シクラメン
2008年 10月 26日
日暮れも早く、気持まで沈んでしまいそうな時に思い出したのが、先週に訪問した潟上市の園芸農家。ハウスには見事なシクラメンが咲いていました。これからの季節には欠かせない、人気の鉢花です。
県内の花卉栽培の歴史は新しく、切花も鉢物も、現在も第一線で頑張っている生産者の皆さんが、青年時代から取り組んできたもの。研鑽や努力の積み重ねが、品質もよく、中央市場からも評価される「秋田の花」になってきました。
土地利用型のコメや穀物類と違って、小面積でも生産拡大が可能な園芸作物。秋田の気候や環境を活かした品種と作型で、さらなる生産振興を図りたいものです。秋田県の農業生産額を伸ばしていくには、コメ偏重から脱却した幅広い取り組みが欠かせません。
by shouichiro_sato | 2008-10-26 21:18 | 産業振興 | Comments(0)