たけのこ
2008年 12月 17日

「スーパーなどから国産を要望されたが、原料の調達が間に合わなかった」「生産者の写真をつけると、消費者に良い印象を与えることができる」・・・・、呆れてしまいました。
その後の調べで、愛知県一宮市の農産物製造卸会社「たけ乃子屋」は、5年前から熊本県の業者に産地偽装を指示し、使用している原料の99%が中国産であることも明らかになりました。偽りの写真も一昨年4月から116万袋余に使われており、ビックリです。
農林水産省は日本農林規格(JAS)法に基づいて、「不当表示」で是正を指示したとのことですが、「消費者をだまして利益を上げようとする行為」は詐欺そのものであり、食料加工品への信頼を失墜させた責任は大きいと思います。
コメや牛肉・豚肉・鶏肉、ウナギなどに止まらず、これだけあらゆる食べ物での食品偽装が続くと、「まだまだ他にもあるのではないか?」との疑いもでてきます。農水省のGメンには様々な内部告発などの情報提供があるとか。この際、農林水産物の加工に関わる経営者は、「儲ける為に、騙していないか」と、今一度、胸に手を当ててみてください。
by shouichiro_sato | 2008-12-17 23:37 | 社会・話題 | Comments(0)