県立美術館
2017年 07月 05日
世界的な建築家・安藤忠雄氏の設計による美術館は、藤田嗣治の大作「秋田の行事」を展示するとともに、建物そのものが文化的存在。その建物を改修するというのですから、相当な理由があるはずです。
特に1階にある県民ギャラリーはガラス面が多いだけに、各種の展示会には仮設設備の準備が大変。当初見込んだ利用者数が大幅に低下していることから、可動式の展示壁を設置するとともに、2階のサロンにある書架を移動式にして、展示にも使えるようにしたいとのこと。
同美術館は旧美術館の三角形をモチーフにしたデザイン、同規模の展示スペースを確保していますが、中途半端な建物になった感じは否めません。県議会では改修工事の内容を今一度精査し、利用しやすい施設にしてほしいと述べて予算案に賛成しましたが、「秋田の行事を旧美術館に戻したほうがいい」などと言われないようにしてほしいと、皮肉ってしまいました。
▲ by shouichiro_sato | 2017-07-05 22:24 | 秋田県議会 | Comments(0)