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情報公開

 秋田県は11月1日から、職員が公職などにある人から働き掛け(いわゆる「口利き」)を受けた際にその内容を記録し、公文書として保存することになりました。

 公務員の採用に絡む不正や公共工事の談合を防ぐ目的です。実際、秋田県でも昨年までは教員と職員採用試験の合否を、県議らの求めに応じて発表前に連絡していたことが明らかになっており、「不当な働き掛けを文書に残して透明化することで、口利きに一切応じない姿勢を明確にしたい」という県人事課の話を、31日の河北新報は伝えています。

 県の要綱によると、対象となるのは県職員OBや議員、市町村長、各種団体役員。これらの人たちから口頭や電話で公共事業の契約や発注、許認可、職員採用、人事などに関して働きかけを受けた場合は、日時や場所、相手、内容を記録票に記入し、上司の長に提出することになりました。ただし、公式な要望や資料請求、苦情や問い合わせは別。記録票は5年間保存し、情報公開請求があれば開示する・・・・・・とのことです。

 この制度の運用で、立場を利用して関わってきた人にはブレーキがかかることでしょうし、受け応えていた県職員にとっても、重荷がとれることでしょう。もっとも、県民がそうしたことを求めないようにするのが重要であることは、言うまでもありません。

 ところで、「口利きを記録に残す」ための要綱を発表したとニュースは伝えていましたから、すぐに県のホームページを開いてみました。しかし、「報道発表資料」や「新着情報」のコーナーには掲載されていません。県と県教育委員会が30日に発表し、2日後の11月1日から実施するのであれば、せめてホームページには内容を載せてほしかったと思います。

 検索するついでに「情報公開・交際費」の支出状況にアクセスすると、県の交際費は平成19年11月分までしか公開されていませんでした。パソコンの操作の間違いかと何度も試してみましたが、結果は同じです。これは一体、どうしたことでしょうか。昨年12月以降は公開を中止したのか、それとも担当者の怠慢か・・・・・・。理由を知りたいと思います。

 情報公開がさまざまな不正を防止する役目を果たすと期待しても、肝心のシステムがこのような状態ではどこまで効果があるのか・・・・・、心配です。

by shouichiro_sato | 2008-11-01 22:15 | 秋田県 | Comments(0)  

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