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2009年 10月 29日 ( 1 )

 

代表質問

 鳩山首相の所信表明演説に対する各党の代表質問。野党になった自民党がどんな論戦を展開するのか注目していましたが、民主党の政権公約(マニフェスト)と財源、米軍普天間飛行場の移設、郵政人事における官僚の天下り、首相の偽装献金など、想定されたものばかりで、新鮮味を欠いていました。むしろ、丁寧に自分の言葉で答弁している鳩山首相の誠実な感じが目立った印象です。

 しかし、改めて鳩山首相の答弁を活字で確認してみると、質問者の時間を越える長い答弁時間を要しながらも、感情がこもった文学的?な表現の中に具体的な対策は示されておらず、「実際はどうなっていくのだろう」という不安を覚えました。

 「マニフェストは国民との契約だ」として、そこに掲げた政策の実行を至上命題にしている鳩山政権ですが、先の衆院選で圧勝した要因は、あらゆる分野で格差が拡大してきた自民党政権への不満が爆発したのであり、「マニフェスト」にある個々の政策には国民の意見も多種多様。地域や現場の声を無視して(数の力で)強行突破をするとなれば、国民生活はますます混乱してしまいます。

 「あなた方に言われることではない」「誰がこんな状況にしたのか」と自民党を挑発?した答弁に民主党の議員席からは大きな拍手が起こっていましたが、こうした姿勢のやり取りは政権交代直後だからできることで、これで終了。これからは民主党の政策実行力が問われてきます。

 来年度の予算編成を前に「無駄を排除する」として注目される事業仕分けでも、先週の21日に政府が決めた32人の国会議員による初会合が開かれたにもかかわらず、作業チームの人選について党(小沢幹事長)からクレームがつき、政府(官房長官)が謝るというオカシナ出来事もありました。

 懸案事項に対する閣僚の意見の相違についても「最後は私が決めます」と強調する場面が多かった鳩山首相ですが、実際には「小沢傀儡(かいらい)政権」のイメージが一層強くなってきたこの頃ですネ。

by shouichiro_sato | 2009-10-29 23:20 | 国政・時事 | Comments(1)