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2007年 07月 06日 ( 1 )

 

地域中小企業サポーター

 今朝の秋田魁新報に、地元企業にアドバイスしてその活動を支援する「地域中小企業サポーター」に選ばれた仙北市の佐藤和志さん(鶴の湯温泉社長・60歳)と、田口久義さん(田沢湖ふるさとふれあい協議会理事長・58歳)へのインタビュー記事が掲載されていました。(写真)f0081443_2243194.jpg

 佐藤さんは日本秘湯を守る会副会長として特色あふれる人気の温泉経営を実践。田口さんは農業体験の伴う修学旅行を受け入れているなど、お二人とも地域資源を活かした取り組みで平成15年に国土交通省の「観光カリスマ」に選ばれています。記事を読むと「秋田を元気にするポイント」がたくさん詰まっていますから、是非とも皆さんに(その一部を)紹介したいと思います。

 佐藤さんの話 「日本本来の姿や味、香りがあるような場所が必要だ。自然環境を手入れして、木造建築の良さを生かすなど都会にはないローカルなものを打ち出すことが大切。海外旅行などを経験してきた団塊の世代前後は、今は等身大の環境が一番くつろげるところと思っているはず。ごく普通の農村のたたずまいなどに興味をもっていると思う」 「木造にこだわり、昔からの湯治場の雰囲気を残したのが結果的によそにない温泉づくりにつながっている」 「今住んでいる空間がいいという認識が薄い。農村にある日本の原風景をさりげなく演出して維持していくべきだろう」

 田口さんの話 「生徒を農家に宿泊させるために、建築基準法や食品衛生法などの法律の壁を一つ一つクリアしたり、NPO法人の認証を取って活動していた」 「地元の人が誇りを持てるような郷土にならないと発展はない。そこに住んでいる人は地元の良さに気付きにくいだろうが、地域での再発見を商売につなげていくことが必要。自分の足元から見直せば、結果はついてくると思う」 「農村には日本の文化が根付いている。グリーンツーリズムは資源を生かし、来た人の心に訴える産業ができる」

 従来の「観光事業」からもう一歩前に進んで、「交流産業」とでもいえるような取り組みです。交通体系も整備されてきましたし、情報も瞬時に交換できる時代ですから、お客さんの求めるものにマッチできれば足を運んでもらえるのでしょう。そう考えると、自然あふれる環境と食や芸能などに豊かな文化を持つ「ふるさと秋田」は、資源の宝庫ですね。 

by shouichiro_sato | 2007-07-06 22:32 | 産業振興 | Comments(0)