カテゴリ:秋田県議会( 143 )

 

継続審査

 県議会はきょう、地上配備型迎撃ミサイルシステム(イージス・アショア)の秋田市新屋地区への配備計画に、反対の意思を示すよう求める秋田市民からの請願を、継続審査としました。私はイージス・アショアが極めて重要な軍事装備であり、その配備地には敷地の広さや緩衝地帯が必要なこと、実際に配備されている東欧での調査結果から、新屋は不適であると判断していますので、請願を採択するべきだと思いますが、多くの議員には複雑な事情?があるようで、自民・公明、無所属議員の一部が「継続審査」を選択。県議会として新屋への賛否についての結論は、先送りとなりました。

 秋田市議会も同様の趣旨の請願を「継続審査」にしていますが、防衛省が調査中であり、その結論が出てから判断するというのでは、遅すぎます。「新屋に認めるのか、認めないのか」、今までの情報や調査から「無理である」という結論は判断できるのに、何とも煮え切らない議員が多いものですネ。

by shouichiro_sato | 2018-12-21 23:08 | 秋田県議会 | Comments(0)  

総括審査

 県議会はきょうから2日間、質疑の締めくくりとなる予算特別委員会の総括審査を行い、イージス・アショアの配備等について突っ込んだ議論をしています。

 佐竹知事が配備の是非の判断について、「秋田市の意向を飛び越えることはない」と発言したことを受け、「秋田市が容認すれば県も容認なのか」と問われると、「市と協議するが、配備に伴う経済損失などは全県的に見るべきものがある。県なりの対応もある」「県と市で判断を擦り合わせる。対立した判断が出ることは考えられない」。

 さらに「知事は配備に反対なのか、否定的な立場なのか」と質されると、「今のままで何ら防護措置を取らず、配置するということを認める状況にない」との考えを示しています。

by shouichiro_sato | 2018-12-18 23:46 | 秋田県議会 | Comments(0)  

海外視察報告

 イージス・アショアが配備されているルーマニア、建設中のポーランドを視察した6議員と、アメリカのハワイにある実験施設兼用のイージス・アショアを視察した5議員の報告会が開かれました。通常の海外調査では2ヶ月以内に議長へ報告書を提出し、県議会図書室で閲覧できますが、今回の調査は各議員の関心も高いことから、報告書を提出する前に調査の概要を議員に報告し、情報の共有を図ろうというもの。報道陣にも公開され、県民も約60人が傍聴しています。

 東欧を視察した議員は、配備されている場所やその周囲を警備する軍用地の「広さが違う」ことが、共通した所感でした。新屋演習場は約100haで、周囲は民有地や県有地に囲まれていますが、ポーランドのレジコボ基地は700haの旧空軍飛行場跡地のうち、570haをポーランド軍が管理し、その中にアメリカ軍がイージス・アショアを整備中。ルーマニアのデヴェセル基地は約1000haの空軍跡地をルーマニア軍が管理し、その中にアメリカが実戦配備するイージス・アショアがありました。両基地とも周辺建物に一定の制限があるのもの、レーダーの電磁波による健康被害は報告されていないとのことでした。

 一方、ハワイを視察した議員は、レーダーは常時照射されておらず飛行制限はない。住民への健康被害は生じていない。周辺住民の「基地があるからこそ安全と考えている」という声を報告しています。

 ハワイの施設はハワイ諸島の最北端・カウワイ島にあり、空港から1時間余行くと海岸沿いの人家も少ない海に面している場所ながら、周囲の環境や施設の広さ、警備の状況などの報告がなかったため、比較検討することはできません。ただし、議員からは「イージス艦は長さ200m程の艦にレーダーとミサイル発射装置を置いている。今後、改良が進めば、それほど面積はいらないだろうと現地で聞いた」との話がありました。

by shouichiro_sato | 2018-12-13 19:49 | 秋田県議会 | Comments(0)  

新屋演習場

 防衛省が配備を計画している地上迎撃型ミサイル防衛システム「イージス・アショア」について、県議会の一般質問ではきょうまでに自民党やみらい会派が取り上げ、あす以降は社民党、つなぐ会、共産党などの各会派が質問する予定です。秋田市にある陸上自衛隊新屋演習場への配備について、知事の対応について質しています。

 防衛省が調査を終えて、配備の可否を決定するまで黙って待っているつもりかと問うと、佐竹知事は「調査終了後に防衛省から示される調査結果や配備計画案、安全対策等について、住宅地に近接しているリスクを回避できるものなのかどうか、秋田市と連携しつつ慎重に分析し、見極めていく」。さらに「(政府には)具体的で合理的な説明を行うこと等を要望した。防衛省による住民への説明内容を慎重に見極めながら、秋田市の意向を十分に踏まえつつ適切に対応していく」と答弁しています。

by shouichiro_sato | 2018-12-04 23:09 | 秋田県議会 | Comments(0)  

