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2006年 09月 06日 ( 1 )

 

TDK日本一「おめでとう」、そして「ありがとう」

 5日の午後8時43分。にかほ市のTDKが優勝を決めた瞬間、選手はグランドに飛びだし、三塁側を埋め尽くす8000人の大応援団からは、地響きのような雄叫びの大歓声があがりました。

 東京ドームで行われた「第77回都市対抗野球大会」決勝戦で、TDKが横須賀市の日産自動車を4-3で破り、初優勝。出場は3年ぶり9度目のTDKは、先月30日の1回戦で伯和ビクトリーズ(東広島市)と対戦し、2-0でチーム初勝利を挙げて勢いに乗り、2回戦はJR東海(名古屋市)、準々決勝ではホンダ(狭山市)、準決勝では日本通運(さいたま市)を撃破して決勝進出。ついに東北勢でも初の栄冠、社会人の「日本一」を手にしました。

 正直なところ私も、「初戦に勝てて良かった」程度の思いでしたが、JR東海に延長10回、3-2でサヨナラ勝ち。優勝候補のホンダ戦では控え投手が頑張って、5-2で快勝したことなど、どの試合でも監督の采配(選手起用)が的中していることから、「もしかしたら」と思いつつ、準決勝はインターネットの速報を見ていました(家ではCS放送が見れません)。実際、秋田のマスコミも、秋田放送のラジオが初戦を実況生中継しただけで、勝ち進んでもその後の特番はなし(こういう時こそ実況してほしかった)。地元の秋田魁新報の記事も高校野球からすると控え目な扱いでした。

 ところが、4日の準決勝。日本通運に先制されながら、主砲の逆転満塁ホームランで勝ち越して、最終回には中堅手の好返球で反撃を断ち、8-7で勝利した時には、私も家中に響く大声で「万歳、やったー」と叫んでしまいました。こうなれば黙っているわけにはいきません。何となく胸騒ぎがして、決勝でも勝てるような気がして寝付かれず、5日朝に決断しました。

 三塁側スタンドはTDK一色。社内の応援団幹部や助っ人の慶応大学のメンバー、華やかなチアガールと勇壮な4匹のなまはげのリードにあわせて、私も選手の職場や家族の皆さんと、黄色の団扇をもっての応援です。すぐ隣りには、TDKの本拠地であり、今までも都市対抗野球の応援に来ていた、合併前の仁賀保町長・巴徳雄さんも駆けつけておりました。先制されても逆転し、ホームランで追いつかれても突き放す攻防は、本県の野球史に残る展開。1点リードで迎えた9回裏は一球ごとに東京ドームがどよめき、最後の打球が右翼手のグラブに納まった瞬間は、涙が出てしまいました。優勝が決まって選手がスタンド前に整列した時には、巴さんも目頭を押さえておりました。市議会の日程を変更して上京した、横山忠長・にかほ市長、柳田弘・由利本荘市長とも「凄いもんだ。良かった、おめでとうございます」と力強い握手です。

 明るい話題の少なかった県内に大きな喜び、勇気と感動をプレゼントしてくれたTDKナイン、関係者の皆さんに心から感謝し、お祝い申し上げます。「おめでとう」、そして「ありがとう」。一日たった今でも、興奮の余韻が残っています。

by shouichiro_sato | 2006-09-06 22:43 | 今日の出来事 | Comments(0)