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憲法9条を守る首長の会

 広島原爆記念日の前日、秋田県自治体首長と経験者が「秋田県憲法9条を守る自治体首長の会」を結成し、呼びかけ人を代表して元横手市長・千田謙蔵さんたちが県庁で記者会見。「会」結成までの経過と趣旨を発表しました。

 秋田県の首長経験者8人が呼びかけ人となり、県内の現・元首長に参加を呼びかけた結果、19名が賛同しました。そのうち氏名を公表したのは私を含めて13人で、他の方々はご本人の都合で公表を控えています。会は「政党政派をこえ、憲法9条を守るという点で」まとまった会ですので、会の趣旨にそぐわない行事や運動などに会として参加することはありませんが、市町村長経験者(現・元)への働きかけと、自治体関係者や広く県民へ「憲法9条を守る」アッピールを行います。

 もちろんこの会は、2004年6月に井上ひさしさん、大江健三郎さん、加藤周一さん、澤地久枝さん、三木睦子さんなど9名の著名人が発表した「9条の会アピール」に賛同するものです。


   ――― ア ピ ー ル (全文)―――

 秋田県民のみなさん
 自治体首長、元首長および自治体関係者のみなさん。
 
 私たちは、政党政派の違いをこえ、憲法9条を守るという一点で秋田県の「憲法9条を守る自治体首長の会」を結成しました。
 私たちは、自治体首長の使命は、憲法を生かし住民の福祉、くらしと平和を守ることだと考えております。秋田県全自治体が、憲法・第9条が定める住民の安全・安心および平和を守る一環として「非核自治体宣言」を採択したことを誇りとしております。

 ところがいま、日本国憲法を「改憲」する動きが強められております。その中心的な狙いは、憲法9条を改悪し自衛隊を「自衛軍」にして、再び「海外で戦争する国」にしようとするものです。
 この憲法9条の「改憲」こそ、戦後築き上げてきた市町村住民の安全・安心をおびやかす最たるものです。もし憲法9条の「改憲」を許せば、戦前の忌まわしい国家総動員法、徴兵制に道をひらき、現憲法が保障している諸権利が葬り去られ、地方自治体が戦前のような「戦争をめざす国」の下請け機関化されるおそれがあり、憂慮に耐えません。

 秋田県の34,000人(軍人、軍属のみ)を含め320万の日本国民の命を奪った太平洋戦争の痛恨の思いから、「二度と戦争はしない」という誓いが憲法9条であります。憲法9条を守るため全国で7000を超える「9条の会」がつくられ、秋田県でも地域や宗教者、農漁民、女性など40余の「会」が、さまざまな運動を進めております。こうした運動の結果、世論調査では憲法とりわけ9条を守れという声が過半数をこえ、自衛隊のイラク派遣も「違憲」だという判決が出されております。

 私たちは、憲法9条の理念を高くかかげ、それを生かすことこそ人類に課せられた使命だと考え、自治体関係者は勿論のこと、全県のみなさんにこの運動への参加を心から呼びかけるものです。

    2008年8月5日  秋田県憲法9条を守る自治体首長の会賛同者
 
 千田謙蔵(元横手市長) 石川錬治郎(元秋田市長) 畠山健次郎(元大館市長) 鈴木俊夫(湯沢市長) 西成辰雄(元十文字町長) 木村實(元小坂町長) 松橋久太郎(元森吉町長)
今井乙麿(元阿仁町長) 後藤茂司(元八森町長) 駿河谷五郎(元山本町長) 佐藤正一郎(元羽後町長) 近藤健一郎(元森吉町長) 小南三郎(元皆瀬村長)


 
 きょうは63回目の「終戦記念日」。私たちは、今日の平和な社会が尊い犠牲のうえに築かれてきたことを心に刻み、「二度と戦争は起こさない」という不戦の誓いを確認しあいましょう。

by shouichiro_sato | 2008-08-15 22:33 | 国政・時事 | Comments(0)  

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