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2006年 08月 28日 ( 1 )

 

海上保安学校の練習船「みうら」が寄港

 秋田港・セリオン前の岸壁に昨日、海上保安学校の練習船である巡視船「みうら」(吉田輝明船長、3,167t、全長115m、幅14m)が寄港し、今日、午後2時30分から一般に公開されました。

 農村育ちの私は海や船にはまったく縁がなく、乗船経験があるのは北海道に旅行した時の青函連絡船とフェリーぐらいのもの。海上保安庁の船の中は見たことがありません。早速、行ってみました。

 「みうら」は6日間の航海実習の一環として秋田港に立ち寄ったもので、乗船している実習生50人は授業中。船内の教室で講義を受けておりました。私は操舵室や災害対策本部のスペースとなる情報分析機能を備えた会議室、医務室、食堂、風呂場、トイレなどを見学し、狭い環境の中で良くやるものだと感心することばかり。乗組員は船長以下35名。どの方も海上での厳しい業務を遂行しているとあって、頼もしいかぎり。映画やテレビドラマとなった「海猿」の現場にいるような錯覚さえ覚えます。

 テロへの対応、海上紛争の警備、不審船・工作船対策、海上犯罪・外国漁船の不法操業の取締りなど、海上保安の業務は多様化するばかり。周囲が海の島国・日本にあっては、いつも何処かで事件やトラブルが発生しており、彼らは極めて重要な任務を担っています。勿論、海難救助は一分一秒を争う体制で、高度な救助技術が必要ですから、その訓練は想像を絶するものだろうと思われます。そうした説明を受け、(窓越しでしたが)制服姿で背筋を伸ばし、机の上には制帽を揃えて教官の話を聞いている実習生諸君を見て、思わず「頑張ってください」と声をかけたくなりました。

 それからデッキに立って秋田港を見渡すと、ここは秋田はもとより、「日本の玄関」でもあるとの想いを強くしました。環日本海時代を切り開く拠点としての秋田にするため、恵まれた地理的条件を活かして物流・交流を伸ばしたいものだと思います。

 そうした気持ちで、帰り際に「セリオン」に寄ったところ、人影はなし。今日の夕方には実習生にも自由時間があり、街への外出も許可されるそうですが、目の前にある立派な施設は、チョッと寂しい雰囲気でした。

by shouichiro_sato | 2006-08-28 16:43 | 今日の出来事 | Comments(0)