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2009年 12月 21日 ( 1 )

 

全国土地改良事業団体連合会

 全国土地改良事業団体連合会の野中広務会長(元自民党幹事長)は、来年夏の参議院選挙比例区に自民党から出馬を予定していた同連合会の政治団体顧問(元・九州農政局長)の擁立を見直す意向を明らかにしました。

 民主党の小沢幹事長が、2010年度予算案に農林水産省が概算要求した土地改良事業費4889億円の半減を要望しているためで、「候補を出さない方向で予算確保を最優先する。1議席より、農民の生活が大切ということを踏まえてこれから決める」と記者団に述べています。自民党には「党に迷惑をかけることになるかもしれない」と、従来の参院選と対応が変わること伝えています。

 野中氏と小沢氏は共に自民党竹下派に属していましたが、小沢氏が離党。以来、真っ向から対立する立場にあったことは誰もが知っていること。どういう経緯で土地改良事業費の半減が決まったのかは分かりませんが、余りにも露骨な民主党の方針に野中氏も忸怩たるものがあることでしょう。

 それにしても、戸別所得補償の財源に向けるために「予算を半減」とは傍若無人な主張です。民主党は陳情の窓口を幹事長室に一本化し、そこで取りまとめて政府へ要望したはずなのに、土地改良事業費の減額を求めた陳情などなかったはず。もし、来夏の参院選に向けた小沢幹事長の仕掛けだとするならば、言語道断です。

 もっとも、先日の赤松農林水産大臣の「(生産調整に)ペナルティーを課すなら秋田県を戸別所得補償制度から外す」という発言や、今回の土地改良事業費の半減要望について、県選出の民主党国会議員は「誤解されている」と弁明に追われています。農業県秋田の代表として、党幹部の暴走?にしっかりと立ち向かってください。

 「選挙で応援するなら、言うことを聞くなら予算をつけましょう」という、政権交代で掲げた理念より、権力を振り回して相手をねじ伏せようとする姿勢が見え隠れしています。「政治主導」の姿勢も、いつの間にか特定の政治家主導に傾きつつあり、小沢幹事長の記者会見での応答も、自己中心的で傲慢かつ強引な政治家の印象を益々拡げています。


 《 追 伸 》

 たった5日間の降雪(大雪でした)と低温で屋根の雪が1m以上になり、午後から雪降ろしに専念しました。このところ正月までは雪の少ない年が続いていましたが、記憶をたどると、正月前に雪降ろしをする年はほとんどが「豪雪」になっており、これからが心配です。

by shouichiro_sato | 2009-12-21 23:25 | 国政・時事 | Comments(0)