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2006年 10月 27日 ( 1 )

 

「相田みつを」展を開催中

 「道はじぶんで つくる 道は自分で ひらく 人のつくったものは じぶんの道には ならない」

 「花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 根はみえねんだ なあ」

 「相田みつを」の心に響くことばを集めた展覧会(主催・秋田魁新報社)が、秋田駅に隣接する秋田拠点センター「アルヴェ」1階特設会場で、11月5日まで開催されています。独特な書体と独自の文章スタイルで有名な作品、プライベートな写真も多くあり、瞬く間に相田みつをの世界に引き込まれてしまいました。貧困時代やご家族、書き損じた(失礼)紙の山に埋もれている姿の写真、愛用の筆や墨、落款などもあり、興味をそそるものばかりです。

 さらに驚いたのは、会場の一角にあった新聞記事。相田が若いときに仏法を学んだ栃木県足利市の曹洞宗・高福寺の現住職、武井全補氏が秋田魁新報夕刊(文化欄)に寄せた文章の一節です。相田の生涯の師となる禅僧、武井哲応老師(故人)は明治43年(1910年)に秋田県羽後町の農家に生まれ、横手市大森町の寺で修行し15歳で得度。昭和16年に同寺の第17世住職になったとありました。相田みつをを語るときに必ず登場する人物、武井老師が郷土の出身者だったとは知りませんでした。(恥ずかしながら、勉強不足です)

 老師の教えから「いのち」の尊さを学び、ほのぼのとした人間愛、生きる勇気を私達にも与えてくれています。人間の自分を素直に表現し、読む人、見る人が納得してしまう作品の数々。会場を訪れた多くの人達も、無言でありながらも満足感あふれる表情をしていました。

 私はいつも内ポケットに、(町長時代に)公用車の運転手・工藤喜好さんから貰ったボールペンを入れていますが、それには、「つまづいたって いいじゃないか にんげん だもの」と書かれています。嬉しいことに、その本物の書も展示されておりました。

by shouichiro_sato | 2006-10-27 16:06 | 今日の出来事 | Comments(0)