県フェンシング協会
2008年 10月 24日
それから50年。ゼロから始まった秋田のフェンシングは指導者や地域の関係者に支えられ、めざましい活躍を続けてきました。昭和36年、「秋田国体」のフェンシング競技が旧二ツ井町で開催された時は上位入賞は出来ませんでしたが、同44年の長崎国体で高校男子が、ついに初優勝。それからは国体優勝の常連チームとなり、7回の総合優勝も獲得しています。さらにはモントリオール、ソウル、バルセロナの各オリンピックに選手が出場したほか、本県スポーツ界に数々の栄光を築いてきました。
祝賀会では成田会長が、「国際舞台で活躍するアスリートを育てていきたい」と挨拶。今まで活躍してきた往年の名選手を囲んで、各競技団体から参加した私たちと、スポーツ振興を目指す熱い話に花が咲きました。

秋田県のフェンシングは、能代市、北秋田市、秋田市、横手市など、限られた地域にしか競技団体がないマイナーなスポーツです。しかし、北京オリンピックで太田雄貴選手が銀メダルを獲得するなど、国際的にも日本の競技力向上が注目されてきています。その背景には中・高校生のレベルアップがあり、県協会でも「多くの子どもたちにフェンシングを体験してもらい、さらなる普及に努めたい」と意欲を見せていました。
by shouichiro_sato | 2008-10-24 23:51 | スポーツ | Comments(0)