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カテゴリ:地方自治( 107 )

 

地方議会議員

 きょうは全国都道府県議長会などが主催する「厚生年金への地方議会議員の加入を求める全国大会」と、総務省が主催する「地方議会活性化シンポジューム」が都内で開かれ、出席しました。

 市町村合併が急速に進んで議員数が削減されたことによる財政悪化により、地方議会議員の年金制度は平成23年に廃止されています。ただ、国会では「国民の政治参加や地方議会における人材確保の観点を踏まえた新たな年金制度について検討を行う」との付帯決議が全会一致で可決されていました。それから8年、未だに結論が出ていません。都道府県議会、市議会、町村議会の各全国議長会では、厚生年金への地方議員の加入を求めており、所要の法整備を早期に実現するよう求める決議を満場一致で決定し、国会議員への要請行動を行うことにしました。

 一方、地方議会活性化シンポジュームでは、地方選挙における投票率の低下や無投票当選の増加、地方議会に対する関心の低下や議員のなり手不足などの課題が深刻化していることから、議会への多様な人材の参画推進や議会審議の充実・活性化、議会や議員への信頼の向上のために取り組むことについて、意見交換しています。

by shouichiro_sato | 2019-11-14 23:35 | 地方自治 | Comments(0)  

議員研究交流大会

 都道府県議会議員研究交流大会が開かれ、駒澤大学法学部教授・大山礼子氏の基調講演「新時代における地方議会のあり方」と、「政策立案機能の強化」をテーマとした分科会に参加しました。

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 (写真・分科会では議員提案の条例について意見交換。都市センターホテル)

 議会からの政策提案の強化が求められており、議員や委員会の条例発議が活発になっているものの、具体的な手法が分からなかったり、執行部との調整や議会内での合意形成などに課題があります。分科会では福岡県議会と埼玉県議会の事例報告を踏まえ、活発な意見交換が行われてます。

by shouichiro_sato | 2019-11-12 21:39 | 地方自治 | Comments(0)  

要望活動

 県議会「みらい」会派の要望活動で県選出国会議員の皆さんを訪問しました。国では新年度予算の編成作業の真っ最中で、県や市町村、各種団体などの様々な要望活動が続いています。

 「みらい」会派に所属する8人の県議の要望書の項目は、次の5点です。

  Ⅰ 地方創生を実現する支援の充実について
  Ⅱ 新たな産業振興とエネルギー戦略について
  Ⅲ 攻めの農林水産業への支援について
  Ⅳ 社会基盤整備と防災・減災対策について
  Ⅴ イージス・アショアの配備について

 具体的には、過疎地域自立促進措置法の失効に伴う新たな法律を制定すること。中小企業の振興と雇用対策。農業農村整備事業や産地パワーアップ事業、畜産クライスター事業等の十分な予算確保。社会資本整備総合交付金の予算拡大。イージス・アショアの新屋演習場への配備計画の撤回・・・・等を求めています。

by shouichiro_sato | 2019-11-11 22:24 | 地方自治 | Comments(0)  

知事の行動

 甚大な被害が発生した台風15号が千葉県を直撃した翌日、県庁を離れて自宅に戻り、自家用車で「私的に視察」したとする森田健作知事の行動が注目されています。私的な視察は「私の政治スタイルだ」とする森田知事に対して、「理解出来ない」という声が上がっています。

 非常事態や緊急事態の時に、自治体の首長が取るべき行動が注目されるのは今に始まったことではありませんが、今回の出来事で森田知事の勤務実態?や過去の様々な言動が明らかになってきており、資質?まで問われているようですネ。

by shouichiro_sato | 2019-11-07 22:49 | 地方自治 | Comments(0)  

継続審査

 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備する防衛省の計画を巡って、秋田市議会はきょうの本会議で、配備反対の決議を求めた請願、陳情計13件を継続審査としました。同様の趣旨の請願、陳情は6月議会でも継続審査となっています。

 県内ではこれまでに、11の市町村議会が同趣旨の請願、陳情を採択していますが、配備候補地となっている秋田市議会は、再び結論を先送りしました。
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 (写真・本会議の採決は賛成多数で「継続審査」に。ABSニュースより)

by shouichiro_sato | 2019-09-26 21:54 | 地方自治 | Comments(0)  

廃校利用

 福島県郡山市は平成29年1月に東京農工大学(本部は東京都府中市)と包括連携協定を結び、地域社会の発展と人材育成を図るために、思い出の学び舎モデル事業を始めました。同30年に近隣の小学校と統合され、廃校になった根木屋小学校(郡山市西田町)の校舎に大学の出張研究室を設置するもので、準備が進められています。
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 (写真・144年の歴史に幕を閉じたものの、平成9年建設の校舎は立派です)

 きっかけは西田地区小学校統廃合を促進する会や地元の農協、同大学OBの農園主などが大学に働きかけたことで、学生による視察や地域活性化プロジェクトの報告会などを経て、平成28年5月に産学連携に関する協議を開始。同6月には地元を対象に連携に係る意向調査を行ったところ、「大学による新品種開発や地元企業との合同研究による儲かる農業の確立のほか、大学生との交流による地域の活性化を期待」する回答が寄せられたとのこと。

