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どうしたの?、麻生さん

 「百年に一度の重大事」として、景気対策にスピードをもって取り組む姿勢を鮮明にした麻生首相。「政局よりも政策だ」と主張した時には私も納得し、政策に期待したのですが、その後の言動にはガッカリしました。何故に緊急に必要だと思った追加の経済対策を予算化し、臨時国会に提案しないのですか。国民生活を守ろうとするならば、党利党略よりも、堂々と政策を実行し、国民の審判を仰いだらいいではありませんか。

 このままでは、歴代内閣の中で「何にも仕事ができない内閣」のレッテルを貼られてしまいます。何を恐れて躊躇しているのか、私には理解できません。「捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ」。今夜の民主党・小沢代表との会談でも、もっと突っ込んだ主張をしてほしかったと思います。

 このままでは、総額2兆円の定額給付金も役に立ちません。年末年始の資金繰りに苦悩している中小企業を支援する政策も、まったく時期外れになってしまいます。10月30日の記者会見で述べたことを、速急に実行してください。

 踏襲を「ふしゅう」と読み違える(たぶん読み違えでなく、もともとそう思っていたのでしょう)KY(漢字を読めない)総理などと揶揄されるようではいけません。頑張ってください、麻生さん。

by shouichiro_sato | 2008-11-17 22:42 | 国政・時事 | Comments(0)  

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