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世界女子ローラーホッケー選手権

 ホッケー競技はイギリスが発祥の地。馬に乗って杖でボールを運ぶポロという競技から発展し、広い芝生(今は人口芝が主流です)でステックを使って行われるのがグランドホッケー。同じスタイルでもスケートを履き氷上で行うのが、お馴染みのアイスホッケー。その室内版として縦が40m、横が20mのコートでローラースケートを使っているのが「ローラーホッケー」です。

 スピード感あふれる選手の動きやボールの行方。目にも留まらぬ弾丸のようなシュート。選手同士が激しくぶつかり合うことなどが魅力で、室内の格闘技?とも言われるローラーホッケーの世界大会が、きょうから由利本荘市の総合体育館で始まりました。国際ローラースポーツ連盟が主催する、「第9回世界女子ローラーホッケー選手権大会」です。2年に1回開かれる国際大会で、アジアでの開催は初めて。前回優勝のチリ、強豪のアルゼンチンやスペインなど、開催地の日本を含めて12カ国が参加しています。

 由利本荘市では2001年に、オリンピック競技以外のスポーツが一堂に集まった世界大会である「ワールドゲームズ」秋田大会で、ローラーホッケーを開催して大きな成果を挙げていました。それがきっかけとなり、日本連盟でも世界大会開催の機運が高まり、県ローラースポーツ連盟の初瀬武美会長が尽力した結果、県や市の協力を得て実現したもの。私も同じホッケー競技に関わるものとして、開会式に参加して日本チームの初戦を応援してきました。

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 (写真・赤いユニホームの日本、初戦の相手はフランスです。日本はスピードとパスワークに勝るフランスに11-1の大差で敗れたものの、気迫あふれる日本チームの大健闘に、会場は大いに盛り上がりました)

 大会は11日(土)まで。ただし、8日(水)は休養日。日本はあすの午後6時から予選リーグ第2試合で、ポルトガルと対戦します。9日以降は予選リーグの成績によるトーナメントと順位決定戦。入場は無料ですので、世界の強豪による素晴らしいゲームを是非ともご覧ください。

 試合日程などの詳しい問い合わせは大会事務局(℡ 0184-62-0277)まで。

by shouichiro_sato | 2008-10-05 21:33 | スポーツ | Comments(0)  

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