2018年 10月 23日 ( 1 )

 

電波調査

 地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画について昨夜、4度目の住民説明会が秋田市で開かれました。心配されているレーダーが発する電磁波に関して、電波環境の調査は実際に電波を発せず、電波法の施行規則に基づく計算によって影響を確認すると説明。「実際にレーダーを使わず、机上の計算だけで影響が分かるのか」との声があり、出席者は納得しない様子だったと報じられています。

 これは、当然のことでしょう。日本のイージス・アショアに装備されるSSRレーダーは未だ完成しておらず、実射試験ができるものではありません。調査の説明会に先立って行われた電磁波の専門家、電磁界情報センター・大久保千代次所長は講話で「電波防護指針を満たせば安全」「指針に基づいて運用されるのであれば、大丈夫と理解するしかない」と述べましたが、強力な電磁波の影響を心配する住民には説得力がありませんでした。

 土質や測量の調査は配備の可能性を判断するためのものと言いながら、配備に向けた作業が着実に進んでいます。防衛省は配備の結論を出すのは(今年度の調査結果を踏まえて)来年度になってからとしているものの、そのタイミングは4月の統一地方選挙後か夏の参院選後と思われます。やはり佐竹知事や穂積秋田市長が、一刻も早く「新屋への配備には反対」と表明することが重要になってきました。

by shouichiro_sato | 2018-10-23 21:28 | 秋田県 | Comments(0)