神岡南外花火大会

　今夜は「第２９回神岡南外花火大会」。大曲の花火に参加している秋田県内の４業者の内、㈱北日本花火興業と㈱和火屋の２社は大仙市神宮寺がホームグランド。その両者が打上げる神宮寺南外花火大会は、秋田の花火ファンにとって今年のシーズンを締めくくる大会です。

　プログラムにある副題は「仲秋の夜、嶽山を背景に夜空を彩る光と音の祭典」。好天に恵まれた今夜の雄物川河畔（中川原コミュニティー公園）には見事な名月が浮かび、４，５００発の花火が輝きました。

　特に、２社が担当した「ジャンボ超特大創造花火」と「超特大花火ファンタジアスペシャル」は見事でした。音楽と花火が調和し、「これでもか、これでもか・・・・」「まだまだ、まだまだ・・・・」と声がかかるほど、幅もワイドに、高さも自在に、会場いっぱいに拡がる鮮やかな色彩に、圧倒されてしまいました。

　地元の業者による花火大会だけにお客さんの反応もよく、人気の場内アナウンスで紹介されるプログラムやスポンサーに、地域の一体感が感じられ、素晴らしい大会です。

　澄み切った夜空に打ち止めの大雷が鳴り響くと、空気はスッカリ秋の気配。皆さん、満足した笑顔で家路につきました。


　《　カメラスケッチ・　コスモスが満開　》


　秋を感じる花といえば「コスモス」。この頃は朝夕が一段と涼しくなり、コスモスの色も鮮やかです。（写真・国道３９８号沿いにはコスモスが咲いています。羽後町払体で）