農業功労者
2008年 11月 22日
佐藤さんは35歳の若さで羽後町嶋田新田土地改良区の設立の関わり、325戸の農家の期待を担って理事長に就任。中でも高尾田川の水害に苦しんでいた同地域の約40ヘクタールの土地基盤整備事業では、県営の湛水防除事業による排水機場を整備し、県内屈指の良質米生産地に育て上げました。そうした実績から、42歳から3期12年に亘り町議会議員として町政にも参画しています。
また新成農協の理事、さらには代表理事組合長を務め、農協合併により「うご農協」が平成10年に誕生してからは今年の6月までの10年間、組合長として東奔西走の活躍。特に秋田県を代表する良質米である「あきたこまち・天恵米」の玄米はJAうご産が大半です。通信販売などによる独自の売り込みやスイカ・オクラ・花卉等の園芸産地、肉牛や養豚の畜産振興、有機農業による土づくりなど、地域農業の振興に多大な貢献をされています。
祝う会には農家の皆さんや町関係者、友人など180人余が参加し、正蔵さんに感謝して歓談の輪を広げました。私も昭和56年に町議会議員に初当選以来、議会の先輩としてお世話になり、町長就任後には一緒に農業振興策に取り組むことが出来ましたので、感謝の気持でいっぱいです。今後ともご健康には留意され、さらなるご指導をいただきたいと思っております。
by shouichiro_sato | 2008-11-22 23:46 | 産業振興 | Comments(0)