秋田農村問題研究会
2008年 12月 06日
阿部さんは農業経営改善コンサルタントをしながら、県立大学の先生方や農業団体、農家の皆さんが参加している秋田農村問題研究会の代表幹事、NPO秋田菜の花ネットワーク理事などを務めています。

研究発表やパネル討議から見えてきたものは、「米価の大幅な下落が農家と農村の疲弊に拍車をかけている」「複合経営への取り組みを強化しなければならない」「それぞれの地域の状況に見合った農業振興策を検討するべきだ」など、今日の農業政策の見直しが必要なことでした。
例として紹介された横手市十文字(旧十文字町)中村集落では、米プラス花卉栽培の複合経営で、地域全体が活性化されているとのこと。阿部さんはそうした研究と指導・実践にも取り組んできただけに、秋田県農業の変遷に関する話題は尽きませんでした。
by shouichiro_sato | 2008-12-06 23:51 | 秋田県 | Comments(0)