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2008年 07月 31日 ( 1 )

 

危機的な状況

 気がついてみれば7月もきょうで終わり。先月の夏至の頃からすると日暮れも早くなった感じです。春からの気象は寒暖の激しいものでしたが、梅雨が明けた後からも、全国的には豪雨や突風、異常高温などの被害が頻発していて、「不安定な日々」が続いています。

 その天候に左右されやすい農業の現場では、追い討ちをかけるようにガソリンや軽油・灯油などの燃料、肥料、家畜の飼料などの価格が高騰して農家を圧迫しており、自給率の向上どころか、経営の持続すら厳しくなっている状況です。世界貿易機関(WTO)の交渉が決裂したために、日本農業にとって最悪の事態は回避されたというものの、市場開放を求める声は強くなるばかりで、政府も国内農業の一層の体質強化を進めていくとしながら、「国益を守るという名目で農業が犠牲になる」ことを容認している感じです。

 農畜産物価格の下落、担い手不足、耕作放棄地の増加・・・・・そして、低下するばかりの食糧自給率。自国で生産できるコメの作付けを制限するために膨大な予算を費やし、一方で外国からの輸入を促進した結果が、このような危機的状況になりました。これだけ苦しい現実にありながら、なぜに抗議行動や要請活動が盛り上がらないのでしょうか、不思議です。お隣・韓国で行われた、米国からの牛肉輸入再開に抗議する集会などからすると、日本国内でのこうした運動には今ひとつ緊迫感がありません。東京都内ではきょう、猛暑の中で全国から2000人を超える酪農家が集まって総決起大会を開きデモ行進をしていますが、農家の窮状がどれほど国(政治家)や乳業メーカー、国民の心に届いているのか、心配です。


 《 カメラスケッチ・「茄子と稲との関係は?」 》

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 秋田県の穀倉地帯・良質米の生産地である羽後町内の圃場では、稲の生育が順調です。有機質をふんだんに投入した土づくりに続いて、環境に優しい無人ヘリによる病害虫防除も始まり、一面が緑豊かな景色になってきました。あと一週間もすれば出穂期で、実りの秋も近づいてきます(写真・西馬音内のある水田では、茄子を刺した支柱が10m間隔でけい畔に並んでいました。一体、どんな効果があるのでしょうか?。・・・・不思議ですね)

by shouichiro_sato | 2008-07-31 23:54 | 国政・時事 | Comments(0)