減の44%。「支持しない」と答えた人は1ポイント上がって38%でした。

 一方、政党別の支持率では、自民党が3.9ポイント上がって40.0%になったのに対して、立憲民主党や国民民主党、日本維新の会、共産党などの野党はほぼ横ばいの状況です。

 「桜を見る会」の問題やIRに関する贈収賄事件で自民党の国会議員が逮捕されるなど、臨時国会閉幕後も国政に絡む問題は継続中。立憲と国民、それに社民の各党が統一会派の結成を目指す動きがあるものの、支持率に大きな変化はありませんでした。

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 (写真・NHKの世論調査による政党支持率。14日の「ニュース7」より)

by shouichiro_sato | 2020-01-15 22:18 | 国政・時事 | Comments(0)  

琉球新報

 沖縄県に滞在中は毎朝、地元新聞の「琉球新報」を読んでいました。普天間飛行場の返還と名護市辺野古へ移転する米軍の施設建設について連日、問題点を指摘しています。

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 (写真・工事費の増額や工事期間の大幅延長を伝えるきょうの「琉球新報」)

 大手の全国紙では伝えていない、地域に根差した視点での報道。社説はもちろんのこと、客観的な記事や有識者の論評、解説も充実しています。秋田魁新報の「イージス・アショア」に関する報道もそうですが、地域の新聞の存在感は高まっています。

by shouichiro_sato | 2019-12-26 21:47 | 国政・時事 | Comments(0)  

普天間飛行場

 沖縄県宜野湾市にあるアメリカ軍海兵隊の基地、普天間飛行場に来ました。航空機事故の危険性や騒音被害、基地負担の軽減など、基地の固定化を懸念する地元の状況をしっかり認識することができました。

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 (写真・住宅街の真ん中にある普天間飛行場。宜野湾市の嘉数高台公園から)

 多くの米国の軍事基地と自衛隊の施設がある沖縄県で、県や市町村(地方自治体)はどのように関わっているのか。秋田県も「イージス・アショア」の配備問題に直面していることから、現場で県民の皆さんの声を聴きたいと思い、会派みらいの議員有志で訪問しています。

by shouichiro_sato | 2019-12-23 22:58 | 国政・時事 | Comments(0)  

臨時国会閉幕

 第200回臨時国会がきょう終わりました。政府が提出した15法案のうち14法案が成立し、安倍首相は日米貿易協定など2本の条約も承認されるなどの成果があったと強調しましたが、様々な疑惑や不祥事が続き、政策論争?の少ない67日間でした。

 開会早々に、初入閣したばかりの経済産業相と法務相が「政治とカネ」の問題で辞任。大学入試共通テストの英語に民間の試験を導入することは、直前になって撤回。そして終盤には政府主催の「桜を見る会」を巡る一連の問題が噴出。招待者の急増や人選、名簿の破棄など「権力を私物化している」との批判が大きくなりました。説明がチグハグニなり、野党は国会の会期を延長して安倍首相と直接質疑を行うように求めていましたが、圧倒的な議席を持つ与党はこれに応じず「閉幕」です。

 そんな中での内閣支持率。きょう公表されたNHKの世論調査では、安倍内閣を支持する人は前回より2ポイント下がって、45%でした。 (写真・NHKニュース7より)

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by shouichiro_sato | 2019-12-09 21:26 | 国政・時事 | Comments(0)  

桜を見る会

 首相が主催する「桜を見る会」について、招待者の人選や首相の関わりについての批判が拡がっています。

 桜を見る会は政府の公式な行事として毎年4月に新宿御苑で開催されており、外国公館の人たちや政財界などの代表、それに全国の様々な分野で功績のあった皆さん等が招かれ、親しく交流・懇談される機会でした。しかし、例年は1万人程度だった招待者が安倍晋三首相の政権下では毎年増え続け、今春は1万8千人になって、公費の支出もうなぎのぼり。その中には安倍首相の後援会関係者が800人以上も含まれていたことから、公的行事の私物化ではないかとの声が出ています。

 さらに、首相の事務所がツアーを募って後援会関係者を招待していたことが判明し、前日に都内の高級ホテルで開かれた「前夜祭(夕食会)」の会費が5000円であったことも、安すぎるとして公職選挙法に違反しているとの指摘もされています。

 菅義偉官房長官はこの問題が表面化した後、「来年は桜を見る会を開催しない」として、招待者や内容等について見直すことを表明していますが、今春の招待者名簿はすでに廃棄されているなど、不自然な対応がありました。安倍首相も今夕、官邸を出る際に記者団の取材に20分以上も対応し、事実関係を認めながらも「地元からの参加者は交通費や宿泊費、夕食会の会費は自己負担している」と説明。出席者が増えていることについては「長年の慣行とはいえ、反省しなければならない」と述べています。

 私も20年ほど前、羽後町長として(当時の森首相から)招待されたことがありますが、首相の後援会や支持者、芸能人が多くいるという雰囲気ではありませんでした。変容してきた「桜を見る会」に対して疑問を待つ人がいなかったとすれば、長期政権のおごり、緩みと批判されても仕方ありませんネ。

by shouichiro_sato | 2019-11-15 22:55 | 国政・時事 | Comments(0)