 出張研究室は来年度に開設される計画で、当初はバイオ肥料や薬用植物がテーマになっているいます。

by shouichiro_sato | 2019-07-23 22:46 | 地方自治 | Comments(0)  

阿武町

 イージス・アショアの配備候補地となっている山口県の陸上自衛隊むつみ演習場(萩市、阿武町)。きょうは所在地である阿武町の花田憲彦町長と意見交換した後、現地を視察してきました。
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 (写真・山口県萩市と阿武町にある「陸上自衛隊むつみ演習場」北側の入口)

 阿武町(人口3300人)では移住促進などのまちづくりの施策が効果を発揮し、IターンやUターンなどが進んで人口減少がストップ。花田町長はこうした時にミサイル基地(イージス・アショア)が配備されれば、移住者もなくなり町を離れる人が多くなると心配され、「まちづくりの理念、方向性にイージス・アショアはそぐわないし、相いれない」ときっぱり。

 同町では町民による「配備に反対する阿武町民の会」が組織され、有権者の6割以上が会員となって意思表示をしています。ミサイル防衛は否定しないという花田町長は「イージス艦による体制強化を支持しつつ、(どうしても陸に配置するなら)住民の生活圏域から離れた場所を選び直してほしい」と話しています。レーダーによる電磁波の被害やブースターの落下、地下水への影響なども当然ありますが、「町の存亡にかかわる」という強い危機感を表明されました。

by shouichiro_sato | 2019-07-18 23:24 | 地方自治 | Comments(0)  

海士町

 高校魅力化プロジェクトの発祥の地である島根県隠岐郡海士町で、隠岐島前高校魅力化コーディネイターの豊田庄吾さんから今までの取組みとこれからについて、詳しく話を聞くことができました。
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 (写真・海士町のある隠岐の島へ。右上の高台に見えるのは隠岐島前高校)

 豊田さんは教育の魅力化を拒む免疫(抗体)に「学校教育の考える際の地域文脈へのアレルギー」「新しい学びのあり方(新学力観)へのアレルギー」「多忙化へのアレルギー」「異文化、異質なものを受け入れることへのアレルギー」があるとし、地域との協働による推進母体と共通のビジョンづくりに取り組んだ。「隠岐島前高校の魅力化と永遠の発展の会(魅力化の会)」を中心に、コーデネーターを校内に配置して三方良しのビジョン策定したことなどを紹介。

 学校の役割を「地域の担い手育成」に再定義。地域で新たな生業・継業を創り出せる人財(地域起業家的グローカル人材)の育成が求められており、人口減少や少子高齢化、財政難にある海士町は日本の重要課題の最前線で、「ここでの挑戦が日本の未来を切り拓く」と熱く語っています。

by shouichiro_sato | 2019-07-17 22:40 | 地方自治 | Comments(0)  

魅力化ビジョン

 県立高校の魅力化ビジョンを実践している島根県を訪問し、同県教育庁の担当者から内容について説明を受けました。
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 (写真・今年2月に発表された島根県の「県立高校魅力化ビジョン」)

 同県は生徒数の減少に対して、平成21年4月に策定した「県立高等学校再編成基本計画」に基づいて学科の再編や学級数の見直しを行ってきました。この計画では望ましい学校規模を1学年4学級以上8学級以内としていましたが、30年4月における全日制課程第1学年の学級数の平均は3.77でした。

 こうした状況下、県教育委員会は有識者による「今後の県立高校の在り方検討会」を設置。「それぞれの高校の置かれた状況や国の教育改革の動向等を踏まえ、今後いかに高校教育の特色や魅力をつくり出していくのかという、教育の質的な向上に力点を置く」という提言を受け、2020年代の県立高校における教育の基本的な方向性と具体的な取組みを「県立高校魅力化ビジョン」として策定しました。

 離島・中山間地の高校だけでなく、市部も含めた全ての高校で学校と地域社会がその目標を共有し、豊かな自然、歴史・伝統、文化などの地域資源を活かしながら魅力ある高校づくりを推進するものです。

by shouichiro_sato | 2019-07-16 22:29 | 地方自治 | Comments(0)  

厚真町

 昨年9月6日に発生した北海道胆振東部地方地震(最大震度7)で、大きな被害を受けた厚真町。今日は現地を訪ね、道庁の災害復旧や復興の取組みについて調査しました。
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 (写真・完成したばかりの浄水場が地震による土砂崩れで崩壊した厚真町の現場)

 同地震では死者43名、負傷者782名。住宅被害は全壊469棟、半壊1660棟、一部損壊が1万3849棟。道内全域に及ぶ295万戸が停電し、高速道路や国道・道道など30区間が通行止めになりました。

 道庁では今年3月22日に「復旧・復興方針」を策定。住まい・くらしの速やかな再建、ライフラインやインフラの本格的復旧、地域産業の持続的な振興に取り組むとともに、大規模停電等に伴う影響への対応として「食と観光の早急な需要回復、大規模停電による産業被害への対応」を掲げています。

 昨年10月に設置された道庁の胆振東部地震災害復興支援室からは現在、胆振総合振興局に2名の職員を在勤させ、苫小牧にサテライトオフィスを設けて、被害者が大きかった安平町・厚真町・むかわ町と連携して復興に当たっています。

by shouichiro_sato | 2019-07-12 21:44 | 地方自治 | Comments(0)