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2011年 07月 01日 ( 1 )

 

コメ先物取引

 農林水産省は1日、東京穀物商品取引所と関西商品取引所が申請していた、コメの先物取引の試験上場を認可しました。戸別所得補償制度の導入で「生産・流通に著しい影響を及ぼす」ことにはならないと判断したためですが、JAグループは反対しており「試験上場に参加しない」と決議しています。

 先物取引では「コメ価格の透明性が確保される」(鹿野・農水大臣)と同時に、農家や流通業者が価格変動のリスクを回避できるようにする狙いがあります。しかし、投機的な価格の乱高下が発生することも予想され、先行きは不透明です。

 試験期間は2年間。特に今年は、東日本大震災と大津波による農地の被害や、福島第一原発の事故による放射性物質の飛散など、農産物を巡る状況は厳しいだけに、市場はどのように反応するのか。JAが参加しない中で、「どの程度の現物を確保できるか」など、注目されます。

by shouichiro_sato | 2011-07-01 23:05 | 産業振興 | Comments(0)