ハードスケジュール

 今、ルーマニア・ブカレストは午前2時。ワルシャワ経由で帰国する飛行機の乗継もあって、あと1時間後には宿舎を出発します。

 ポーランドからルーマニアに移動した一昨日も、ホテル出発は午前6時前。13日のレジコボ自治体と昨日のデヴェセルでの現地調査は、まだ薄暗い午前7時30分頃の宿舎出発と、限られた時間の中でのハードスケジュール。

 この時季のポーランド・ワルシャワは日の出が午前7時前、日の入りが午後3時45分頃。ルーマニア・ブカレストは日の出が午前7時10分、日の入りが午後4時46分頃。ポーランドの基地があるスウプスク市近郊は小雨模様だったほか、両地域ともに日中の明るい時間が少なく、最高気温も10度未満。木々の葉もすっかり落ちていました。

by shouichiro_sato | 2018-11-16 02:03 | 秋田県議会 | Comments(0)  

広大な土地

 ルーマニアの首都ブカレストから郊外に向けて車で30分程も行くと、広大な大地が拡がってきました。やがて左右を見ると、地平線のかなたまで広がっています。かつて米国の農場で広い土地は見てきましたが、それをはるかに上回る状況。そうした中を進むこと3時間弱、ようやく遠くにルーマニア軍デヴェセル基地内にあるアメリカ軍のイージス・アショア「デッキハウス」が見えてきました。
f0081443_07563972.jpg
  (写真・道路から数キロ先に、デヴェセル基地内のデッキハウスを確認)

by shouichiro_sato | 2018-11-15 21:45 | 秋田県議会 | Comments(0)  

デヴェセル軍事基地

 ルーマニア日本大使館で「イージス・アショア」が配備されているデヴェセル軍事基地の状況について、基地司令官や国防省の国防参謀(大佐)ほかの皆さんと質疑を行いました。

 同基地には既に米軍が管理するイージス・アショアが実戦配備されており、その周囲をルーマニア軍が守っています。同基地は周囲延長が15kmで、面積は1000haという広さ。基地の周囲35kmの範囲では建物に高さ規制があるなど、環境等に関する法律を配備決定後にルーマニアが定めています。中には、基地の周囲3km以内では猟銃による狩りや焼畑も禁止されていました。

 明日は宿舎のあるブカレストから車で3時間余、デヴェセル基地のある自治体等を訪問します。

by shouichiro_sato | 2018-11-14 21:33 | 秋田県議会 | Comments(0)  

「イージス・アショア」建設中

 ポーランドのレジコボ自治体に建設中の「イージス・アショア」は林に囲まれた広大な土地にありました。場所はポーランド軍の基地であり、その面積は約570ha。その中に2重の鉄条網に囲まれたアメリカ軍のイージス基地があり、鉄条網からの距離も1km以上あると思われます。鉄条網の外からでも、巨大にそびえるデッキハウス(レーダー等の心臓部)が確認できました。
f0081443_07530109.jpg
  (写真・厳重に警戒されているポーランド軍施設の入り口前。車窓から)

by shouichiro_sato | 2018-11-13 22:26 | 秋田県議会 | Comments(0)  

現地調査

 地上配備型迎撃ミサイルシステム(イージス・アショア)がすでに設置されているルーマニアと、建設工事が行われているポーランドの状況を調査するため、きょうから両国の関係自治体を訪問してきます。

 成田国際空港からポーランドのワルシャワ経由で、12日午後9時頃(現地時間・日本との時差8時間)にはポーランドのイージス・アショアの基地に近いグダニスクへ。13日は基地のあるレジコボ自治体(スウプスク市の周囲で多数の村で構成されている)等の首長など幹部と面会し、基地周辺の環境について現地で調査します。

 14日にはグダニスクからワルシャワ経由で、ルーマニアのブカレスト・オトベニ空港へ移動。同国の国防省担当者等と面会。15日はイージス・アショアが配備されているデべセル空軍基地とその環境を視察した後、デべセル町やカラカル市の首長と面会し、配備されていることでの影響などについて調査する予定です。

 16日にブカレストを発ち、ワルシャワ経由で帰国の途へ。秋田には17日午後に戻る予定です。

by shouichiro_sato | 2018-11-12 07:16 | 秋田県議会 | Comments(0)  

議会改革

 秋田県議会議会運営委員会(委員長・近藤健一郎県議)では、議会運営の進め方やペーパーレスなどの在り方について、沖縄県と神奈川県の先進事例を調査しました。

f0081443_22432734.jpg
 (写真・神奈川県議会の議場には対面演壇があり、執行部との議論も活発です)

 議会では執行部が提出した議案を審議する過程や、県政全般にわたる一般質問の在り方など、各県議会によって様々なルールと違いがあります。年々膨大な量になってきた資料の印刷物、限られた時間の中でより深い議論が求められる質問の在り方。さらには委員会審議等のさらなる公開の方法など、秋田県議会でも議会運営委員会が中心となって改革するべく鋭意検討しています。

by shouichiro_sato | 2018-11-08 22:49 | 秋田県議会 | Comments(0)