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大潟村長選挙、高橋氏が初当選

 大潟村の村長選挙は24日に投開票が行われ、元村議で新人の高橋浩人氏(48歳)が初当選を果たしました。同村長選挙には現職の黒瀬喜多氏(63歳)と元大潟農協専務理事の小林肇氏(41歳)、それに高橋氏の3人が立候補し、20年ぶりとなる三つどもえの激戦が展開されましたが、村民は入植者二世に新しい村の舵取り役を託しました。

 「減反政策」をめぐって村を二分してきた大潟村。今回の選挙では小林氏が「世代交代」、黒瀬氏が「村内融和」を訴える中で、高橋氏は「農家所得の向上」を中心とする政策重視の選挙戦を展開しています。以前、高橋氏にお会いしたら、「15haを経営基盤とする大潟村でも経営の悪化で離農する人が増え、このままでは村の存在も危うくなる」と語っていましたから、村民の危機意識が高橋氏の政策や主張に期待したことでしょう。高橋氏は農業近代化ゼミナール活動の仲間でもあり、心から当選をお祝いするとともに、「元気な村づくりの実現」のため、大いに頑張っていただきたいと願っています。

 ところで、3候補の公約を見ると3人とも農業政策をトップに据えていました。「農家の所得向上を図るための新規作物の導入、営農支援センターの機能強化」「農産物の付加価値を高める加工場誘致」(小林氏)。「所得向上を目指す農家への支援体制の強化と販売支援体制の整備」(黒瀬氏)。「農協と連携し新農業戦略を策定し所得向上を図る」「八郎湖の水質改善と環境創造型農業の推進」(高橋氏)など、「所得向上」の言葉が並んでいます。それだけ、今日の農業経営が厳しくなっている証左であり、農業の再生は秋田県にとって喫緊の課題です。

 国民の食料の安全安心を支えるばかりでなく、環境の維持や文化を築く根底にある農林水産業は、これからも秋田県の基幹産業です。私も大潟村はもちろん、県内各地の地域特性を活かした農業の再生と農村の活性化に、皆さんと英知を結集したいと考えます。知事選に向けた政策検討のなかで、農業問題を最重点課題として取り上げたいと準備をしています。


 《 カメラスケッチ・ 実りの秋近し 》 

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 水田の稲穂も頭を垂れ、黄金色に染まってきました。米価が下落している中では、収穫の秋になっても元気が出てきませんが、生産者にとっては一年間の結晶です。今年の生育と作柄は「平年並み」で順調。稲刈までの間は台風の被害などがないよう、天候が崩れないように祈るばかりです。今年も豊作でありますように・・・・。(写真・羽後町西馬音内の郊外で)

by shouichiro_sato | 2008-08-27 22:43 | 産業振興 | Comments(0)  

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