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2009年 10月 10日 ( 1 )

 

つや姫

 皆さん、「つや姫」は何処の国のお姫様かご存知ですか。

 つや姫は山形県と同県内の農協が全国区のブランド米にしようと取り組んでいる新品種で、来年秋の本格的なデビューを前に、きょう10日から山形県内のスーパーで先行販売されています。価格は2kgで1000円、同県の主力品種「はえぬき」に比べ80円安く設定されたとか。「どれだけ美味しいか楽しみです」という市民らが押しかけ、次々と買い求めていた―――と、お昼のNHKニュースは伝えていました。

 一方、北海道ではコシヒカリと肩を並べるほどの食味という「ゆめぴりか」の販売が、きょうから始まりました。ゆめぴりかは北海道でも最高級品質のコメを作ろうと道などが開発した新品種。炊いた時に粘りがあり、食感が軟らかいといった特徴があるとか。価格は2㎏で1220円。すでに道内3000ヘクタールで栽培されており、年内には首都圏でも販売されるとか。70袋が販売された札幌市内のスーパーではほどなく完売したようです。

 生食用コメの消費量は減っています。しかし、消費者の求める美味しいコメの開発は各地で進んでいました。今後は米粉や飼料用など、多用途のコメの品種改良が求められているだけに、「米の国秋田」も頑張らなければなりません。今年は「あきたこまち」が世に出て25年。その人気に頼っている中で、他県ではさらなる研究開発が進み、成果を挙げています。こうした仕事こそ県などの機関の役割ですから、農業県秋田の復活のためにも積極的に取り組んで生きたいものです。

 いつまでも「あきたこまち」の誕生秘話などを懐かしがっていては、他産地との競争に負けてしまいます。

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 (写真・山形県酒田市の「庄内米歴史資料館」前には、「つや姫」がありました)

by shouichiro_sato | 2009-10-10 20:02 | 産業振興 | Comments(0)