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バイオエタノール工場

 けさの秋田魁新報は、秋田のニュースが満載でした。今年4月に実施された全国学力テストの結果が公表され、公立校の都道府県別平均正答率で秋田県は、小学6年生が昨年に続き国語、算数の全4種類の問題でトップ。2年連続「全国一」のすばらしい結果となりました。義務教育における確実な指導が成果を挙げていると思われます。嬉しいですね。

 また、1871年(明治4年)の廃藩置県以来、未画定となっていた十和田湖の県境問題で、青森県十和田市の中野渡春雄市長と秋田県小坂町の川口博町長が、「青森6、秋田4」とする県境案で合意し、両県知事が立会人となって覚書に署名したニュースもありました。

 さらに紙面をめくると6ページの総合面に、「バイオエタノール製造 北秋田市にプラント」の見出しあり。秋田県で初めてとなるバイオエタノールを製造する実証プラントが、独立行政法人・森林総合研究所(茨城県つくば市)により今年度、北秋田市坊沢に建設されるというものです。実証事業では、山林から原料となる間伐材などを回収、破砕してチップに加工してプラントに搬入。燃料になるセルロースなどの成分を抽出、糖化・発酵させてアルコール成分を取り出した後、濃縮してバイオエタノールを製造するとのこと。
バイオエタノール工場_f0081443_20593442.jpg 実証事業と研究活動は東京大、早稲田大、秋田県立大と連携して行われます。本年度予算は7億2500万円。プラントは年間330日稼動し、製造目標はドラム缶625本分の年間125kl。1ℓ当りの製造コストは100円が目標。豊富な森林資源がある秋田県ですから、木材を原料としたバイオエタノールの製造には大いに期待したいものです。(写真・今夜のNHK秋田のニュースでも紹介されていました)

 他には、「本県の高齢化率が28.6%で過去最高を更新」「北海道・北東北3県知事サミット開催」「秋田県の7月の有効求人倍率は、0・49倍」「大潟村の認定農業者取り消し訴訟、原告の請求棄却」など、関心のあるニュースが目白押しでした。

by shouichiro_sato | 2008-08-30 21:27 | 秋田県 | Comments(0)  

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