地域の特産
2008年 11月 24日

「すずさやか」は大仙市や秋田おばこ農協が奨励している大豆で、コメの生産調整に対応して作付面積も拡大しています。大豆は豆腐や納豆、味噌など原料になりますが、大豆特有の青くさみがなく、さわやかな甘味をもつ品種・すずさやかの特性を活かして製造されたのが、「すずさやかめん」。食べてみると、今までの饂飩にはなかった「新しいもっちり食感」があり、その上に喉ごしも良くて大満足でした。皆さんにもお薦めしたい逸品です。是非とも、ご賞味ください。

フランス鴨を生産しているのは、東由利フランス鴨生産組合代表の金子拓雄さん。(写真・挨拶する金子さん) 当初は5人でスタートした組合も、今では金子さん一人が頑張っていて、今年が創立20周年。地元の皆さんが応援して開いてきたパーティーは15年目となり、会場の有鄰館(ゆうりんかん)には200人以上のお客さんが集いました。
料理は全てフランス鴨を食材にしたもので、水餃子、ステーキ、燻製、ロースハム、たたきトウチソウス、ジャポネローストみそ味、マリネ菊の舞など12品。準備に協力したのは地元の黄桜温泉「湯楽里」のスタッフやボランテアの皆さん。さらには、金子さん宅からおコメを買っているという、テレビでお馴染みの八波一起さんも(2日前から)応援に駆けつけていて、大いに盛り上がりました。
景気が低迷していて、消費者の財布の紐は固くなるばかりですが、秋田県はやっぱり農業県。豊富な農畜産物や水産物の付加価値を高めて、日本の、いや世界の消費者に喜んでいただける食材を届けるために、頑張っていきたいものです。
by shouichiro_sato | 2008-11-24 20:20 | 産業振興 | Comments(0)