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2009年 07月 31日 ( 1 )

 

「ギャップフィラー」放送局

f0081443_206813.jpg 「ギャップフィラー」放送局とは初めて聞く言葉ですが、地上デジタル放送の難視聴地域に無線方式で電波を送信する小規模な放送局です。山頂に設置した受信設備と有線で接続されたギャプフィラー放送局から、1~2キロ四方をカバーする弱い電波を無線で発信し、各家庭ではアンテナで受信します。ワンセグ放送も視聴可能です。

 (写真・電柱に設置されたギャップフィラー放送局。先端のアンテナから電波を発信するため、一つの放送局とみなされます)

 羽後町の田代・仙道地区は山間部であるために、今までのテレビ受信は各集落ごとに共同アンテナを使用してきましたが、地上デジタル放送へ変わるのを機会に、572世帯が参加して羽後西部地区テレビ共同受信組合(組合長・佐藤藤男さん)を組織し、国と町の補助事業でギャプフィラー放送局の事業に取り組みました。総事業費は1億7000万円。北沢峠の山頂付近で秋田からの電波を受け、有線で地域内に設置した28ヶ所のギャプフィラー放送局に送信し、組合員全世帯での地デジ放送受信が可能になります。

f0081443_7432044.jpg 施設の整備は既に終了し、6月24日には東北総合通信局から東北で第1号となるギャプフィラー放送局の開局が許可され、現在は各家庭での専用アンテナ(UHF用)取り付け作業と試験放送が行われています。わが家でも先日、新しいアンテナが設置され、早速きれいな画面のテレビを見ています。(写真・雪にも強いボックス型アンテナ。組合の提案で製品化されたとか・・)

 山間部ゆえのハンディーはありましたが、(平野部からすると3~4年遅れで)ようやく携帯電話やインターネット、地デジ放送など、情報化社会の仲間入りを果たせた感じです。しかし、町内にはまだ不十分な集落もありますので、住む場所による情報格差が無いように、さらに方策を探っていきたいと思います。

 ・・・・・・・その点、衛星放送はいいですネ。

by shouichiro_sato | 2009-07-31 23:32 | 羽後町 | Comments(0)