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地域の特産

地域の特産_f0081443_1924255.jpg 今月初め、国の名勝に指定されている大仙市高梨の「池田氏庭園」を見学した時に、地元の皆さんが会場で販売していた地域の特産品を買ってきました。池田氏が経営する仙北市乳頭温泉の秘湯、黒湯温泉で茹でた「温泉卵」と、無臭大豆の「すずさやか」の旨みを練りこんだ細めの饂飩、「すずさやかめん」です。(写真)

 「すずさやか」は大仙市や秋田おばこ農協が奨励している大豆で、コメの生産調整に対応して作付面積も拡大しています。大豆は豆腐や納豆、味噌など原料になりますが、大豆特有の青くさみがなく、さわやかな甘味をもつ品種・すずさやかの特性を活かして製造されたのが、「すずさやかめん」。食べてみると、今までの饂飩にはなかった「新しいもっちり食感」があり、その上に喉ごしも良くて大満足でした。皆さんにもお薦めしたい逸品です。是非とも、ご賞味ください。

地域の特産_f0081443_19404739.jpg ところで22日(土)の夜には、由利本荘市東由利で「2008フランス鴨&ワインパーティー」が開かれ、県内で唯一生産されているフランス鴨の料理と、大森ワイン(横手市大森)やプラムワイン(由利本荘市岩城)を楽しんできました。

 フランス鴨を生産しているのは、東由利フランス鴨生産組合代表の金子拓雄さん。(写真・挨拶する金子さん) 当初は5人でスタートした組合も、今では金子さん一人が頑張っていて、今年が創立20周年。地元の皆さんが応援して開いてきたパーティーは15年目となり、会場の有鄰館(ゆうりんかん)には200人以上のお客さんが集いました。

 料理は全てフランス鴨を食材にしたもので、水餃子、ステーキ、燻製、ロースハム、たたきトウチソウス、ジャポネローストみそ味、マリネ菊の舞など12品。準備に協力したのは地元の黄桜温泉「湯楽里」のスタッフやボランテアの皆さん。さらには、金子さん宅からおコメを買っているという、テレビでお馴染みの八波一起さんも(2日前から)応援に駆けつけていて、大いに盛り上がりました。

 景気が低迷していて、消費者の財布の紐は固くなるばかりですが、秋田県はやっぱり農業県。豊富な農畜産物や水産物の付加価値を高めて、日本の、いや世界の消費者に喜んでいただける食材を届けるために、頑張っていきたいものです。

by shouichiro_sato | 2008-11-24 20:20 | 産業振興 | Comments(0)

 

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