人気ブログランキング |

2008年 02月 05日 ( 1 )

 

中国製ギョーザ中毒事件

 中国製の冷凍ギョーザを食べて中毒被害がでている事件の真相は、まだ解明されていません。10月に製造された問題のギョーザやパッケージからは有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されており、今までの中国と日本の調査状況から推察するに、製造工程の途中で故意に混入された可能性も大きくなってきました。

 一歩間違えば人命に関わる事態だけに、製造元である天洋食品(中国河北省)から輸入されている全ての冷凍食品が自主回収されたり、その他の中国製食品も店頭から消えるなど、波紋は拡大しています。国内最大手スーパーのイオンでは独自ブランド商品の冷凍ギョーザについて、使っている野菜や肉など25種類の素材の産地と製造場所を表示しているようですから、この機会に国産の「安全・安心」を消費者に認識してもらおうという動きもでてきました。

 一方、今回の事件は日本の食料事情の実態について国民に知らせることにもなりました。2006年の食料自給率がカロリーベースで39%と、13年ぶりに40%を割り込んでいる中で、農水産物輸入額の2割を中国が占めていること。特に輸入野菜(加工も含む)では6割を超えているとか。外食産業が発達し、食生活の多様化が加工食品の急増を促しているとはいえ、安さを売り物にした大量消費(破棄される食料も多い)時代を支えているのが、外国からの輸入食品であることに驚いてしまいます。

 さらに今夜、福島県喜多方市で昨年11月に異臭がするとして回収されていたギョーザから、有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出されたとのニュースがありました。この冷凍ギョーザも天洋食品が6月に製造したとのこと。中国製品の信頼回復には相当な時間が必要のようですから、多少の手間とお金がかかっても国内産の農産物のご愛用をお願いします。

by shouichiro_sato | 2008-02-05 22:47 | 社会・話題 | Comments(0)