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2008年 04月 22日 ( 1 )

 

二人目の副知事

 寺田知事は21日、県議会の各会派に二人目の副知事に県理事の佐藤文一氏(45歳・経済産業省から出向中)を提案することを内示しました。二人目の副知事案をめぐっては、昨年6月と12月の定例県議会で、単独過半数を占める最大会派の自民党が「財政難の時に二人の副知事は必要でない」として前知事公室長を起用する選任案に不同意。今年の2月定例会でも同様の理由から佐藤氏に不同意とすることを決めたため、当局が大野忠右エ門議長の斡旋を受けて議案を取り下げた経緯がありました。

 しかし今回は、事前に(県当局が)自民党サイドに打診するなどの根回し?をした事もあり、県政の喫緊の課題である「企業誘致による雇用の場の確保と産業振興」を集中的に担当する役割を明確にしたことで、同党県議団も全員一致で選任案に同意することになりました。来週28日に招集される臨時県議会で、二人目の副知事誕生が確実です。

 私は今回の自民党会派の判断を支持します。県庁内外の人材を活かして、閉塞感漂う秋田県を変えていかなければならないのですから、それぞれの英知を結集できる態勢を強化したいもの。寺田知事も昨日の定例記者会見で、「今までは、提案の仕方が未熟だったと反省している」と述べたように、県議会と力を合わせて努力していく謙虚な姿勢で(副知事人事に)臨んだことも、良かったと思います。ただ、自民党会派には同意する条件として「副知事給与の削減」を求める声もあるようですが、現段階でも厳しい県財政に配慮して15パーセントもカットしているのですから、ここは給与の額よりも新しい副知事のご活躍と成果に期待しましょう。

 佐藤氏は県民の関心と期待が高い中での就任です。いうまでもなく、副知事の任期は4年間であり、受諾する以上は任期いっぱいを秋田県に尽くす覚悟で臨むものと思います。万が一にも、「副知事にすることで一年間、出向を延期してもらった」という寺田知事の発言(2月県議会)通り、来年3月までの副知事だとすれば、「11ヶ月で企業誘致の成果を出せるのか」「何のための人事なのか」という批判もでてくるでしょう。臨時議会に臨む県議会各派は、その点についてしっかり確認しているのでしょうか。

by shouichiro_sato | 2008-04-22 21:46 | 秋田県 | Comments(1)