カテゴリ:秋田県議会( 147 )

 

県議会が閉会

 第一回県議会2月議会が閉会しました。一般会計の総額5741億円余の新年度当初予算案を中心に議論が行われ、共産党議員を除く賛成多数で可決。関連する条例案等、当局が提出した議案はすべて原案通り可決されました。

 一方、陸上自衛隊新屋演習場に配備が計画されている迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、計画の配備撤回と新屋演習場は住宅地に隣接しており不適な場所であり、反対の決議をしてほしいという市民からの請願は、自民党・公明党などの議員が「継続審査」とすることとしたため、願望に応えることはできませんでした。県議会は4月29日で現職議員が任期満了を迎えるため、特別な事情がない限り議会が開かれないことから、これらの請願は廃案になりそうです。

 ところで昨日、大関衛議員(50歳・湯沢市雄勝郡選挙区、当選5回)が病気で急逝し、議会最終日のきょうは朝から重苦しい雰囲気でした。本会議では黙祷を捧げ、弔詞を贈呈することを満場一致で議決。鶴田議長と佐竹知事は、閉会に当たっての挨拶で故人の功績をたたえています。まだまだこれから、さらなるご活躍が期待されていた大関議員の心中を思うと、同僚のものとして無念でなりません。衷心より、ご冥福をお祈りいたします。

by shouichiro_sato | 2019-03-07 20:35 | 秋田県議会 | Comments(0)  

医師確保

 県議会予算特別委員会の総括質疑は2日目。医師確保や洋上風力発電、生活保護行政などについて当局と議論が交わされました。

 医師が都市と地方、専門分野等で偏在している状況の改善には課題も多く、県では秋田大学医学部の地域枠での入学者を拡大するなど、将来に備えた医師確保に取り組んでいますが、まだまだ絶対数が不足しています。

 秋田県の日本海沿岸は風力が安定しており、洋上風力発電の有力な候補地。県では地元との調整がついているエリア(場所)について、国に申請するとしています。

by shouichiro_sato | 2019-03-05 23:51 | 秋田県議会 | Comments(0)  

新屋は「NO」

 県議会はきょうから予算特別委員会の総括質疑。初日は7人の議員が、若い人たちの県内定着や新幹線の整備、新スタジアムの整備構想、外国人材の受け入れ、イージス・アショア問題などについて質問しました。

 サッカーのスタジアム整備についての検討委員会の報告書では「整備手法は県と秋田市が行うべきで、設置場所については絞れ込めなかった」ことが明らかになり、再び県や秋田市がどう取り組むのか、その姿勢が問われていることになりました。

 自衛隊新屋演習場に配備が計画されているイージス・アショアについて佐竹知事は、「今のままの場所ではNOだ。安易に強行することは無理だ」と述べ、毅然と立ち向かう姿勢を示しています。

by shouichiro_sato | 2019-03-04 22:54 | 秋田県議会 | Comments(0)  

代表質問

 当初予算案が提案される2月議会では、5人以上の議員が所属する会派で代表質問を行うことができます。通常の一般質問は質問時間が30分なのに対し、代表質問は45分。今日は「自民党(所属議員24人)」と「みらい(同7人)」からそれぞれの議員が登壇し、当初予算についての考え方や高齢化対策、人手不足への対応、農業政策など県政の課題について質しました。

 明日から2日間は一般質問が行われますが、県議会議員の任期満了が近いためか(選挙が目前に迫っているためか?)、あるいは天候が悪い時期のためか、傍聴者がいつもの議会に比べて少なく感じました。インターネットでも中継されていますので、ぜひご覧ください。

by shouichiro_sato | 2019-02-12 21:34 | 秋田県議会 | Comments(0)  

継続審査

 県議会はきょう、地上配備型迎撃ミサイルシステム(イージス・アショア)の秋田市新屋地区への配備計画に、反対の意思を示すよう求める秋田市民からの請願を、継続審査としました。私はイージス・アショアが極めて重要な軍事装備であり、その配備地には敷地の広さや緩衝地帯が必要なこと、実際に配備されている東欧での調査結果から、新屋は不適であると判断していますので、請願を採択するべきだと思いますが、多くの議員には複雑な事情?があるようで、自民・公明、無所属議員の一部が「継続審査」を選択。県議会として新屋への賛否についての結論は、先送りとなりました。

 秋田市議会も同様の趣旨の請願を「継続審査」にしていますが、防衛省が調査中であり、その結論が出てから判断するというのでは、遅すぎます。「新屋に認めるのか、認めないのか」、今までの情報や調査から「無理である」という結論は判断できるのに、何とも煮え切らない議員が多いものですネ。

by shouichiro_sato | 2018-12-21 23:08 | 秋田県議会 | Comments(0)  

総括審査

 県議会はきょうから2日間、質疑の締めくくりとなる予算特別委員会の総括審査を行い、イージス・アショアの配備等について突っ込んだ議論をしています。

 佐竹知事が配備の是非の判断について、「秋田市の意向を飛び越えることはない」と発言したことを受け、「秋田市が容認すれば県も容認なのか」と問われると、「市と協議するが、配備に伴う経済損失などは全県的に見るべきものがある。県なりの対応もある」「県と市で判断を擦り合わせる。対立した判断が出ることは考えられない」。

 さらに「知事は配備に反対なのか、否定的な立場なのか」と質されると、「今のままで何ら防護措置を取らず、配置するということを認める状況にない」との考えを示しています。

by shouichiro_sato | 2018-12-18 23:46 | 秋田県議会 | Comments(0)  

海外視察報告

 イージス・アショアが配備されているルーマニア、建設中のポーランドを視察した6議員と、アメリカのハワイにある実験施設兼用のイージス・アショアを視察した5議員の報告会が開かれました。通常の海外調査では2ヶ月以内に議長へ報告書を提出し、県議会図書室で閲覧できますが、今回の調査は各議員の関心も高いことから、報告書を提出する前に調査の概要を議員に報告し、情報の共有を図ろうというもの。報道陣にも公開され、県民も約60人が傍聴しています。

 東欧を視察した議員は、配備されている場所やその周囲を警備する軍用地の「広さが違う」ことが、共通した所感でした。新屋演習場は約100haで、周囲は民有地や県有地に囲まれていますが、ポーランドのレジコボ基地は700haの旧空軍飛行場跡地のうち、570haをポーランド軍が管理し、その中にアメリカ軍がイージス・アショアを整備中。ルーマニアのデヴェセル基地は約1000haの空軍跡地をルーマニア軍が管理し、その中にアメリカが実戦配備するイージス・アショアがありました。両基地とも周辺建物に一定の制限があるのもの、レーダーの電磁波による健康被害は報告されていないとのことでした。

 一方、ハワイを視察した議員は、レーダーは常時照射されておらず飛行制限はない。住民への健康被害は生じていない。周辺住民の「基地があるからこそ安全と考えている」という声を報告しています。

 ハワイの施設はハワイ諸島の最北端・カウワイ島にあり、空港から1時間余行くと海岸沿いの人家も少ない海に面している場所ながら、周囲の環境や施設の広さ、警備の状況などの報告がなかったため、比較検討することはできません。ただし、議員からは「イージス艦は長さ200m程の艦にレーダーとミサイル発射装置を置いている。今後、改良が進めば、それほど面積はいらないだろうと現地で聞いた」との話がありました。

by shouichiro_sato | 2018-12-13 19:49 | 秋田県議会 | Comments(0)  

新屋演習場

 防衛省が配備を計画している地上迎撃型ミサイル防衛システム「イージス・アショア」について、県議会の一般質問ではきょうまでに自民党やみらい会派が取り上げ、あす以降は社民党、つなぐ会、共産党などの各会派が質問する予定です。秋田市にある陸上自衛隊新屋演習場への配備について、知事の対応について質しています。

 防衛省が調査を終えて、配備の可否を決定するまで黙って待っているつもりかと問うと、佐竹知事は「調査終了後に防衛省から示される調査結果や配備計画案、安全対策等について、住宅地に近接しているリスクを回避できるものなのかどうか、秋田市と連携しつつ慎重に分析し、見極めていく」。さらに「(政府には)具体的で合理的な説明を行うこと等を要望した。防衛省による住民への説明内容を慎重に見極めながら、秋田市の意向を十分に踏まえつつ適切に対応していく」と答弁しています。

by shouichiro_sato | 2018-12-04 23:09 | 秋田県議会 | Comments(0)  

ハードスケジュール

 今、ルーマニア・ブカレストは午前2時。ワルシャワ経由で帰国する飛行機の乗継もあって、あと1時間後には宿舎を出発します。

 ポーランドからルーマニアに移動した一昨日も、ホテル出発は午前6時前。13日のレジコボ自治体と昨日のデヴェセルでの現地調査は、まだ薄暗い午前7時30分頃の宿舎出発と、限られた時間の中でのハードスケジュール。

 この時季のポーランド・ワルシャワは日の出が午前7時前、日の入りが午後3時45分頃。ルーマニア・ブカレストは日の出が午前7時10分、日の入りが午後4時46分頃。ポーランドの基地があるスウプスク市近郊は小雨模様だったほか、両地域ともに日中の明るい時間が少なく、最高気温も10度未満。木々の葉もすっかり落ちていました。

by shouichiro_sato | 2018-11-16 02:03 | 秋田県議会 | Comments(0)  

広大な土地

 ルーマニアの首都ブカレストから郊外に向けて車で30分程も行くと、広大な大地が拡がってきました。やがて左右を見ると、地平線のかなたまで広がっています。かつて米国の農場で広い土地は見てきましたが、それをはるかに上回る状況。そうした中を進むこと3時間弱、ようやく遠くにルーマニア軍デヴェセル基地内にあるアメリカ軍のイージス・アショア「デッキハウス」が見えてきました。
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  (写真・道路から数キロ先に、デヴェセル基地内のデッキハウスを確認)

by shouichiro_sato | 2018-11-15 21:45 | 秋田県議会 | Comments(0)